おさしづ

明治三十八年



明治三十八年三月五日
清水由松三十四才増野イネ十九才縁談御許しの願
さあ/\尋ねる事情/\、縁談一条事情一つ理尋ねる。さあ/\皆々心と言う、どうでも一つ事情と言う、理と言うであろう。まあ、こちらからもどちらからも、これ一つ理治まり、それ/\の中の理多き中の理、これからと言う。一つ/\尋ねる処、事情許そ/\。十分理運んでくれ。一時も早くと言う。さあ/\許し置こう許し置こう、さあ許し置こう。

明治三十八年三月十四日
増野正兵衞身上耳の悩み願
さあ/\尋ねる事情/\、身上一つ心の理一つ尋ねる。尋ねるには、皆々一つ事情、前々理諭し置くによって、一つよう聞き分けにゃ分からん。どういう事でこうなる、こうなると思う処、尋ねる。一つ事情鮮やか諭し置こう。心に皆々ほんにそうである、と心に定め、一つ定めてくれ。身上なあ、と思う。身上、これからという心持ってくれにゃならん。身上に不足なりて、楽しみありゃせん。楽しみは、心に屈託無いが楽しみ、心になあ速やかゞ楽しと言う。事情諭するによりて、皆々中の一つ理、皆々寄り合うた中の一つ理、日々勤めて居る。見分け聞き分けてくれにゃ、分からん/\。善い事するは当たり前である/\。又々一つ、一寸心よう聞き分けてくれ聞き分けてくれ。一人でいかん、二人でいかん、三人一つ理立ち寄りて、さあさあ一つ心を休めるが十分の理、と諭し置こう。

押して、屈託するようの時は、二三名相談して行なう事でありますや
さあ/\心に一つ理思い、さあ/\皆々一つ話を談じ、一人でいかん、二人でいかん、三名と言う。一つ鮮やかの理、日々通りてくれるように、と諭し置こう。

明治三十八年四月十八日
船場部内横一出張所敷地建家名義切り換え願
さあ/\/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は、皆々心の中大変の理であろう。なれども、これ一つ事情聞き分け。心に安心の理、さあ/\今一時という、どういうものであろう、こういうものであろう、と、心皆々の理思う。なれども、元という一つ事情という、一時処、どうしてやろう、こうしてやろう、一つ道の理ある。心に寄り合うた中の理と言う。皆々の心の一つ、待つ一つの理の事情、願通り/\許そ許そ、さあ許し置こう。

明治三十八年四月二十五日
山田作治郎妻とめ三十八才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は、余儀無く事情であろ。さあ/\一人の者は、どうも一つ分からんように成ったる。これはどういう事であろうと思う、そら思うやない。この一つ間違いというものは、成ろと言うて成らるものやない。成ろまいと言うて成る。これよう聞き分けにゃならん。さあ、前々よりも長らくでありて、もう道というは、長らえてもう十分と思う処より通りたるもの。これどうしてこうしてと思うて、これまで道通り来たる中、一時半端で、一つ失うたであろ。後一つであろ。もう十分なら、何も思う事あろうまい。なれど、身上に分からんようになるは、よう聞き分けにゃならん。心の理が煩うて居るから煩う。どうしょうこうしょう、とは行こまい。皆んな聞き分けて、心の大切々々分かり難ない。身上案じる事あろ。身上案じるばかりやない。気が案じる。それではならん。あらこう、あらどう、逆らわずして居れば、遂に治まる程に。案じる事要らん。

明治三十八年五月十一日
本席身上御障りにて声出ずに付願
さあ/\なあ、尋ねる/\。何から尋ねる。どういう処から尋ねる。さあ身上いかな事情と言う。どうも一日の日も勤まらんという道理になる。いかな事であろう、一つ尋ねる。皆々出てる者ある。又帰る者もある。なれど、一日の日そこえ/\に人が揃うたら、話せにゃならん事つかえてある。どういう事諭すなら、よう聞き分け。年来に聞きたる事も、一時の処になったる。又筆に取ったる処にも、知らし置いたる事もある。又、時々順序にも理を諭したる。よう聞き分け。さあ/\これ皆席の声が止まる。声が出ん。話そうにも話せん。なれど、こうと言えば自由自在見せてある。何かの事も、皆々心に思案あっても、纏まる事無いからどうもならん。その日になってから、取り返やしが出来ん。一日の日に順席の理取り返やし出来ん。そういう事ありてはなろうまい。こういう事しょうと言うて、成るものやない。又、しょうまいと言うても、成って来ればどうもならん。国の一つ事情も、道の事情も同じ理。一日の日を以て尋ねた順序の理のさしづ、こういう事あったと、皆々心に十分含んでくれ。皆何でも彼でもという心あっても、どれだけしても、理が無くばどうもならん。一日の日がある。越し難くい。飲むに飲まれん。行き付かにゃならんで。これよう思やん定めて、一つの心に治めてくれ。聞いて心に治まってなくば、一日の日が通り難くい。又一つ、何から何まで皆々談じ、皆々心に、どれがよかろう、これがよかろうと、一つ理を治めば、何も言う事無い。神の道望み、神直ぐ一つの道に、横道通るからどうもならん。さあ身に障りあろうが、一日の日も厭わず、席勤めさすが道の理。言葉下だすは容易やない。年を繰って一つ理を改めてみよ。七十余の者、思うよう出来るか出来んか。この理聞き分けにゃならん。さあ一日の日も無駄な話聞かさんよう。たゞ楽しみ一つ理を聞かさにゃならんが、一つの理であろう。

しばらくして
さあ/\もう一声々々、さあ/\まあこれ皆々、何人あれども、あちらこちら、今日の日揃うまい/\。しんばしらが聞きて、一つ理こうと言うはこう。帰らん者あれど、決まってこうと言えば、何人寄るも同じ事、事情時々追々諭すから、よう聞き分けて、こうしたと決まったら、横へ寄ろにも寄られん。横へ歪んだ事、一つも出来ん。歪めば、歪んで了うで。これだけ諭し置こう。

明治三十八年五月十六日
過日のおさしづより一同相談致しまして、教長へも申し上げ、そのおさしづの中に横道という事に於て一方へ御運び致しましたが、その外に相談足りませぬ処ありてはなりませぬから、尚横道という処をおさしづ下され度く願
さあ/\尋ねる事情/\、前々事情、一つの心得の事情から、一つ分からんという事情、尋ね返やせば一つ理を諭そ。よく聞き分け。この道というは、一つ理という。皆んな一つの理である。一つの理というは一つの心、一つの心ならこそ、これまでの道という。これから先はなか/\の道、容易ならん道である。容易ならんと言えば、どうなろうと思う。よっく聞き分けにゃならんで。これまで外の事にて、あちらこちら取り混ぜのようになったる。それを横道と言うのやで。これまで通り来たる年限数えてみよ。取り決まってから計りてみよ。皆んなこれまでしっかり、これでよかろ/\というは道の理。それからこちらへ年限数えてみよ。これまで何もならん事してるからならん。もうであろうか、もうであろうか、三年五年と、何ぼ待っても成らん。それは言うまで。それを力にしては、横道と言うで。神の道は直ぐ。一つの道は神の道。これまで通りた事は、取り返やしは出けやせん。神が案じてやるわい。皆一手一つの心なら、一手の守護するわい。成らん処救けてやるは神、をやであるわい。これ聞き分け。

明治三十八年六月六日(陰暦五月四日)
永尾たつゑ十八才深谷金次郎二十四才縁談事情願
さあ/\/\尋ねる事情/\、縁談一つ事情一条、一つ理尋ねる。尋ねるから一つ事情諭し置こう。さあ/\縁談一つ事情不思議な処一つ理、さあ/\まあ一時どうしてこうして、一つどう、一つ事情にては一時事情、こうして渡す事難し。なれども、宝でも差し上げましょう/\。一つ事情一つ理一つ心残し置いたる。これでこそと、さあ/\事情一つ事情容易である。さあ心と心、互い/\それ/\心と心の理なれば、一つ理とも皆々のさしづにもしてある。大略事情済んで、一つどうしてこうして事情安心なる。一つ理どうしてこうして心の理であろう。一つ事情皆々中、それ/\という。又、事情跡目一つ理こうしてという、一つ真を運んで、事情あれど、こそ/\と言えば、一つ理急く事要らん。一年半二年、あれでこそ、あれでこそと言うは、十分の理とも言う。これだけ一寸話して置こう。

明治三十八年六月二十七日
山沢為造居宅建築に付、地所前のおさしづにより東北の方仰せ下され、よって願
さあ/\尋ねる処/\、さあ建家住家々々々々、建家住家一つ事情、さあ/\前々事情さしづ、東北随分北寄り、一寸諭したる。それ/\見比べ、こうという事情、よく一つ事情考えて、さしづ通りにすれば、間違いはありゃせん。さあ/\事情願通り/\、事情許し置こう/\。住家建家は待ち兼ねて居るわい。

桁行四間半梁行三間半両庇東へ下ろし一間半に四間半桁行四間半に梁行三間半東へ庇両便所二箇所井戸一箇所西北へ古家東北の方へ建てる事願
さあ/\尋ねる処/\、さあ/\どれだけどうしてやれ、これだけこうしてやれと、さしづはせん/\。それ/\の取扱いもの、談じてやってくれ/\。心だけ受け取る/\。

明治三十八年七月四日
増井とみゑ身上障り願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一条事情一つ、一寸余儀無き事であろう。長らえて/\の日を待って/\、十分日を待つであろう。もうであろうか/\と、日々に心事情という。さあ一つ理尋ねるであろう。尋ねるから、又順序理を諭し置こう。ようこれ聞き分けにゃ分からん。道の上心だけ運ぶ尽す一つ理長らえての年限、心にどうこう掛かる。それは人間心であろう。長らえて/\有る無い心という。どうこう又年限の内という、一つ理という。又他に一つ事情聞き分けにゃ分からん。年限という理容易やない。年限という、年限を通りて今日の日にいかなる事と思う。一時どう成るこう成る。これよう聞き分けにゃならん。さあ救けにゃならんが神、救からにゃならんが精神。そこで、よう考えてみよ。さあ日々世界の処事情いろいろ、これ一つ心に持って、よう聞き分けにゃ分からん。何たる事も思うやない。ただ一日の日一日の心理治め。心という、よう聞き分けにゃならん。これだけの事情諭し置こう。案じる事要らん、案じた分にゃならん。これ一寸諭し置こう。

押して、分教会に掛かりし事か、本人身上に掛かりし事でありますかと願
さあ尋ねる処/\、まあ事情という、身に掛かる。何でこう成る、一時成らんという一つ理掛かりあろう。何でこう成る。どういう事違う。道の上に一時、元は一つ理、長らえての事情、事情の理、道の上成る成らんの一つ理、一時の理にて迫る。発散させん。これよう聞き分けにゃ分からん。道の上の理に障りと思うやない。これ何よの心いつ/\まで親に凭れては、精神の理治まらせん。一度聞きたら将来の理、これ神というものは見通し、難儀さそうという親が有るか無いか、よう聞き分け。しっかり聞き分けたら、何よの事も鮮やかというものである。

明治三十八年九月四日
教祖二十年祭に付、おかぐら道具御面一切、船場分教会より献納願い出に付願
さあ/\/\尋ねる事情/\、もう殆んど日柄無い/\。さあまあ一つこれから心十分の処十分心、さあ/\願通り/\許し置こう/\。まあこれから一つ一寸諭し置かんならん事もある。まあ一つ事情、何たる事と思うやろう。思うやない。年限の内、月も日も定めて置いた。不思議の台にせんならん。そこでどう思やんをしても、一つ分からん。又どういう事と言うたら、もう年明けりゃ二十年祭、と、皆々の心も無けにゃならん中に、いかなる事も心に治めて置かにゃならん。たゞ一時どうこうではならん。又一寸言うて置く。そこで年明けたら二十年祭、年限から見れば事情なれど、どうしてくれこうしてくれ、言わん。これ一寸言うて置く。皆々の心、これからどういう事もこういう事も、皆々の心にある。年限遅れる事情、どうでも早くと言うたて、行かせんで/\。

これまでのおかぐら道具御面修繕願(修繕を為し常に用うる事の願)
さあ/\それはどうでも日々一つ事情一つ理、こうどう思やんもあるで/\あろう。十分そこい/\委せ置くによって、心置き無うするがよい/\。

明治三十八年十月十四日
西支教会高田邦三郎這回閉店家事改革の儀に付おさしづ願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は一つ事情、さあ/\思い日々余儀無く一つ事情、どういう事であったろうと思う。日々の心一つ事情願えば、一つ事情諭するによって、よく聞き分けにゃ分からん。これまであっちこっち一つ道、道に一つ事情諭さにゃならん。さあ人間一つ事情人間の心に治め、将来の宝と言う。これ皆かりもの/\。人間一つ事情というは、生まれ更わり一つ、いんねん一つ事情、成ると思うて成らん、成らんと思うて成るがいんねん。この理一つ心に治め。将来心に定めるなら、長く一つ事情、楽しみ一つの事情と諭し置こう。

明治三十八年十一月二十九日
上田楢太郎二十三才梅谷とみゑ十九才結婚願
さあ/\縁談一条、一つ理を尋ねる。縁談という一つ事情、さあ中々の中に一つそれ/\中とも言う。これでよかろ/\と、皆々心一つ事情、よく聞き分けにゃ分からん。縁談にして、こうという一つ思う処、さしづにこうと一つ思う処、道の理治まり無くばならん。そこで、一つこうと思う。よく/\良いと言う。十分の理。縁談にさしづ長いと思うは、又外々の事情、又々理。内は未だ一つ事情未だ/\の事情、そこで一つ事情、内々には、こうと一つあれもこれも定まりてない。皆々の心の理から以て、一つ理無くばならん。縁談一つ、中の中治まれば一つ理。中にこうという、さあ/\これでという事情思うは日々の事情、皆々惣々の理と、こうしてやってくれにゃならん。そこで、縁談一つの理も添って来る。この順序の理運んで一つ理という。

押して、ちゃんと運んで治める処願
さあ/\治まりという、治まる中に、よく前々に十分運んでくれにゃならん。皆々内々の中第一の中、今の処年はそこい/\の理、又これからこう、どれからどう、一時は道の理こうと思う。十分の理心に溶け難くい。心は未だ/\談じ合ってくれにゃならん。つい/\の日から遅れる/\。一寸話して置こう。さあしんばしらも道に立ち寄っての理、未だ/\どうこうという。又一つ事情、中の中早く治めねば道の理が遅れる。後の理を十分治めて尋ねるがよい、との事と、諭して置こう。

明治三十八年十一月二十九日
治道支教会長矢追楢蔵三十七才三浦よし二十七才結婚の願
さあ/\尋ねる事情/\、縁談一条一つ理尋ねる。遠いと思う。遠い理に近い理、一つ事情縁談一条の理、一つ心寄せるなれど、遠い所でも近い、結んでこうという事情、心と心運んで来る一つ理、急いで運ぶがよかろう。さあ/\許そ/\、許し置こう。

明治三十八年十二月四日
本席後台所にて増野正兵衞の持参せし教祖二十年祭場の絵図面に付、教長、梅谷四郎兵衞、増野正兵衞、山中彦七、飯降政甚等居合わせし者種々協議の折俄かのおさしづ(時は午前十時半)
今度は、内々は皆大きな心に成れ。何が無うなっても構わん。大きな心に成ってくれ。この事を、待って/\待ち兼ねて居た。後は大きな事に成る。何も心に掛ける事要らん。皆々心配せい/\。心配は楽しみの種、一粒万倍という事は、もう疾うから諭し置いたる程に。

明治三十八年十二月十一日
教祖二十年祭は明年陰暦正月二十五日翌日大祭執行願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は、皆々心寄った一つの話、皆々一つ事情、それはその通りに、願通り/\許し置こう/\。

本部大裏北の川より北へ南向きにて二十間四方の祭場、三間に四間の仮祭壇建築願
さあ/\まあ/\一寸は大層のようなもの。もう程無うこれ追々殆んど日が近づいて来た。皆々心掛かりであろう/\。なれど、又一つ二十年祭というは、一寸容易で出来たんやあろうまい。年限を数えてみよ。皆々楽しんでやってくれ。皆々談示一つの理皆治まれば、何か順序の理に、皆委せ置こう/\。

二十年祭には、参拝人一般へ御神酒及び餅御供与える事願
さあ/\まあ/\心だけ/\は十分に、心だけは十分に与えてくれ/\。あたゑは十分の心、皆々心それ/\戻るで/\。多くの人戻るから、満足より国の土産は無い程に。その心持って、日々の処通りてくれ。あちらどう、こちらどう、なか/\人で/\人でならん程、人が出る程に。年限まあ経って前年十年祭という、年明けたら二十年祭という。世界の理と打ち合わしたら、皆々疾うから、言わず語らず心にあるやろう。よう聞き分け。追々道開く程に。付ける程に。国々では、どうやこうやと不足たら/\。その難しい処から、今に道を付けて見せるで。皆勇んでくれ/\。追々始まる。すっきり八方へ映してある。どんな事聞いたとて、おめ恐れは無い程に。

信徒一般一戸毎に白米一合宛与える事願
さあ/\尋ねる事情/\、もう些かなもので、どうこうと満足々々と言うて、一時に運び難ない。皆々こうと一つの心に治まりたら委せ置こう、と言うたる。

大字三島へ一戸に付一人ずつ陰暦二十日に招待する願
さあ/\尋ねる事情/\、これも一寸心だけは、してやらにゃならん。心だけ許し置こう。

教祖二十年祭各直轄分教会に於ても陰暦二月中にその定日を選びて教会長の裁可を仰ぎ執行願
さあ/\尋ねる事情/\、もう何から何まで、一時の事なら早々であろう。どうしたらこうしたらと、一時纏まりた理は、許そと言うたる。一時順序十分の理立ったる。皆々心の理が第一。一時の処、もう十分の道付けたるによって、しっかり聞き分け。何かの処、万事の理は、一つに許し置こう。

明治三十八年十二月三十一日
上田楢太郎梅谷とみゑ結婚に付、順々運んで尋ね出よとの事に付、内々の処も運び為し御許し願
さあ/\尋ねる事情/\、前一時事情尋ねる理一つ事情、さあ/\いかなる事情いかなる事情、縁談一条、これまで事情縁談一条の理、急いて一つ理無い。待って一つ事情、縁談一つ事情余程事情、これ一つ又候話一つ。急いて急かん。又一つ、急いたて行かん。一寸事情は抑えて置く。

 


<補遺>

明治三十八年三月三十日
乾キシ三十一才身上願
さあ/\/\尋ねる事情/\、身上一つ事情、さあ/\一時さあ/\ならん/\、一時どんならん事情日々の処、さあ/\尋ねる事情一つ理、どういう事を諭する。身上には何もこれまでの処夫婦の中の理十分の理一つこれまで。又多くの中とも言うであろう。身上にどういう事あろうこういう事あろう。何でもどうでもと思う処、言うまでの理。これ事情よく聞き分けにゃ分からん。さあ/\何でも彼でも救からにゃならん救けにゃならんが、一つ理。中に一つどうも一時という、身上々々は迫り/\迫り切ったる事情、何とも一つ諭しようが無い。なれど、一つ事情これまでの処、思い/\の日通り来たる。言うに言えん、諭すに諭せん理ある。又々事情ただ一つ心思やんをして、何でもこれから一つ理取り直し、よう理聞き分け。教理の中順序の中諭する中に籠もりある。これよく聞き分けてくれ。皆々心はすっきりと成っても成らいでも一つ、どうでもこうでもという心を定め。一時の処という、一つ事情ならん/\。大層々々。そこでよく事情聞き分けてくれ。これ何たる事という心持たず、皆々それ/\の心を十分繋ぎ合うてくれるよう。

押して、役員の内も十分精神を定めさして頂きますと
さあ/\尋ね返やす処/\、重ね/\の事情、どうでもこうでも、一時と言えば、どうでもこうでも、何とも分かり難ない。この事情よく聞き分け。どんな事もこんな事も世上にある。世上の理諭するであろう。めん/\も諭する理ある。めん/\もなあという精神を定めでくれるよう。

明治三十八年四月十六日
越智久八三十八才花房きよ二十九才結婚願(高知部内愛豫支教会長)
さあ/\尋ねる事情/\、縁談一条事情理尋ねる。さあ/\前々事情一つ理余儀無くと言うであろう。又後一つ理、こうという一つ理皆々中の理、一つ心寄り合うて一つ事情、皆々心の理に一つ理治まれば、又内々理も治まるであろう。事情一つ理願通り/\許そ/\、さあ許し置こう。

明治三十八年五月三日
中西殷三十七才身上願(敷島分教会理事兼紀陽支教会長)
さあ/\尋ねる事情/\、身上という一つ理を尋ねる。尋ねるからは、いかな心もよく聞き分けて、よう思やんせにゃならん。どういう思やんせにゃならんかと思う。思やんというは、もう身上鮮やかならんと言う。しいかり聞き分け/\。この道というは、容易やなかったやろ/\。年限数えば、余程の年限。これまで何でもと言うて運んで今日の日、どうでもこうでもという。どうでも行かんこうでも行かん。心一つ聞き分け。たゞ一つの理を諭しよ。よう聞き分け。中の中というものは、皆持ち合い/\、安定行けば皆のもの、悪く行けば皆のもの。この一つ理この一つ心。中というは、何処も皆同じ事。一つ善くば皆善い、一つ悪けりゃ皆悪い。身の内と事情と、皆留まった理。又一つ、知りながら鮮やか行かんから、そう身上不足ありてたんのう出けやせん。これだけこうして居る、これだけどうして居る。ならん中たんのうする理。この道というは、一代と思たら頼り無い。この道は末代の理である。よく聞き分け。身上不足たんのう勤めてくれにゃならん。たんのうは前生いんねんのさんげえである程に。しいかり心定めて、これからという精神持ってくれるよう。

押して、分教会一方へ寄せて勤めましたら宜し御座りますかと願
さあ/\尋ねる事情/\、どうしたらよかろこうしたらよかろ、この順序、それはどうしたらよかろと尋ね返やす。そらどうしたらよかろこうしたらよかろ、とは言わん/\。身はかりもの。こうしたらと、身上理と試してみたらよい。よう聞き分けてくれ。

明治三十八年九月七日
鈴木半次郎長男平作二十才鈴木三吉長女つる十九才結婚願(水口部内嶽東支教会長鈴木半次郎、同教会役員鈴木三吉)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ縁談一条一つ事情理尋ねる。尋ねるには、皆々それそれどうでもこうでも、この一日の日の願う一つ理将来。将来と言えば、理末代の理とも言うで。一つ尋ねる事情、将来の心の理が治まれば、何時なりと許そ/\、さあ許し置こう。

明治三十八年十月二十二日
吉成森蔵五十二才身上願
さあ/\/\尋ねる事情/\、身上一条、さあ一つ事情理尋ねる。一時どうという事は無い。なれど、事情余程の事情、将来の心楽しみの心の事情諭し置くによって、十分理よう聞き分けにゃ分からんで。さあ/\長らえての間、道のため、よう/\の日という。楽しみ一つの中であろう。身上に一つ掛かりて、いかなる事情である。日々の理一つ心を取り直し、身上に不足成程と一つ理である。又暫くと言う。成っても成らいでもという心あればこそ、今日まで通り来た道という。身上に掛かり、どうこう何年経ちても同じ事。よう思やんせい。将来末代の理。人間一代と言うからいろ/\の心の理もある。将来末代の理に結び込んである。決して尽し損にならん程に/\。この理よく聞かしてくれるよう。

明治三十八年十月二十二日
松本伊之助五十五才身上願(兵神分教会役員)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一つ事情尋ねる。事情いかな事であろうかと思う処、日々これはどういう事であろうと思い/\、日は経ってあろ、と日々心であろ。よう聞き分け。事情諭し置こう。よく聞き分けにゃ分かり難ないで。よう思やんしてみよ。めん/\身上で自由ならんと言う。これは日々諭す中の理であろ。これ聞き分け。一時どうではない。なれど大層。よう聞き分けて、こんな事と更々思うやない。前々より長の道すがら尽した理は失おうにも失わらせん。これこんな事では人が何と思うやろ。そこでよう聞き分けて、事情治めてくれ。尽した理は、取ろにも取らゝせん。剥がそにも剥がさらせん。よう聞き分け。こんな事人がなあというは、更に持たず。尽した理は将来末代の理。これ順序聞き分け。身上こんな事ではなあという心持たず、よう聞き分けて、これだけ一つ治めてくれるようと、諭し置こう。

明治三十八年十月二十九日
岡本久三郎妻ならゑ四十八才身上願(奈良支教会役員妻)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という一つ事情尋ねる。尋ねるにはなか/\一つもうであろうか、もうよかろうか/\と思い/\、日が経って、ならん処から順序追うて尋ねるのやろ。よう聞き分けて、諭してやってくれ。何でなると些か心に持たんよう、思わぬよう。この道というは、なか/\の道通りあろ。これは十分受け取ってある。よう聞き分け。人間というは一代切りと思てはならん。事情末代の理。尽した理はいつになっても治まる程に。未だ/\というは日々であろ。中に身上不足なりて、こんな事と思う、思う心些か持たず。成ろうと言うて成るものやない。成ろうまいと思うても成って来る。この理聞き分けて、今までゝあったらどうなる。取りよ。この理聞き分け。十分尽した理は、将来末代の理に治まりて、結構と一つ分かりてみよ。事情諭し置かにゃならん。こんな事と更に持つやない。この理聞き分けてくれ。

明治三十八年十一月六日
渡辺福松四十三才身上願(山名部内福島支教会理事飯坂出張所担任)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という一つ事情尋ねる事情、さあ/\まあ一寸した事ならば、そのまゝなれど、どうしてもいかん、どうしてもなあ、こうしてもなあ思うから、尋ねる。尋ねるからは、一つ諭し置こう。よっく聞き取って、よく諭してくれ。この身上という、どういう事であろ、どういう理であろ、と思うは心であろ。この理はどういう理、道に一つ理があれば道の理も分かる。どういう事も分かる。さあこの道長い間の道すがら、どういう事もこういう事も十分通り来たる処、皆受け取ってある。そんなら身上という、どうしたらよかろと又思う。よう聞き分け。成ろと言うて成らるものやない。成ろまいと言うて成って来る。この理は、この理は、皆諭すやろ。この理聞き分けて、いつ/\尽し運んだ理もある。この理は将来末代の理である。よう聞き分けてたんのう。身上に不足ありて何のたんのう、そら出けやせん。なれど、理を聞き分けて、ならん処のたんのうは、前生いんねんのさんげえであるで。さあよう聞き分け。一時どうではない。尽し運んだ理は、捨てるやない。神が捨てるやない。さあ一代切りと思たら頼り無い。理は末代。この理聞き分け。さあ道という、尽し運んだ理は、皆受け取ってある。この道に、難儀さそう不自由さそう理は、何処にあるか。尽した理は、皆受け取ってある。さあ一時どうではない。なれど、余程大層。よう聞き分けて、たんのう諭してくれるよう。

明治三十八年十二月二日
加藤文右衞門長男文二郎九月より足の障りに付、親共おさしづ頂き度きため上和致し願(日本橋分教会役員)
さあ/\尋ねる事情、さあ/\身上という、尋ねる事情いかな事であろうと思う。さあ/\事情よう聞き分けにゃ分かり難ないで。さあ身上不足になって、これはどういうものと思う。何程頼めど、どれだけどうものと思う。何頼めども、どれだけどうこれだけこうしても、一時身上速やかならん。余儀無く心の理で尋ねるであろう。よく聞き分けにゃ分かり難ないで。さあ人間という、身の内という、身上はかりもの。あちら人にも諭して居るであろう。めん/\心に治めを付けにゃならん。成っても成らいでも、これいんねんという。前生一つ持ち越し。又身上不足なって何の楽しみは出来るものやない。さあ成らん中のたんのうがさんげ。これ前生いんねんのさんげである。さあ/\何程裕福に暮らしても、身上不足なって楽しみがあるか。これで治まりが付くか付かんか、よう思やんしてみよ。又一つ、さあどうなってもこうなっても思う中に、これ一つ聞き分け。親という子という中に、親は子に、必ず難儀さそう不自由さそうという親は有るか無いか、よう思やんしてみよ。さあ人間はかりものたった一つの心我がもの。この理聞き分け。成程という一つ理が、日々のうちに持ってくれにゃならん。これまでどうして来たこうして来たというは、浅き心である。身上叶わずして、どうこう言うても、どうなるか。この理よう聞き分けにゃ分からん。何よの事も、この一条の理にある。さあ身上大層、余程大層。この理しっかり聞き分けたら、先ず暫くとも言うと、さしづして置こう。

明治三十八年十二月五日
上田与三郎五十三才身上願(奈良支教会役員)
さあ/\尋ねる事情/\、身上という一つ事情理を尋ねる。尋ねるには、容易ならん事やないから尋ねる。さあこれまで長い間身上不足なりて、これは容易ならんから、尋ねる。どうなるとは諭し難くい。この理聞き分け。道の中道のためこれまで尽す中に、身上こんな事と思うは理なれど、よう聞き分けて、取り替え。よう聞き分け。この道、人間は一代と思うから、何たると思う事が出る。これまで聞いて居る、又諭す理から、一つよう思い直し、一時に理が失うて了う者もある。これどうしてなりとも屈めてなりとも、道成り立たそという。さあ身上不足なりて、たんのうはそら出けやせん。なれど、よう聞き分けて、たんのうは前生いんねんのさんげえという。よう聞き分けば、つい/\楽になる日もある、と諭し置こう。この理一寸諭し置こう。

明治三十八年十二月十三日
柿谷達太郎四十八才身上願(高知部内幡多支教会長)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という一つ事情身上いかな事であろうと、余儀無く処から尋ねる。尋ねるからは、一寸順序の理、何かさしづして置くが、何か事情よう聞き分けさゝにゃならん。さあこの道という、結構と言うであろ/\。働く中結構でありて、中にめん/\身上と言えば、心ころりと変わる。よう聞き分けて、定め込んでくれ。身上どういう事でこうなるという。めん/\も人に伝える理と、めん/\一つ諭す理と、心に治まれば、鮮やか治まるであろ。なれど、めん/\何でこういう事になると思えば、いろ/\沸く。どういう事も治めてくれ/\。又どういう事を治めたらよいと思うやろ。よう聞き分け。人間と言うというは、一代と思うからどうむならん。人間生まれ更わり、この理聞き分け。めん/\尽した理は無くならせん。尽した理は、日々皆受け取ったる。この楽しみ諭してくれ。これではと思わず、身上不足なりて、そらたんのうは出けやせん/\。なれど、この理聞き分けてたんのう。ならん中たんのうは、前生いんねんのさんげえという。これよう聞き分け。案じてはならん。案じる事要らんで。

明治三十八年十二月三十日
松木幾太郎三十一才身上願(高知部内愛新支教会会計課)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という一つ事情、尋ねる事情、些かなるまでのようと思うなれど、どうもいかん/\と、事情一つ尋ねるであろう。尋ねるから順序一つ理諭し置こう。さあどういう事こういう事、身上に不足なってどう思う。事情治まり無く、順序の理心にあって一つ事情どうでもならんから、一つ尋ねる。一つ心の理であろう。それは人間心である。よう聞き分けにゃ分からんで。一度こう一つ心の理どうこう治まり付かん。身上は余程大層の事情なれど、一時どうとは無い。よく聞き分け。日々どうこう、これでと、十分という心定めて、よく聞き分け。さあ身上不足なりて、たんのう出来やせん。なれど、たんのう前生いんねんのさんげである。さあめん/\これまで尽した理受け取りある。楽しましてやれ/\。この理一代と言う、思うない。さあ内々の処も楽しましてやれ。これだけ順序諭し置くから、皆その中に籠もりある程に。


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