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バーミンガムの人たちに送られた、タリック・ジャハーンさんからのメッセージ

タリック・ジャハーン

2011年8月イギリス暴動により治安悪化。バーミンガムで車に轢き逃げされた三人のムスリム男性の父親の一人が、リポーターに対して語った言葉。
死亡した彼の息子の名前はハルーン・ジャハーン。まだ21歳の若さだった。



私は自分の目で事件の現場を見たわけではありません。角を曲がったところに私はいました。その場所から、凄いスピードで車がやってくる音が聞こえたんです。それから何かがぶつかる音が聞こえて、人々が叫び声をあげていました。その騒動が起きている場所まで走ってゆき、倒れている男性を見つけました。その人は知らない人でした。

CPR(心肺蘇生法)を彼にあたえている時、誰かが私に声をかけ、息子さんが後ろにいますよ!と教えてくれたんです。息子は地面に寝転がっていました。そこですぐに息子を蘇生させたい一心で、胸に心肺蘇生法を行いました。 息子はコミュニティを守る為に努力し、そして殺されたんです。本当に良く出来た若者でした。息子を失うというきもちがどんなものなのか、言葉では説明することはできません。彼は一番若くて、何よりも大切な子供で、とても頼りにしていました。

私は政府を非難しませんし、警察も、誰も非難したりはしません。私はムスリムであり、神に与えられた運命と命の意味を信じています。だから、それがハルーンの運命であり使命であり、(それを果たした彼は)いなくなってしまった。願わくば、ハルーンの魂をアラーがお許しいただき、彼に恵みのあらんことを

バーミンガムの人たちに送られたメッセージ

今日、私がこの場所に立ち、皆さんにお話しているのは、若い人たちに心を鎮めてもらいたいからであり、私たちコミュニティの絆を強くすることにあります。これは人種の問題ではありません。今、私たちの家族には、(人種を超えた)様々な人たちから同情の声が届けられています。私は、息子を失ってしまいました。黒人もアジア人も白人も…皆が同じ場所に住んでいるんです。どうしてそれが、お互いに殺し合うことになるのでしょうか?どうしてそんなことをしているのでしょうか?もしも、あなたがご自身の息子さんを失っても構わないならば、(感情のままに)先に進んでみてください。 それが難しいなら心を鎮めてそれぞれの我が家へ帰りましょう。どうか、お願いします。


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