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孫正義

12歳の時に書いた詩。



君は、涙を流したことがあるかい。

「あなたは。」
「おまえは。」

涙とは、どんなに、たいせつなものかわかるかい。
それは、人間としての感情を、あらわすたいせつなものだ。

「涙。」

涙なんて、流したらはずかしいかい。
でも、みんなは、涙をながしたくてながしては、いないよ。

「じゅん白の、しんじゅ。」
それは、人間として、とうといものなのだ。
「とうとい者なんだよ」
それでも、君は、はずかしいのかい。

「苦しい時」
「かなしい時」
そして、「くやしい時」

君の涙は、自然と、あふれ出るものだろう。
それでも、君は、はづかしいのかい。
中には、とてもざんこくな、涙もあるのだよ。それは、

「原ばくにひげきの苦しみを、あびせられた時の涙」
「黒人差別の、いかりの涙」
「ソンミ村の、大ぎゃくさつ」

世界中の、人々は、今も、そして、未らいも、泣きつづけるだろう。
こんなひげきをうったえるためにも、涙はぜったいに欠かせないものだ。
それでも君は、はづかしいのかい。

「涙とは、とうといものだぞ。」


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