おさしづ

明治三十六年



明治三十六年二月十一日
畑林為七五十四才眼の障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に掛かりていかなものと皆々思う/\。一日の日尋ねる事情は余儀無く事情である。皆道の中の理幾重中皆々籠もりあるであろ。さあ身上に掛かる処、いかなものいかな事と思う。そら思うやない/\。よう聞き分け。この道は大抵で出けた道やない。これまで一日の日にとってどうなろうと思うた日もあろう。この事思えばどんな事も楽しんで永く心持って急いてはならん。年限思わにゃならん。年限の中に、どんな事もこんな事も思う事あろ。そら、思うてはならん。一代と思うてはならん。いかな事も思うて、どんな事も取り直せ。道の初めはどんな事も分からん。道これまでとんと分かりて分からん。皆ならん中から出て来るは理と言う。皆心永く心持ってくれ。身上から尋ねたら、こういうさしづありたと。急えてはならん。生まれ更わり、生まれ更わり/\まで聞き分けて楽しんでくれるなら、長く事であろ。長く理であろ。運んだ理のこうのうは、末代の理と思うてくれ。身上案じる事要らん。目は台と言う。根と言う。どんな事も急えてはならん、急えてはいかん。道は永く心繋ぎ、永く心持って楽しんでくれるよう。身上は案じる事要らん、すっきり案じてはならん。

明治三十六年二月二十四日
教長、今般郡山分教会役員及び部下信徒中出直しせし功労者の招魂祭執行に付、御参りの願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は何よの事も尋ねにゃ分からん。さあ/\心という理を以て納得なる理以て、皆々それ/\の中という。心という中に、日々理という、道というも、何よの事どうでもこうでも改めにゃ分からん。改め一つ心運んで、一日事情一つ事情、どうでも何でも帰る理勤めてやらにゃなろうまい。事情は許す/\。

明治三十六年二月二十五日
豊田山御墓所の道路石段、今般本席より寄進に付心得まで願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\こうと言えばこうとせにゃならんと、心までに委せ置くによって、心置き無く許し置くによって、何時なりと掛かるがよい/\。

明治三十六年三月十五日
南海分教会長畑林為七九州及び中国地方部内巡教出張願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は一度はどうでもと思う処、さあ/\だんだんと一つ、どういう事こういう事、どうでも思うように成らなんだ/\。これより通れるで/\。十分これから通れる心、今日と言えば今日、明日と言えば明日、心に十分委せ置こう/\。

明治三十六年三月二十一日
本席身上昨年秋の大祭頃より御障りあり、その節教長へ御願い申し、かんろだいへ願を掛けば直ぐと快く相成られしに付、さしづを仰ぎ度しと本席へ申し上げば、多くの信者に運び済ました上と仰せ下されしより其儘に相成り、又四五日以前より御障りに付一同打ち揃い願
さあ/\尋ねる処/\、尋ねにゃなろうまい。又一日の日、何でもどうでも尋ねにゃならん。尋ねるから一言の理諭さにゃならん。どういう事諭すなら、前々より伝えたる。情に流れなよ/\、情に流れてはならん、と前々より度々諭したる。いかな事も聞き分けて、日々悪い事下ださん。悪い事諭してない。何よの事聞き分けてくれ。これまでどうしてなりとこうしてなりと、どういう事も運びこういう事も運び、中にこういう者入れてはならんと、入れてはいかんと皆々の者思う。情に流れなよ/\と度々諭す。諭したる中に世上の理に流れる。いかな事もよう聞き分けて、又候皆々の処改め、よく取り直して改めてくれ/\。改め付いたら日々の理である。これ第一改める心無いかよ、無いかよ。残念な事やわいなあ/\。
さあ/\もうこうしてどうしてと、ずつない道は通り難くい。しんどい道は通り難くいと。楽な道は通りよい。情に流れるは通りよい。言葉下だすは容易やない。この道は、席の言葉下だすと思うな。天より諭す。さあ/\心一つ理に取り直して、真の心にこういう事どういう事と、心に結び込んでくれ。一日の日の心に一つ理定めてくれ。いかな事も改めてくれ。さあ/\これ/\よう聞き分け。くどう/\話伝えたる。智者や学者で出来た道やない。情に流れ/\、さあ/\楽々定約結んで、あれ見よ。もうかい/\。成ってもよし成らいでもよし、一つ心紋型無い処から出来た道、よく心結んで、成らん時にはどうせにゃならんと言うやない。そら心にある。これ聞き分け。どれだけの機械ある、これだけの機械ある。機械ありても人が無かったら機械動かぬ。これ心に持ってくれ。よう聞き分け。何処にどういう粗相ありた、こういう粗相ありたて、元からどういう事も改めてくればよい。筆に取りた切りというは、それ仕舞のものである。
さあ/\しっかり日々の処に運んで居る中に声止まり、日々の勤めも出来ん。なれど神が使えば、どういう言葉も下だす。どういう声も出すで。この事聞き分け/\。さあ/\よう思案してこうしてあれど、心の中多く兄弟多分出来てある。その兄弟しっかり心合わせ心取り替えて、こういう事改めた、と。なれど真はこういう事である程に。これから定めて皆々の処へ談じて、取り決まりてくれにゃならん。
さあ/\だん/\話伝えた理にあたわにゃ、答するがよい。答すればどんな事も話す。皆々の中にこうと一人でもあれば、理として尋ねるがよい。ほんにそうであると言えば、皆々の中へ伝えて、満足与えるは一日の日である。

押して、独立の上は教会信徒の数に対し、その他教資金の事に付相談の上取り決め致しましたが、その事を御知らせ下さるのでありますや願
さあ/\心得ぬ事あれば尋ね。尋ねたら又一つ理諭す。これは世上の応法と言う。応法と言えば応法と言う。なれど、筆に取りた限りは応法とは言えん。皆それ/\あちらから妬み合い、こちらから妬み合い、妬まれるは仇と言う、反対と言う。筆に取りたら応法とは言えん。応法というは心にある。何ぼう彼ぼうとは言えん。元元の理は心次第と言う。応法というも、筆に取りた限りには、これより堅きものは無い。これ反対に取りては応法の理にゃならん。皆々これまで真実の心に曇り有るか無いか。折角の道何処にあるか。よく聞き取りてみよ。これから思案をしてみりゃ、どんな事も分かるやろう/\。さあ/\そうして皆談じ合うて、心で取り消して了わにゃならんで。心に取り消して了え。
さあ/\早く/\、一日も早く、一時も早く、席も勤めさゝにゃならん。道の理というは、遠く所から厭わず出て来る。どういう所から出て来るか。一つ理、どういう事運ぶか。
さあ/\今日から席運ばすが、疲れて居るから、多分の事は行こうまい。ぼつ/\切れんように運ばすと。

明治三十六年五月十一日
清水由松妻みつ二十六才身上願
さあ/\/\尋ねる事情/\、さあ身上々々、さあ尋ねる/\。さあ/\なあ身上いかなる身上と思う。あちらこうどう思う処、日々身上いかなる事であろう。何かどういう、一代やない、二代という。これ一つよう思やんせい。もう一代二代目によう一つ楽しみ出してある。真にこれでもう日々の楽しみある。楽しみ中に又身上に不足なる。又日々の事情よく聞き分け。だん/\中だん/\の事情の中よう/\と言えば身上に掛かる。これどういう事こういう事。ようこれなあ、こんな事で、日々事情である。どういう事も日々一つ/\の事、又長らえての道筋の中一日やあろうまい。身上から聞き取り心を治めてくれ。身上大層、大層のようなれど、一時どうとはない。これようたんのうしてくれにゃならん。なれど、身上不足なりて日日心病んで日々たんのう出来ようまいが。よう思やんせい。一つやない二つやない。これ道という、理という。外々聞き分け。一寸はなろうまい。一時事情、これようたんのう一つ心を治めてくれ。成るも成らんも一つ道理。これ一つたんのうしてくれにゃならん。

押して、梅谷四郎兵衞より内々の処運んで居りますが、どういう処でありますかと願
さあ/\/\皆々日々一つ中であろうまい。皆々それ/\の中である。案じて居た分にゃ切りは無い。案じて居た日にゃ切りは無い。一つやない、二つやない。道というものは、いつ/\までの道である。一つ心治めて日々心に尋ねてみよ。越せんやない。いかな事も楽しみ一つある。身上が不足なれば、いかな事も思う。こんな事ではなあ、と、更々思うやない。日々古き道一寸話して置く。たんのうをしてくれ。これ第一。この道というは、三十年以来四十年以来の道聞き分けば、どんなたんのうも出来る。いつ/\までの理に成る程に。いつ/\までの話に成る程に。よく聞き分け。

又押して、楽しみ一つあると仰せ下されますは、清水与之助でありますかと願
さあ/\急いで戻り居る/\。種という、理という、月という、日という、何処へも外へは何も出るやない。今一時に何を尋ねても、そりゃ分かろまい。この一つ理聞き分けて、たんのうしてくれるよう。

明治三十六年五月二十日(陰暦四月二十四日)
本席居宅の南東の屋敷続き先達て買い上げの地所へ、本日より石垣を築き度く願
さあ/\尋ねる処/\、尋ねる処の事情は許し置こう/\。ざっとして/\自由許し置こう。これ一寸一言何か諭す。しっかり聞き分け。筆に一点打って誌し掛け。悠っくりと話し掛けるによって、一時しっかり聞き取れ。さあ毎夜々々の話、さあさあほのかにも聞いて居るやろう。又ほのかの事情、前々にも諭してある。一日や二日三日の事情、どうなる/\。これ四五日と言うてあろう/\。何かの事もよく聞き分け。どんな不承、何かの理も何かの事も、いずむようの心、これまでの処艱難日々の処で何かの事難しい。世界の順序という道である。さあこれからの理というものは、細き心に皆々細き心の道になる。あゝどうもならん、広い順序一つ一日の処に、心病んで道とは言えようまい。だん/\の継目も欠け細くなりたらどうするか。今度太くになるまでの処、傍々もなか/\容易の事ではないで。継目も分からず、ぬう/\と行けば何も言う事は無い。どういう処にこれより括り付けるか。これ小さき心に細き道という処になりて了うたら、どうするか。これよう聞き分け。何も彼も何よの事も取り結び/\、日々に思う心は皆違う/\。なれど皆々そういう心の者ばかりでもないが、余儀無く世界順序の情に流れ/\て了うから、どうもならん。誰にも分かる仮名な理で諭し置こう。何ぼ広く田地田畑あればとて、蒔かん種は生えん。種無しに作れるか。種蒔かずに取れようまい。隅から隅まで蒔き下ろす。蒔き下ろすで実がのる。一粒万倍に返やす。この理聞き分け。時々だん/\世界も淋むしかろう、道淋むしかろう。一つ心を定め。心一つ道早くに頼む。急ぎ置く。

押して、明日は取次も多分帰りますから談じましてと申し上げし折から
さあ/\もう程無う帰る。遠く所はなろうまい。何人寄っても、そも/\ではならん。帰るまで、十人あるなら三人でもよいと、道に適えば十人ともよいと言うは、道理である/\。理に適わんようの事は何人居ても同じ事、これくどう/\の理に諭し置こう。

明治三十六年五月二十三日(陰暦四月二十七日)
事情願結了後の御諭
さあ/\一言々々々々、さあ/\一言一寸話し掛ける。前以て一言一時事情、いかなる事どんな事、どんな事もさあ一つ聞き容れにゃならん。もうこれ順席どういう事、よう聞き分けにゃ分からん。あれ見よ。遠く所遙々道運ぶ。一人やあろうまい。用いるか用いらぬか。何がための理に取るか。よう聞き分けてくれ。さあ/\まあまあ話という。だん/\事情これ諭すれどなあ、さあすっかり取り替え/\。元々の処道の道理であろう。さあ/\心に定めてくれ/\。所々名称名を下ろし、だんだんの道も伝えたる。皆々どう事情この理を聞き分けてくれにゃならん。さあ/\事情一つこれいかなる事もだん/\と諭し置いたる。一つ聞き取りて、ころりと一つ理早く定めて順序の理に取り替え/\。勇む心というは道である。そこで早く皆皆心に合わせて満足を与えにゃならん。明らか速やかと一つの道に急ぐ、と言う。

明治三十六年五月二十九日
天理教別派独立請願書以前内務省へ提出致しましたが、宗教局では不完全なる故今少し完全なるもの差し出せとの事に付、今回教典を十章に製し、更に出しましたに付、直ちに実行の事に御許しの願
さあ/\尋ねる。だん/\尋ねる処/\、もうこれまでにだん/\いろ/\の事して、どうして、どうなりとこうなりとして皆やる事、まあ/\一寸の事情は余程の事情、大きい事であろう。又この際一日の日という。一日の日というは、これまでほのかの理に諭したる。一日の日があると諭したる。
心に案じて心沈んで了うてはならん。心一つ元という、台という。どうでもこうでも立ち切るという。もう適わんかいなあと、隅から隅まで涙を流し、涙を流すは一日の日と言うたる。もう出すものは出すがよい。もう皆々心という、心を一手に定めるなら、これ天から順序の道を明らか定める日ある。案じる事要らん程に/\。どうでもこうでも一日の日ある。余程事情止むであろう。こんな事もう峠という日無くばならん。そこでどうでも掛かる峠という。さあ/\勇んでくれ/\。始まりた/\/\。勇め/\。理というものありゃせん/\、何もありゃせん。一日の日が暗くなりてからどうなるか。一つさあ/\始まりた/\。心をどんと勇んでくれ/\。

教典提出致しますと申し上げ
さあ/\出すものは出したがよい/\。まあ/\出したからとて/\何も分からん者ばかりや。こんな所にこれだけの事あったかと、これだけの事よう喰い縛りたなあ、と言う日がある程に。

大斗之地之命を大日□命に改称願
さあ/\今の処、まあこれ一寸道理より諭せば黒札同様。黒札というようなもの。何も言う事無い。明るい日がある。十分、心だけ十分計りてみよ。その上一つ天の理より外はありゃせん。

それではそういう事にさして頂きますと申し上げ
さあ/\どうなりとして一つ見るがよい。何か一つ心というは無くばならん。皆々分からん者ばかりや。皆々分からん者ばかり寄りて居る/\。さあ/\今の処は皆皆心余程据えて置かにゃならん。やれこれが道かいなあと言う。その代わり、末代の日も同じ心を定めてくれにゃならん。皆々心一つに成ってくれにゃならん。内らは尚も心を定め。皆々国々他には言うまで。同じ心一つ内らにどうこうありてはならん。道に曇りありては、救ける事出来ん。どんな事もこんな事も、皆それ/\の心の一つ理に治めてくれにゃならん。

衆議院へ天理教会禁止解散請願書出廻り来たり、よって奈良県代議士木本、平井の両名より昨夜十二時十五分電報来たりしに付御願
さあ/\まあいろ/\の話、元が分からんから元を顕わする。元顕わせば、皆々これまで艱難した理という一つ心を持ってくれにゃならん。子供の成人待って居た程に。よく/\前々よりも諭したる。さあ/\直ぐ/\行って来るがよい。どんな事も話して来るがよい。隠し包みは、すっきり要らんで、要らんで。

明治三十六年六月十三日
本部西の方元足達の屋敷仮に板囲いを造り境界へ一つ石並べ、元稲田忠七の屋敷跡西側へ石垣塀築き、川筋石垣を直し土管入れる願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情は皆々それ/\まあこれだけ拡がったらこうと言う。未だ/\の理はあるのやで。さあそこで追々と急く事要らん。年々歳歳天然に大き成りたものは、いつになりても動かんで。無理をして年限の来んのにすれば、遂に離れて了う。そこで、まあ/\真の心はまあ/\追々、そこで急ぐ事要らん。これだけこう/\と思うなれど、急く事は一つも要らん/\。これだけ及んでこうと皆々の心に思う。又、こゝまでこうして来たのに、こういう事どういう事であろうと思うは理、なれども、思う事はどうでもこうでも及ぼすで。道も大きく成り、心も大きく成り、世界の心が大きく成りて、これはどうしてもこうしても建てにゃならんと、観念は世界にさすで。さあ/\今尋ねる事は、そこはどうなりと、そこへ委せ置く/\。

尚、城作次の敷地跡東へ塀を築く願
さあ/\囲い/\囲いはせにゃならん。何時なりと掛かるがよい。許し置こう/\。

明治三十六年六月二十七日
永尾よしゑ昨日朝より腹痛致し一時おたすけ頂きし処、昨夜二時頃より再び痛み、今朝に至り漸く治まりしは如何なるや願
さあ/\/\尋ねる処/\、身上一つさあいかなる事と思う。どういう事と思う。尋ねるから一つさしづと言う。又一つ心身上一つ理、どういう障りと言う。これまでに無い障り、これ順序の理一つ諭し置こう。身上の処皆それ/\という、どうしてこうして身上速やかならねば、どうする事も出来ようまい。そこで心という道という理という、日々それ/\何事も中という理、そこで心という理澄まし、身上一寸澄ましてさしづ毎夜々々これまで、又それ/\の心に聞きても居るやろう。筆にも取りてある。見て聞き分け。鮮やか運べたるもある。未だ鮮やかならん事情もある。これ又何かの処も諭し置く。これ世界の理見れば何から何よの事もある。よく聞き分け。この中という理取り様ありて、取り様違うからどうもならん。さしづも取り様でよう聞き分け。あれさしづという理何処から出ると思うか。誰がすると思うか。よう/\の理残し置いたる。日々順序の道という、世界という、この事情から皆々それ/\の処寄せてくれにゃならん。この一つの理よく聞き分けてくれにゃならん。身上の処案じる事も無い。又々一つ、何よの処も筆に取りて聞き取るから、さしづと言う。どういうこういうあった。又々理尋ねるから、一つ心も案じさゝにゃならん。
さあ/\この道という、心の働きと言う。身上案じる事要らん/\。

明治三十六年九月十八日
奈良支教会担任変更願(新担任、春野喜市)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\皆々の者それ/\これ/\道という理という。何よの事も一つ/\心だけよう/\一つ道を定めてこうと。精神という、将来の心にもあろう。一時尋ねる処余儀無く事情であろう。余儀無く仕切りての処どうでもこうでも精神を定め。一日の日定め。楽しめば楽しむ理ある。一つ楽しんですれば一粒万倍にも返す理である。それとこれと精神もある。成っても成らいでも、どうでもそれ/\の理無くばならん。先々の場所もあろう/\。尋ねる処は余儀無く又一つ理多くの中、何でも精神無けりゃならん。一つよう聞き分け。陰からでも尽せば、一粒万倍という。又めん/\もこうと精神。あの人はこうやどうや、それは要らん。一人限り、皆それ/\一時速やかの理、治め方は願通りに許し置く/\。後後しっかり/\、後々しっかり/\。

明治三十六年九月十八日
日本橋分教会長中台庄之助妻たけ出直し後、役員の治め方前会長十年祭執行に付、増野正兵衞出張心得の願
さあ/\尋ねる事情/\、遠く年限幾年難しい。さあ/\前々は何も彼も放って了うて余程道を尽し、よう働いた者である。誰彼とも言わん。心に諭す。それ/\心を映しての話は、ようこれ筆に詳しく書き取りてくれにゃならん。中と/\まちまちでは中の道、一つ理歎く。所々の理よう/\道も発達の中、一つ理これもこうしてどうして、道のよう/\運ぶ理を聞き分けてくれ/\。どうも一時の処事情どうこう片寄り/\、日々の処一つの理はありながら、流れて了うたも同じ事、歎かわし/\。さあ/\十年以来跡形の無い処聞き分け。道という一つの理、心の立った。さあ/\十年以来聞き分けてくれ/\。何よの事も打ち寄って一つ、人という代わりという。さあ/\これとそれとやれ/\この者や。もう事情一つ理によって行かにゃならん。これ皆々心察してくれ/\。さあ一時の処どうやろうこうやろう、皆皆の心であろう。さあ/\経って了うて過ぎてからどうもならん。道という理という、歎くも聞き分け/\。さあ/\これ十年先と思えば長い、日経って了えば短いもの。一つ難しい。後々一つ事情、それ/\道というものは無くばならん。心という理という。これやどれや、一つどうでも一粒万倍の理諭し置こう。さあ道という、道というものは難しいようで何でもない。これ思うて困難の場所をも通る。聞き分け理の道。さあ/\道という理というを定め。ほんにそうでなけにゃならんと言うは、道の心である。何よの事も治めてくれ/\。これ元台にある。所々国々それそれ、元という、これよく聞き分けてくれにゃならん。又治まらにゃならん。道の理この理治め。どうでも運んで事情万事の理に治め。万事の処に象り、何よの事どうであろうこうであろうと古き物調べてこうとするは、天の理の道であろう。さあさあ万事の不都合の中無きよう/\、それ/\運んでこうと真実の理を映してくれ。後々治めにゃならん。成らん時の理ほど篤い理に思う。万事の処真実の心を治めてやってくれにゃならん。

押して第二、勘蔵の処御知らせ下されますや
さあ/\話の理というものは、もう一つ分からん/\。よう聞き分け/\。後々過ぎた者は、これは是非も無し/\。なれど、過ぎた者に心を差し入ってくれにゃならん。中にそれこれ中に何人ある。先々のその精神の心を見定めて、これと言うて治めて掛からにゃならん。一旦こうしたどうしたという理を立てた分にゃ治まりゃせん/\。古き中に道の古き者ある。その者心を寄せて運べば、難しい者も治まるものや。

明治三十六年九月二十六日
村田豊吉三十三才大縣部内沢の井平二郎妹りと二十才縁談願
さあ/\尋ねる事情/\、縁談一つ一条、さあ/\事情こうという、どうという心、心さえ互い/\の心、親々心事情、時々心理という。さあ/\そのまゝ/\、直ぐと運んでやるがよい/\。

明治三十六年十月十五日
撫養分教会土佐卯之助の娘タツノ十九才富松の次男猶造二十一才と縁談の願
さあ/\尋ねる事情/\、縁談一条、さあ/\尋ねる処/\、今一時の処、どうしてこうして要らん。いかなる事も事情諭し置くによって、さあ/\聞き取れ。縁談という。一時処別々の事情に急く事要らん。急いた分にゃならん。暫くの処じっと/\。急けば身上という、身上に掛かる。さあよう聞き分け。長くの事情、いかなる事情、一つ心という、理という、長く楽しみ。又々事情々々急く事要らん/\。急いた分にゃならん。これだけ諭したら、いかなる事も分かるやろう。

押して、しばらくじっとする願
なあ急く事要らん/\。急いた分にゃ何もならん。急いてはどうもならん。時という、旬という。年限の相当と、又もうこれなあ何十になあ、もう何もという日を待て/\。

明治三十六年十月二十日
島ケ原分教会長後任選定願
さあ/\/\だん/\尋ねる事情/\、尋ねる事情はこれだん/\皆々心から取りては一つ理余儀無く余儀無くであろう。又一つだん/\それ/\中という理これまで数年来の事情、どうでもならん事情でありた。さあ一日送り又送り/\/\/\日を送りて来た。日なあ何たる事であるという。心はやま/\の理であろう。堪えられん事情であろう。そこで皆々の精神どうしてこうしてと思えども、一先ずの処は暗闇同様であった。一人の心澄まん。あゝ何たる事となあ。なれど、これより明らかな道を付けて、それ/\頼もし/\という一つ精神を定めて、もう何年経ちたら、これ万劫末代の理を作り取るも精神一つの道である。古き事情にも知らしてある。願う処の理は、暫く/\順序の理よう聞き分け。一つしっかり/\と改め。事情一つ理一つの心、何よの事もよう聞き分け。一つ理ありた。さあすっきり一つ改めてこうと言えば、さあ神の日々守護という。案じる事要らん。精神一つの道が付く程に。しっかりと頼むで/\。

明治三十六年十一月三日(陰暦九月十四日)
梅谷四郎兵衞陽暦十月二十八日の夜より脳が病め左のあばらが甚だ痛み苦しきに付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情心得ん。いかなる事であろう。さあ/\皆皆それ/\内々他にもそれ/\どういう事であろう思う処、身上事情こんな事どういうものであろう。いつ/\一つ事情、身上に掛かる処、いかなる事と、どういう事思う処/\、よく一つ事情聞き分け。年来の理思う、いかなる理思う。いんねん一つ年限年来々々心一つ、一時心事情一つよく思やんをしてみよ。一時身上が迫る。どうもならん。どうもならん身上事情、これそれ他にどういう処も皆々ある。そこで見てどう聞いてどう、一つ聞き分け。よう一つ取り直し、何が違う彼が違う。違うか違わぬか一つ。さあ万事の処理一つそれ/\同じ理である。さあよく聞き分け。身上から迫れば、どんな事もこんな事も思い出し、こういうさしづあれば、一つ取り直し、聞き直し、一つよく聞き分け。年来の理を聞き分け。一つ理心に治まれば案じる事要らん。案じた分にゃならん。身上さあ案じる事要らんで。さあ何かの事も未だ/\という。何がどうこれがどう、楽しみは十分の心に治め。そこでよう聞き分け。他に事情思う。身上は案じる事要らんで。さあ案じた分にゃならんで。

明治三十六年十一月十九日
本席居宅の玄関前へ北塀の処廊路門建築願
さあ/\尋ねる事情/\、だん/\追々、さあ一日の日というもの大変事情思う。二年三年追々日を送り、年限事情という。どうしてこうして事情は、思うように運んでやるがよい/\。さあ許そ/\。

明治三十六年十二月二十二日
諸井国三郎六十四才身上願
さあ/\尋ねる/\/\。尋ねる事情/\、さあ/\どうなりてこうなりてどうもならん/\。ならんから一つ尋ねる。尋ねるから又一つ事情理諭する。いかなる事も聞き分けくれにゃ分かり難ないで。身上に一つ事情心に思う。心一つ事情何よの事も身上に掛かりてからどうもならん。堪えるに堪えられん身上の苦しみ、一つの理の苦しみ心に掛かりて、何よ事思う事情よく聞き分け。年限これ一つ/\指折り数えて、一つ心を休めてくれにゃならん。年々年限々々、道筋々々身上一つ十分の理、そこで一つ思い/\の日を通る。多くの中に事情一つどうもならん。そこで理又一つ、又さのみ思うたこれ事情理、道筋の理である。成っても成らいでも何よの事もどういう理、この心の治めたる。そこで暫く思う中に、又ころりと間違う。これどうもならん。さあ/\国始め一つ道の理に台を諭し置こう。この道の中はこうなってもどうなっても、これ三才の子供という心になってくれにゃならん。この理一日の中に事情、早く事情諭してやってくれ。さあ又楽しみ無くして通れるものやない。さあ苦しみも暫くという。そこでよう聞き分け。今年に出けねば来年、来年で出来ねば又来年、年々重なりたら楽しみと言う。年が重なる程楽しみ。この理よく聞き分け。この理早く伝えてくれ。一時身上大層という、さあ心道という、これ楽しみという、楽しみ/\の道を造り上げた道、いつになりても万劫末代と言う。一つ心一人の名は消えやせんと、皆々心にも同じ事、理一つ諭し置いたる。よく聞き分け。さあ/\身の処早く一つ、さあ休ませ/\。どうなってもこうなっても、成るもいんねん成らんもいんねんなら是非は無い、と言えば、どうもならん。身上案じる事は要ろうまい/\。

明治三十六年十二月二十四日
本部やしき土持ち御許し願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\やしきの土持ちほうと始め掛け。始め掛けたらどういう事情見えるとも分からん。何ようどういう事尋ねにゃ分からん/\。皆々の心も集まりてみれば、又一つ事情いつからこうどう事情、さあ/\いつなりとも始め掛けるがよい。さあ/\事情心という、世界からこうという無くばならん。心のよう一日の日も千日に向かうという事、未だあるかいなあと、世界に一つ理を定めさゝにゃならん。

 


<補遺>

明治三十六年二月
土佐まさ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に一つ事情いかなる事であろうか尋ねる処/\、もう前々にも事情順序さしづいつ/\のさしづにもしてあるなれど、身上に掛かればどういう事であろうと思う/\処、まあ事情によりてよう聞き分け。身上堪いられん/\と思う処、よう聞き分け。一時案じる事要らん、案じてはならん。これまで一度ならず二度ならず何度言葉同じ事、変わりた事あろうまい。変わりた理は無い。この道は皆思やんしてみよ。悪い/\と言えばさんげえせにゃならん。これはこれまで道すがらに皆治まりたる。なれど、こうなればどうなろう、これまでこうして居るのにこうと思う。思う心違う。一度であったらならん。もう軽く/\と言う。掛かれば話聞く/\事情である。何も思う事要らん/\。道付いたる。身上不足なるからいろ/\沸かす。沸かしてはならん。皆道を通るなら同じ事。何代経ったて同じ事。この一つ心定め、心定め。こんな事と、すうきり思う事要らんで。

以前に三年という御言葉もありますが、その事の運び方でもありますかと願
さあ/\内々の処に、それは日に/\よってこうもなあ/\思う理/\あろ。又日柄年限という。結んだ理は出て来る。もうどうでも出て来る程に。

明治三十六年三月七日
松村善兵衞妻こま三十六才身上願(敷島部内岡支教会長妻)
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は、さあ余儀無く事情であろう/\。さあさあ尋ねる事情には、一つならんから尋ねる。尋ねるから、一つ事情を諭し置こう。身上だん/\身上から一日の処言うまでやない。内々事情にならん/\事情、又一つ長らえての中/\の思う事情の処、長らえての事情、よう聞き分け/\。だんだん事情々々身上の処、こうなれば思う。一つ理である。よう聞き分けてくれにゃ分からん。一日々々と一つの理というは、容易ならん理である/\。一時の処どうこう中一つ心。なれども、よう聞き分けにゃならん。前々よう/\世界の中に道事情、多くの中にある事情、一つ救けたい/\、又救からにゃならん精神である。思う一つ心。さあ一時どうとはない。なれど、余程大層。思う処、世界に思い開き、何と思う。心に一つ諭し置くから、一つ治めてくれるよう。又一つ順序諭し置こう。

明治三十六年三月十二日
片岡留吉四十六才身上願(南紀支教会部内有井布教所担任)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上と言う。さあ理を尋ねる。さあ/\尋ねるからは皆々心と言うものあろ。よく聞き分けにゃ分からんで。さあどうせにゃならんこうせにゃならんとはさしづの上に諭せんで。たゞ心次第と一つ諭したる理聞き分け。どうでもいかんこうでもいかんは理であろ。中に道のためと言う心あってこれまでの道通り来たる中にどう言うものであろ。道運べども身上心得んなあと日々思う中、こんな事と思う。この理些か持たず、身の内かりもの聞き分けて、又先々までも諭す。かりものと言うは身上に理がありてならんがかりもの。一時未だどうとはないなれど、長い日の間にしいかり心に踏み止め。一時ではないなれど余程大層。よう聞き分け。こゝまで尽した中にこんな事ではなあ、世上に何と思う。それでは折角道尽した理無になる。道があったこそなあと言う心持ってくれ。人間かりもの聞き分け。又それ/\の中元々と言う親あろ。その親の心にしいかり聞き分けて、ほんにかりものと言う。日々の中沢山有ったて、何程日々裕福でも、身に不足ありて楽しみはあろまい。これ聞き分けにゃならん。又傍々からもしいかり諭せにゃならん。身上一時どうとは無いなれど、余程大層。人間は一代やない。一代と思てはならん。理は末代と言う。この理聞き分けて、しいかりこの心楽しんでくれるよう。

明治三十六年三月十三日
中村定次郎三十九才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一つ事情だん/\事情重なる/\。又候という、一つよう聞き分け。さあこれまでの間、長らくの間人に言われ他にもあろう。これ運ぶ道あろう。その道という、善き道いかなる末代の理。何と心あいて出来たもの。その中に又一つ身上に不足。又候々々いかな事と思う。思うた分にゃならん。後々という、末代々々の一つ道という。よう聞き分け。勧めて成るものやない。行けと言うて成るものやない。皆それ/\何よ多くの中の理にある。いかなる事もよう聞き分け。又一つよう聞き分け。尽す運ぶ心一つ尽す処へ見てしたものも、紋型の無い処から出来た理を、聞き分け。一つこれ一時どうとは無い。なれど、大層とも言う。この一つの理、よく聞き分けてくれ/\。

明治三十六年三月三十日
西松太郎妻うの身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という一つ理尋ねる。長らえて/\身上に心得ぬ。尋ねる事情何ぼうどう話聞けど身上心得ぬ。どういう事であろう、日々心の理。さあ尋ねる事情余儀無く事情尋ねる。尋ねるから又一つ順序の道諭し置こう。よく聞き分けにゃならんで。さあめん/\も思やんをしてみよ。難儀さそう不自由さそうという親は無い。さあよく聞き分け。救けたいと思う中に、身上さあなあ、日々の理、救からにゃならんと思う。又中に深き理諭し置こう。さあこの道というは年限の道である。よく聞き取れ。一日の日も思やんに思やんをすれば、どうなろうや知らん、こうなろうや知らんという心ありた。さあどうという、日々これからと言う、何であろう。身上の迫る一時の処、よく聞き分け。成っても成らいでも、さあ人間というものは、一代と思えば頼り無きものなれど、人間というものは、生まれ更わりの理がある。善き種蒔いたら善き実がのる。この一つの理よく聞き分け。こんな事と更に思うやない。成っても成らいでもと、この理聞き分け。越すに越せん。遁るに遁れん。一代と言うたら心細い。世上にはこれだけの道を通りて、あれではなあと言う。心を、さあ一つ、よく治めてくれるよう。

明治三十六年五月二十七日
葭内久吉儀今度小東こたまを貰い受け度く縁談事情願
さあ/\尋ねる事情/\、縁談という一つの理尋ねる。尋ねるには皆々それ/\いかなる理集まる。これという一つ理と言うたる。運ぶ処、事情という一つ理、まあまあ一時事情急く事要らん。十分々々の理一つ理治め。行こうと言う一日の日、二日三日三十日と言う。これよう一つ理を治め。十分々々の理を以て治めてやるがよかろう。

押して、おさしづによりますと、この度の処は、見合わしましてと
さあ/\後日時を以て心と言う。休まる理はある程に/\。

明治三十六年六月二日
木下善五郎二十八才身上願(旭日部内織田出張所長)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上と言ういかなる事であろう。そこで前々一つ今一時こうと言うて尋ねる理、さあ/\前々代々と言うであろう。代々ほのかの事情に、こんな事になるという事は分かろまい。それ/\どういう事になるこういう事になるという事は分かろまい。又道の理に、前々代々の理少しも分からん。古き道の理一つ事情台と言う。さあ/\一時どうこうはあろうまい。なれど余程大層である。代々一つ理いかなる事と思う。内々何かの理治め。長らえてと言う。そこで一日の日成程、これだけ信徒信者。ほんにこれでこそ/\、ほんに道ならこそ、道に添うたらこそという理を治め。身上の処どうなりてもこうなりてもと一つたんのう。一つ理にたんのう無くばならん。一時一つ理に諭し置く。道の理はどういう事であろうと、それ/\よう精神上の理を治め。さあ一つ理掛かる一つ台と言う。十分十分の理である。これ一つよう聞き分けて、一つ理たんのうしてくれるよう/\。

明治三十六年六月九日
北出宇平治六十一才身上願(奈良部内萩出張所担任)
さあ/\/\尋ねる事情/\、身上という一つ理尋ねる。余程一つ事情であろう。さあ尋ねるから一つ理諭するによって、よく聞き取りてくれにゃならん。さあだんだんとの中大抵の年限の尽したる処、一つ事情一つよう/\と思うたら身上に掛かる。さあ心理思えば頼り無きものと思う。なれど、そうやない。一つ順序の理諭し置くによって、一つたんのう聞き分けてくれ。さあ一時どうとはないが、身上余程大層の理であるによって、一つよう聞き分けて諭してくれにゃならん。人間というは、一代という理なれば頼り無きものや。なれど、一つよう聞き分け、これと/\こうしたら一つ理という。大抵やあろうまい。よう/\と言えば、身上の理よう一つ聞き分け。よいかと思えば、こうなれども、よう心を取り直してたんのうしてくれ。長い間尽した理は十分に受け取りたる。身上こうなれば、明日はどうやろうこうやろう思う中、一代と言えば頼り無いが、末代所の理の台である程に。この理を聞き分けて、一つ理を諭してくれるよう。

明治三十六年八月二十五日
岡本亀助三十六才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上いかなる事であろう。後々見れば長々という。年限見れば余程通り来たる。だん/\の道、通り来たる道、聞き分け/\。これ細こうに聞かそ。よう聞き分け。しっかり聞き分け。身上に掛かりていかな事と言う。又傍にも思う。国を隔て所を隔て、だん/\通り来たる中、身上どういう事であろうと、真実の事であろう。さあ一時ではないなれど、余程大層。これを聞き分け。道をなあ、こんな事でなあ、これを持ってはなろうまい。これで皆の中、知らん中から、道を開き/\、どうも堪いられんなれど、知らず/\の中から、所告げ、聞くに聞かれん、堪いるに堪いられん。よう聞き分け。一時難儀さそう不自由さそうという親はあろまい。これよう聞き分けて、艱難聞き分け。成っても成らいでも、どうなってもこうなってもという理、聞き分け。口説きは無い。これまで長らえて道は、十分受け取りたる。そんなら道どうと言う。道の中、いんねん聞き分け。年限の中聞き分け。身上こうなっては堪いられん。たんのう出けん/\。なれどたんのう諭す。これまで道運びたる。道というは、将来末代と言う。所から、親からも、聞き分け。一時どうとは無いなれど、余程大層々々。世界の処から聞き分け。一夜の間からどんな事もある。その処から聞き分け。神の目には皆子供。いんねん為す事開いて了わにゃならん。今度々々まで持ち越してはならん。身上不足成りて満足出けやせんなれど、道は皆寄り合うて互い/\運ぶ理は、道より無い程に。これをよう聞き分け。

明治三十六年九月二十五日
安井藤市妻はる三十二才身上願(甲賀部内蒲生支教会長妻)
さあ/\/\尋ねる事情/\、身上事情一つ理尋ねる。尋ねるには皆それ/\という。どうもならんこうもならん、いかなる事と思う。だん/\心一つ理尋ねる。どうあろう、いかなさしづと思う。一つ心を以て尋ねる。一つ理身上に掛かる。いかなる理いかなる事、さあ道のためと思えども、一つ理同じ処、身上がこうなりてどうと思う。尋ねるであろう。先なる理尋ねるから、一つ順序諭し置こう。いかなる事と思う身上どうこうとは、この道は難し道と思う。なれど、そうやない。年限の日通りたる。さあよく聞き分けにゃ分からんで。さあ/\身上に掛かる。何でやろうと、何も思うやない。道という理分かりたなら、将来末代の理も同じ事。よう聞き分けにゃならん。身上不足なりてなあと思うな。他にも何処にも世界にも多く出してある。成程真の心治めたら信徒と言うやろう。信者と言うやろう。中の理元である所、所で元と言うたる。この理聞き分け。さあ人間というは、生まれ更わりもある。道があればこそ、この中の道と言う。さあ一つよう聞き分け。成っても成らいでも一つ。ようこの理聞き分け。身上に掛かる。世界からどうこう言うなれど、一時どうとは無い。先々思う処成っても成らいでも/\と、心さえしっかり聞き分け。怪しう思うてはならん。道というものは、怪しきものやない。怪しき思うたら怪しうなる。さあ一つ名称中に出来たものや。この理聞き分け。楽しみなものや。この理しっかり聞き取りてくれるよう。

明治三十六年十月十四日
永尾徳松次女久子十五才五月十五日より身の障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という一つ身の内という事情、いかなる事と思う処、どうもならんどうもいかん思う処、ならん事情から余儀無く事情一つ尋ねるであろう。尋ねるから、又事情諭す。どういう事も諭す。よく聞き取りてくれにゃならん。この道元々何処其処どうでもいかん、どういう事であろう思う。長々の理の処で、それこれあろう。何たる事であると、思うやろう。さあよく聞き分け。道から一つこれまで幾多の道もあった。又どうなると思うた事もありた。何でも一つ心、理は一つと、年限通りた中であろう。年限の中それ/\どうこう。なれど一つ心どうもならん。一人これよう聞き分け。どうもならん身上事情、余程大層事情である。なれど一時どうとはない。が、大層。どういう事もこういう事も、皆それそれ何ようの事もよう聞き分け。通るだけの道は通らにゃならん。身上に掛かる。皆それ/\時々事情諭したる。さあこの理を聞き分けてくれ。どうでもこうでも、成るもいんねん成らんもいんねん。成らん成る、この理により事情どうなりと一つ取り直し、成っても成らいでもどう成りてもと、世界一つ諭す中の理籠もりある。この理一つ聞き分けてくれ。さあ/\しっかり聞き分けてくれ。

明治三十六年十月十七日
西初太郎伜末一十八才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情は余儀無く事情尋ねる。さあ身上一つ理尋ねる。さあ/\もうどうこうと思う一つ理であろう。中に一つ身上不足なる。いかなる事と思う。日々理であろう。心に事情耐えられん事情である。なれど、一つ心を取り直してくれにゃならん。又々前々事情、いかなる事情一つ/\理ありても、中々又候と思う。さあ/\いかなる事情と思うやない/\。身上は一寸大層々々。一つ理十分の心を休まして、いかなる事も休まして、心に掛からぬよう。十分々々一つ心を休ませ。安心の心を治めさして、十分心を安心さしてくれにゃならん。十分という。心を休めさして、治めさしてくれ。身上大層なれど、一時どうとは無い。決して心に思わぬよう。十分でというさしづのありたと言うて、事情治め。安心させ、安心させ。

明治三十六年十二月五日
上原佐助娘ふさ十九才身上願
さあ/\/\尋ねる事情/\、さあ/\どうも身上もう何と身上、身上に掛かる処、それ/\も心に掛かるやろう。さあ/\よく何かの処も心中の一つ思やんして、さあ/\掛かるものと、身の内の苦しみと、それ/\他に外々の処、これ身上事情心に事情心である。一つ事情もう定まった事情、一つ諭するによって、よう聞き分け。又候々々又々身上家内中それ/\もう思い/\の日を送りて来た。よう思やんしてみよ。皆々一つの心の理道の理楽しむ一つ、これ思やんせい。年々の中一時のそれそれの理もあろう。又成り来たる理一代通らにゃどうもならん。そこで心という、皆々それ/\も二つ三つ一つ心を合わせ、道ならこそという。それ/\一つの理よう聞き取りてくれ。どうなろうこうなろう、これ皆一つの心と成りて心の中の心と言う。さあそこでよく聞き分け。成って/\から一つ理と言うてもどうもならん。そこで、それ/\心をよう取り治め。ほんにそうやと一代も長く皆々心を持ってくれ。そこでそれ/\心を治まりたら、治まりとなる。どういう事もさしづの中に籠もりあるで。身上の処一時案じる事要らん。これだけ一寸諭し置こう。

明治三十六年十二月二十四日
上原佐助娘ふさ先日のおさしづに従い備中笠岡の方へ引き取り、川合家を立てさせ度く願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情いかなる事、皆それ/\どういう事こういう事心に尋ねる。事情尋ねるから、万事何かの心、さあ身の事情、何も思う無いもの、それ/\皆々中の理である。一つ心の理休めて、休まるようの理を運んでやるがよかろう。

押して、年内余日も無之、事務御休み後佐助参り取り決め致し度き儀願
さあ/\尋ねる事情/\、出越す事情こう思う事情、皆々寄せて、これがよかろうどうがよかろうと、心々の理に運んでやるがよい。鮮やか事情を運んでやるがよかろう。さあ/\許し置こう/\。

明治三十六年十二月二十五日
松本鶴蔵四十五才身上障りに付願(西宮部内川辺出張所長)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情尋ねる/\。さあどうも身上に迫るから、ならんから尋ねる。尋ねるから又一つ、事情理を諭すによって、よく聞き取らにゃ分かり難ないで。
さあ何故なるやろうと思う。この道という、一つ理尽す。又身上にこういう事では世界からならんと思う理、いかなる事情も聞き分けにゃならん。この道という、よう聞き分け。人一つ一つ理治まるものやない。何度の心運ぶ一つ理よって一つの処、この道元紋型無い一つの処、一つ又理、事情一つ聞き分け。身上不足なりて、たんのう出来やせんが、聞き分け。所々中の/\一つ理ある。救けにゃならん救からにゃならんが、日々の処である。なれど、順序も鮮やかという。この理聞き取れ。どうこう日々だん/\日を送る。よく聞き取らにゃ分からんで。成ってから一つ理、これどう思う心、どうもならん。これ十分に治め、定めさしてくれ。心に一つ理諭す理、この理順序早く伝えてくれ。
さあ/\人間という、一代と言うたら頼り無きもの。この道という、これ生まれ更わりまで諭してある。日々の処が楽しみの処である。さあ身上よう聞き分け。何であると思う。この道という、所に名称という、これ一つ末代の理である程に。一つ理治め、諭してくれ。一時どう、余程大層。たんのうさしてくれ。よう聞き分けさしてくれるよう。

明治三十六年頃
清水虎次郎四十五才願
さあ/\願う処、聞き分けせねば分からん。分かり難なえ。身上の処、一寸の事は一寸行く。大望の事は大層事だけ。長らくの不自由の処少しでも緩るぐ。一つたんのういう処聞き分け。身の内のかりもの一条を、理を聞き分け。何程迫る処一条を聞き分け。先の内なる処、家内の処、何も皆家内分からず、何処が悪い、それ/\世話をする、早く思案する。聞き分け。身の内誠一つ不足なりたる処、事の不自由する。分からず。澄んだる水流して前生分からす。先一つさんげ。内々の家内の処、一人の煩い皆の煩いと思うて、いかなるさんげ。一応成程と大層でも、速やか道付かんではない。理と理にて迫る理に適わず、理と理とで分からずで理に迫る。不自由となる。理に適わず、理を理で分けて、身の内天然自然理。天の理というは誠一つ定まる。
身の内救けるというは、元人間拵えた神。不足貸してない。皆銘々心より、胸三寸より千筋道があるのやで。皆胸三寸より道が出来るのやで。行く行かざる道を身の内より拵え、善の道も悪の道も、理分からず、道一つ分からず。誠の道は弱いようで強い道やで。これ分からん。


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