おさしづ

明治三十年



明治三十年一月八日(陰暦十二月六日)
山沢為信前より身上にて喉たんつかえ息どしくに付願
さあ/\尋ねる事情/\、小人に一つどうも事情が心得ん思う処、そらどうも心得んであろ。尋ねるから諭しよ。よく聞き分け。幾何人あるとも皆同じ理。身上に一つ事情あれば何たると思う。何か万事思う事あろう。どうも一つ発散出け難ない理であろう。なれど、どうでもこうでも中に事情ある。これもこうであろうか、あれもこうであろうか思う事情、よう思やんして、一時尋ねる事情は、身に一つ一寸どういう事、こういう事、そら思うなれど、一日しいかり見定めて、内々も定めて、又同じ事情なら、又一つ心得て置かにゃならん。まあ事情はしいかり治め。どういう事起こりた。皆送りになりてどうもならん。今日は陽気々々と思う中に、一つ計り難ない事情ありてからどうもならん。話々聞いて成りたる一つ理、分からんからどうもならん。又一つほうと思たら分かる。事情一日の日見定めて変わらんなあと言えば、しいかり又心得んにゃならん。

明治三十年一月十一日
山沢為信身上障り願
さあ/\尋ねる処/\、事情は皆んな事情に続いた事情、続き/\の事情、このやしきと言うは、どうも一つの事情が難しい。何心なくやれ/\という理が、どうも治まりが無い。やしきの中見難くい処、これはどうも善き事とは思われようまい。掛かりて来れば皆んなこれまでさしづに及んだる。一つ越え二つ越え、皆見遁してある。なれど、罪科無き小人に、どういうものと思うやろう。このやしき四方やしき鏡やしきという。よう聞き分け。草生えの中から一段越し、二段越し、三段どうも越し難くい。難しい身上一つ、ほんによいなあという楽しみを見て、又一時迫る。末はどうなろうと思う。尋ねる処一軒に掛かる、二軒に掛かる、三軒に掛かる/\という。大きい所へ掛かれば、ころりと初めから改めんならん。これまでさしづさしづで年限経ち来たる。俺の思うようや/\。これではどうもなろうまい。身上に掛かれば、どうもなろうまい。人の身なら、めん/\は何とも無い。長きの事情、道の理から話さにゃならん。身の切なみの中に、どういうものと思う。解きほどき出けんようになれば、どうもならん。刻限々々話し合いが肝心、これは前々以て幾度の事情に知らしたる。よう聞き分け。人の事やから、どうなったとて何ぞ、という心の理がとんと曇り。あちら小人こちら小人と言うて居る間は未だよい。なれど、銘々に掛かりて来れば、どうもなろうまい。よう聞き分け。古い道は一寸も分からん。古い道から新しい道。これ聞き分け。一時尋ねる処、一時以て一日の日を見て、それより安心と言えばそれまでの処、迫りて/\堪えられんと言う。親々の心では、どうも話も出けん。聞き入れも出けんと言う。一寸今一時話する処は、どういうものぞいなあと言えば、曇り掛けるようなもの。これから一つ事情に掛かる。救けたいが理、救からにゃならんが理、心の理を取り直してくれ/\。

押して
さあ/\事情は余程の事情である程に。どういうもの、何でやろとは更々思わんよう。これだけ堅く諭し置く。又々晴れる日がある程に。成るも理なら成らんも理。これ一つ心に治めてくれるよう。

明治三十年一月十二日 夜十時
郡山分教会山瀬文次郎御願の後にて、御話
事情一つ話しよう。ついでと言えばおかしいようなものや。よう聞き分け。この道並大抵ではない。長い間長い道すがら、遠く所やない、海山越すでない。月日年限事情あろう。世界から寄り来る処を見れば分かるやろう。何を持って出て来たでない。これでこそ心の持ち寄り。どれだけ財産あるとて、真似は出来ようまい。銘々心の理を以て寄り集まる理である。これだけ年限尽した理は、治めにゃなろうまい。悪風の理に混ぜられんよう、悪説に誘われんよう、悪理に繋がれんよう。三つの理いつ/\混られんよう。両手運んでも、両足運んでも、一つの理が治められん。道の理皆考え。道を通してある。年限一時の理を集めて、どういう処も連れ帰る。今に何処からどんな事情現われるやら分からん。疑い心一つ洗うよりない。遠く所より胸三寸磨くよりは外にあろうまい。これ一つ諭し置く。

明治三十年一月十三日 正午
村田かじ身上願
さあ/\尋ねる処/\、身上事情一つの事情堪えられん、一つの事情尋ねる処/\、第一事情、身上に一時切なみ堪えられようまい/\。なろうまい/\。ならんから尋ねる。主に一つの事情は日々取り次いで居る。事情身上に掛かれば尋ねる。尋ねるからさしづをする。取次心得にも諭し置こう。一時は何にもどうという事はない。取り次ぐ処に一つの事情、多くの中に何人ある/\中にもそれ/\皆んな一つの事情である。前々よりもだん/\聞いても居るやろ。遠い話やないで。近い所、神の話や/\。存命中にも諭したる。なれど、年限経てば変わりて/\ならん。どうも存命中神の道教え、一つの理とは変わりてならん。何名何人よう聞き分け。この道という一つの心というて、世上へ諭する処、皆んなはどう思うても、俺はこうとしっかり神の道、理一つの心に寄せるよう。これまでよりも刻限つかえて/\知らしとうて/\ならん。刻限延びて/\どうもならん。なれど、刻限の理を諭せどもどうもならん。用いる者が無いから、身上さしづにも刻限ちょい/\混ぜたる。遠い他の事情には混ぜてない。何ぼ刻限にて知らせど、刻限はいずれ/\やろと追い延ばすばかりや。そこで俄かの事情、身上のさしづでなけりゃ諭されん。どうも知らされん。よう聞き分け。鏡やしき、四方正面の中でありながら、どうも一つの理に寄せ難くい、集まり難くい。又一人、又一人の理を混ぜるからどうも集まらん。寄せて了えば自由自在の働きをするわい/\。そも/\の心というは、捏ねてあるもの、ばら/\にしたようなもの。一寸には寄せ難くい、集め難くい。これまで前々より急いて/\、刻限出てもすっきり用いん。めん/\思うだけは用いる。勝手の悪い事はそこ退けである。日々くだり/\の話は何と聞いて居るぞ。これより刻限のさしづは台となりてくれにゃならん。乗った船なら乗り切らにゃならん。塀なら跳び越さにゃならん。火の中なら飛び込まにゃならん。何でも彼でも早く事情、道の中に古い/\という。古き中にも古き者なら、道の理よりこれはこう成る/\、この理はこうと一つの心を寄せにゃならん、集めにゃならん。寄せたら寄る、集めたら集まる。寄るだけ集まるだけは、寄せてくれ、集めてくれ。尋ねた事情は案じる事はない。主にも一つの理を諭して、今のさしづは心に持って、しっかり寄せにゃならん、集めにゃならん。結構一つの事情は、もう一つ、世界に無い程に/\。さあ/\しっかり聞き取ってくれ。

明治三十年一月十三日
土佐卯之助身上願
さあ/\尋ねる事情、身上に心得ん尋ねる事情、一つにはだん/\の治まり、中程の中始めにゃならん。何処からこうせにゃいかんとは言わん。大抵々々こうせば一代治まり、見分けて皆一つの心が治まり、皆心を尽し合い運び合い、一つの心を見分け、しっかり定めてくれ。

明治三十年一月十五日
皇太后陛下崩御に付、国中喪本月十二日より三十日間と定められ、就ては節会の処陰暦正月二十六日大祭に御鏡を供え、二十七日は餅切同日村内節会、二十八、九、三十日(陽暦三月一、二、三日)の三日間信徒一般の節会執行御許し願
さあ/\尋ねる事情/\、どうせにゃならん、こうせにゃならん。これはいつ/\の事情にも言わん。そこで、応法々々の理に委せ置くによって、それ/\治まりの理に委せ置こう/\。何かの処よく考えてせにゃならん。どれがいかんこれがいかんとは、いつ/\の理に言うた事はない。一時尋ねる事情は応法の理に委せ置こう/\。これよく聞き取ってくれ。心得のため諭し置こう。

分支教会の節会も右に準じて行う願
さあ/\応法々々話し合い伝え合い/\、応法の理に委せ置こう。

日々別席十五日より十七日まで三日間休務の願
さあ/\尋ねる事情は心に掛かり、応法も心に掛かれば同じ事、何とも無いからこれもやれ、と言うようではどうもならん。応法の理に委せ置こう。

朝夕御勤国中喪三十日間鳴物無く御勤願
さあ/\応法々々、何も大事無いさかい、これはという心は要らん。真っ直ぐにさえ行けば、どうこうは無い。理を集めて尋ねる。これはどうせにゃならん、とは言わん。

月次祭も神饌のみを供えて祭式おつとめせざる事
さあ/\これも皆ひっそ、ひっそと言えばひっそにして、ほんに成程という理が無くばならん。応法の理明らか、成るよう行くようの道も通らにゃならん。又事情によって捨て置かれん事情もある。旬々の理がある。皆外れて来た。一つの理に集まらんから、年が変わり未だ延びてある。あちらもこうこちらもこう、だん/\遅れる。どうもならん事情である。放って置くに放って置けん事情、何ぼ重なりてあるやら分からん。応法にかゝわらん事情があるで。時々の事情に諭したる。これも心得まで一寸知らし置く。

明治三十年一月十五日
増野道興身上願
さあ/\尋ねる処/\身の障りやと言う。一つの理を尋ねる。障りがあれば尋ねる。尋ねたら、どういうさしづどういう一つの諭があろう、という心を以て尋ねるのやろう。身上が案じる事は無いが、何かの事もよう聞き分けてくれ。事情は今日の日は相当の事情集まりて、いつ/\くどい/\話、一つ諭し置かにゃならんで。さあさあもうこれ時代は何年の時代になりてあると思う。余程時代は長うなる。古い時代今のようなもの、古い時代の理がすっきり埋れ切ってある。今はずっと世界ににをいがけ、端から端まで届いてある。古い理埋れてはならん。古いにをいすたりてある。よう聞き分け。古い理からこういう理に成り立ってある。時世が変わりたようなもの。世界は変わらぬ。元から変わりてはどうなるぞ。教の理に不足は無いもの、又有りてはならん。これまでの道は並大抵の道やあろうまい。年限相当の理は見分けても居るやろう。この事情一寸には難しい。どんな悪風という、事情という、あゝ結構やと思うても、何時どんな悪風吹くとも分からん。世界の風は分からん。元ありての風は、吹かそうと吹かそまいと自由自在。遠慮気兼は要らんと言うたる。三年千日と言うたるは何年になりたるか。遠慮気兼ありては隠し包みも同じ事、教一つの理に違うか違わんか察してみよ。難しい事は一寸も言わん教、これまで長らえて経つ中には、どんないろんな道もあった。付け掛けた道は付けねばならん。年の理によりて早い理もあれば遅れる理もある。遅れ切ってはどうもならん。だんだん長らえて連れて通りてから、悪風に誘われてはならんで。何をしたるやら分からんような事ではどうもならん。一日の日しっかり書き取って、皆の心得と言う。一つの心なら何も言う事不足は一つも無い。今は皆寄って居る。皆寄ってる中に、こういう事は互いに言い難くい。俺は出てもあかん。名は一つでも幾つもある。幾つもありては道とは言えようまい。ようまあ尋ねてくれた。尋ねた理は皆治めてくれ。一つの理に集めてくれ。そも/\ではどうもならん。そも/\というは、どんな事出来るやら分からん。前々より諭したる。皆一条の道。言うて聞かしても寄らず、諭しても聞かぬ者はどうもしようが無い。ついの/\/\の理に誘われんよう/\。

明治三十年一月十八日 夕方
茨木基敬四十三才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上にどうも心得んから尋ねる。一つには談示皆心得、一日々々あれもこれも事情日々であろう中に、身上不足思う処どれだけ思えども、身上になあ一つ思う処堪えられん。どういう思やん/\である。長らえてどういう事もこういう事も、成らん中/\通り来たる理事情中にはあと思い、年限事情経ち来たる。思い/\事情これから先事情によって一つの心日々という。談示柱々々々いろ/\ある談示柱一つ、この者あの者あちら合わんこちら合わん事情、だん/\事情、強い/\心の強いであろう中に、談示柱も無けねばなろまい。世上に出る道には一つ重々外々の理はすっきり要らん。たゞ道一つ計って来れば、十分一時その理治める。あちらこちら取り廻し/\一つの理治まるである。第一の理悟り付かねば尋ね返えせ。事情一つの理と諭し置こう。

明治三十年一月二十五日
諸井ろく身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\小児々々という。小児ほうと思う心より一つ事情、又第一の事情という。こうと言う言わん事情、これはどういう事情、ぢばに心を寄せて小児事情、はっきり小児身上から引き出したる事情、土地々々事情、どちらこちら隔て無きよう、皆所々事情急がしい/\。年々の処暫くの処、何彼に皆心に掛けず、すっきり委せ置け。思う所、まあ暫くどちらも心移さず、又々身上から引き出す程に。

押して、ろく学校の事情願
さあ/\尋ねる事情、それはもう土地々々思う所へ運び、それ/\皆々事情、心に思う所へ、程よく、事情皆こうしたらよかろうと思うように、委せ置く/\。

明治三十年一月二十六日
増野正兵衞身上願
さあ/\だん/\の事情/\、さあ/\どういう事である、こういう事である。内内にあちらや、とんと鮮やか速やかならん。とんと事情又一つあちらへ迫る、こちらへ迫る。尋ねにゃなろうまい。これまで多分諭したる。又一時尋ねる処、事情何ぼう事情、一名やなくして、集まる事情諭さにゃならん。そらあちら向いてもこちら向いても義理がある/\。何もあちらこちら事情、心事情拵える。そら事情によって、事情に赴かにゃならん事情ある。多分中にそれ/\事情ある。多分中に道という道ある。その事情理に変わりた理は無いで。よう聞き分け。どういう事情、理も始まれば、しっかりと踏ん張りてくれ。事情によって暇が要る。遅れてならん。これを諭せば分かりてある。談示もあろう/\。身に案じる事は要らん。案じてはならん。

押して
さあ/\尋ねる処もあろう。日々内々にどうせにゃならん、こうせにゃならん、又一つこうもしてくれ、どうもしてくれ。日々心に掛かる。どんと精神の心、どうせにゃならん、こうせにゃならん、言えん。内々に心に掛からんようせにゃならん。事情に善いと思うても悪い事もある。悪いと思うても善い事もある。一度二度三度まで聞いて思う処、これと思えば、それで心に押し付けて了うがよい。

明治三十年一月三十日
船場分教会用地として西田佐兵衞より百四十坪献納願
さあ/\尋ぬる事情/\、いかなる処尋ねる。事情まあ初めという処から思えば、何となあどうもと、心の事情一時以て尋ぬる処の事情は、精神の心だけは受け取る受け取る。まあ/\こうして置いたらという心の理は、なか/\の理である。さあさあ末代の理に受け取るで。

同日、梅谷四郎兵衞出張所事務所へ寄留の願
さあ/\尋ぬる事情は時々の事情を以て、さあ/\一寸暫くどういう事もこういう事も、こういう処の理に委せ置こう/\。

明治三十年一月三十日
永尾楢次郎右の目障り願
さあ/\心得んという事情を尋ねる/\。一寸事情諭し置こう。さあ/\目に見えん処どうなりこうなり、そこい/\事情よう聞き分け。どんな事聞こうとも言われようとも、遠慮は要らん、気兼は要らん。さあ/\人々どれだけ日々尽したような風をしては理は外。他の事情を見て迫り切れば、どうもならん。前々他の事情に二つ三つの理に諭してある。身上続き、必ず/\の理に心に誘われんよう混ぜられんよう、返やし/\の理に諭し置こう/\。

明治三十年二月一日
松村吉太郎風邪引き咳出て困り居る後へ、小人義孝口中舌たゞれ、口中悪しくに付願
さあ/\尋ねる処/\、まあ/\いつ/\の尋ねにも皆事情から、それ/\遠い所から知らしてある。そんならどういう事知らして貰ろたというようなもの。よう聞き分け。身上々々余儀無く事情から尋ねる。皆んな事情、十のものなら七つまで道の理に掛かる。なれど、三つだけは取って、後七つは遠い影のように思うて居る。まあ/\長い間、どうどして/\と思えど、どうもならん。これがいよ/\という理に迫まり切ればどうなるぞ。どうもならんから、前以て知らしたる。一言の理は万言の理に当る。理ばかりや。どうも難しいてならん。さあ/\一時身上に差し掛かれば尋ねる。尋ねばさしづ。さしづの中にどういう事も皆映してある。このさしづというは、十人の心にさしづしたようなもの。よう聞き分け。この道は心次第の道。一条の道を万筋に通るは皆心という一つの理から出る。互い/\話し合うた、結び合うた事もある。それはよう/\の日、よう/\の心、日を取り違えしたようなもの。日と心とこの理を聞き分け。成ってから言うた処が取り返やしはならん。よう/\にをいある間に結んでくれ。にをい褪めてからはどうもならん。皆千切れ千切れである。千切れ/\になりてからは、容易な事では繋がれん。春風のようなそよ/\風の間は何も言う事は無い。神も勇んで守護する。なれど今の事情はどうであるか。黒ほこり、泥ぼこり立ち切ってある。この黒ほこり、泥ぼこりの中で、どうして守護出来るか。又守護した処が、世界へどう見えるか。よう聞き取れ。大変口説き話である程に/\。一人の身上から引き出して諭する理。しっかり聞き取れ。一人二人で付いた道ではあろうまい。国々それ/\名称々々の理を下ろし、言えば道の辻々ともいう。十分の理ともいう。さあ付け掛けた道は、付ける程に/\。なれど、鏡やしきや、ぢばやという理、龍頭の事情、今の事情、これが世界の鏡となるか。龍頭が濁れば、辻々は一時にどないになるやら知れんで。本部員や役員と言うなら、世上へ映る鏡やしき。曇り事情踏み止めてくれにゃなろまい。一日の日よりしっかり定め掛け。皆々よう聞かして下されたという理が分かれば、一つは精神の定める理も出来るやろう。ぢばも鏡なら、世上も鏡、世上の理も映れば、ぢばの曇りも皆映る。あの者には義理や、この者は放って置けん、という人間心の理から世界の曇りとなる。数々の曇りは皆この理一つにある程に/\。尋ねた小人の事情は、一寸には大層なれど、心の事情によれば案じる事は要らん。これだけ知らし置こう。

明治三十年二月一日
増田亀次郎身上願
さあ/\尋ねる処/\、身上に心得んから尋ねる。尋ねるから一つ諭し置く。陰から聞いて何の事やろ、ふしを見て何の事やろと思う。よう聞き分け。人間というは心だけ。尋ねる理も心だけのさしづ。心の理に悟り付けば、何も案じる事は無い。このさしづは短いさしづや。なれど崩してみよ。長い/\さしづである程に。

明治三十年二月一日
平野楢蔵身上願
さあ/\尋ねる処/\、身上に心得んから尋ねる。どんな事もこんな事も見て知って居る、聞いて知って居る、風を見て分かりてある。今一時の処身に不自由あればこそ、尋ねる。さしづは、何度のさしづ、皆同じ事を知らしたる。身上は案じる事は要らん。なれど、よう聞き分け。二度三度は抱えもせにゃならん、見遁しもせにゃならん。なれど、三度四度は越せんという理を、しっかり心に決まってくれるよう。

明治三十年二月十九日
郡山分教会山陰支教会長外役員一同身上の願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の事情によりて尋ねる。余儀無く事情思えば余儀無く事情、遠い所の事情にては、思わず/\成らん事情尋ねる処、まあ一時以てどうもなあ/\と思う処、皆これは通ってあろう。こんな事どういうもの、思えば思う程思うやろ。一人の事情曇れば曇る、晴れば晴れる、撫でば撫でる、擦すれば擦する。これ一つ諭しが難しい。あちらこちら多くの中にも皆一つの事情、同じ中に事情思えど、中に一つの事情とも言う。よう聞き分け。諭するには諭するようの心の理が無ければ諭されん。何程諭したとて、曇りありては晴れん。どうもならん。皆んな総やつしのようなもの。改め替え立て替え。これ一つ諭しが、難しいてならん/\。これまで何度のさしづにも、皆んな言葉の理を添えて諭してある。何ぼ中といえど、道理として、一人互い/\運び合うて、それ/\治まりある処、これ聞き分けにゃならん。一時治まるかと思えど治まらん。さあ早くや、今やというような事では道とは言わん、日々眺め合い、迫りた理はどうもならん。大抵々々の日を思い繰り出してみよ。道が無けりゃならん。皆んな心という理がありて一つの道、道がありて心、一人でもこうと言えば、十分心に乗って守護する。これまで諭しだけの言葉やない。実際事情の理に知らしたる。諭するには、諭するようの心が無くてはならん。日々心が変わるようでは諭されん。諭すとは言えん。道が大事、これまで艱難苦労の道が大事。一人でも聞き分けてくれ。あちらもこちらも、ふわ/\のようでは、どうして働けるか。あちら持っても頼り無い、こちら持っても頼り無い。これでは十分の道通れるか通れんか、聞き合わせてくれ。

押して、一人の事情に付願
さあ/\尋ね返やす処/\、皆取次々々と言うて、これまで日々の取次、多分の中大勢の中、第一どうしようと思ても、どうもならん/\で日を送る。重立った一つの理より掛かりて尋ねたら、こういう諭があった。よう聞き分けねば、緩めば枝が枯れる、枝が枯れたら葉が落ちる、芽が枯れる。この道理を聞き分けたら、一日も一日も早く/\。重なりて来てからはどうもならん。俺さえせにゃよいではならんで。兄弟という理は切っても切れん道がある。兄弟に掛かれば、心を澄ます道が無い。心に悟り無くばならん。悪い者ばかりでは、この道というは無きものである。

又押して願
さあ/\皆々ほのかの言葉が聞く。一度聞く、二度聞く、三度聞けば世界あゝと言う。これより一つ心を改め替え。ほんに変わったなあという理を、第一に待ち兼ねる。これ一つ、しっかり聞き取りてくれにゃならん。

明治三十年二月二十五日
増野正兵衞身上願
さあ/\尋ねる身の内、どうも心得ん事情尋ねる。どういう事こういう事、理を言う。尋ねる処よう聞いて置かにゃならん。身上事情障り/\どういう事尋ねる。尋ねばさしづ。道の流れという、だん/\諭したる。これまでの処には何度諭したる処、この古きさしづ出してこういう事あるなあ、これ調べ出し、何処から見ても、彼処から見てもほんにこれならなあ、どういう事間違った事無けれど、間違う処も歎かわしい。どんな事でも弱いようで、心精神という、精神多く寄れば強いもの。堅いものでも理が無ければ砕ける。追々旬を定めてくれ、と、さしづして置こう。珍しいさしづやで。

又、続いて
さあ/\成っても成らいでも、精神だけ守護する/\。めん/\それから出けん。さしづというは、これまであれこれさしづしてある。なれど反故同様。一つ緩む、二つ緩む。だん/\世界聞き分け。相当なるさしづ選り分けてくれ。選り分けてくれ。だん/\それこれ選り集めるなら、一つ理から自由とさしづして置こう。身は案じる事は要らん。

押して願
さあ/\尋ねる処/\、まあこれめん/\からこう、身の内からこうなればさしづから違わん/\。身に尋ねたらさしづある。さしづを以て通れば、危ない事は無い。危ない事有れば、親から危ないとさしづする。悪風々々に誘われてはならん。悪風に誘われば、どんな所へ流れるやら分からん。難儀さそう、不自由さそうという親はあろうまい。これまでちょい/\理混ぜてある。これよく/\理繋ぐだけ繋いでくれ/\。寄るだけ寄せてくれ。もう/\悪い理あらせん。世界に鏡やしき/\と言うて合わせに来る理を、合わせてくれ。よく聞き分けてくれ。

明治三十年三月一日
山田作治郎三女たみゑ三才身上願
さあ/\事情は余儀無くの事情を尋ねる。又余儀無くの事情である。どういうさしづ、こういうさしづ、理を待つ処よう聞き分け。何とも無くば何とも無い。めんめんだけは、どういうものと思うやろ。思うは理である。なれど、よう聞き分け。どういう事もこういう事も、一時の事情に長く諭さんならん事情がある。今一時の処、余儀無くの事情、一時持っては堪えられん。今の理見る事諭す事は出来ん。めんめん精神の理より外は無い。又々何とかの事情あるから、しっかり心を持って居てくれにゃならん。何でやろとは更々思わず、めん/\の事や一つの理や、と、大き心持って居よ。又候々々どういうものとは思わず、さしづに何とも無くば、しっかり大きい心持って居よ。又々悠るりと詳しいさしづする。めん/\、どうしようこうしようと言うた処が、めん/\は内も外も同じ事である。ついでの事情を以て尋ねたら、詳しい諭するから、心置き無う居るがよい。

明治三十年三月四日
島ケ原分教会長万田万吉身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも聞き分け一つ心得んと言う。さあ/\まあ/\よう尋ねたる/\。もう後々に話は言うまで、事情は諭すまで。これからの事情よう聞き分け。何処に掛かりたるやら分からん。用いても、頼り所々悟らにゃならん。重なる者一日の日もう持たれんと言う。よう聞き分け。怖わい道危ない道、ようよう通り抜け。事情世界広く中、理が有って理が無く、年限の内には危ない所も船に乗りゃ、風の理も悟らにゃならん。精神の理で槍先も怖わい事は無い。理が劣れば働けんという。一つの宝の繋ぎ合うての道結んだる処、揺るげば、あちらが緩るむ緩るむ。一時成程の道と感じて、危ない歩まれんというは、これまでちゃんと見えたる。遠いよう思わんよう。無いとは思わん。一代の理とは思わず、末代の理とよう心を治めてくれるよう。

明治三十年三月六日
山沢為造女中おしか雇い入れの願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ事情一度の事情二度の事情、どういう事一つ尋ねる処、まあ人々の処の理という。よかろうと思えばどうという/\。これまで籠る処、運ばんと思う処、又一つ事情今一時尋ねる処、一寸一つまあ/\当分心の理を以て、まあ一日も長い日も同じ事、心という事情何にても許し置こう/\。

明治三十年三月六日 夜
増田甚七小人ふさの身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ事情によって余儀無くの事情、余儀無くの事情である。どういう事であろう。どういう間違いであろ。又一つどういう運びであろう、皆心で思う。どう思えど理が無いと言う。この事情なか/\の事情、大層の事情、小人たる処にて何故こういう事になろう。見れば堪えられん事情であろう。まあ一つ諭す事情に一つ諭し難くい。諭し難くいというは、まあ内々事情、これまでの処にて、どうなろうや知らん/\、思たる事情、これは余儀無くの事情、めん/\定めて日々の処どうも堪えられん。心の理運び、心の理含み、余儀無く事情思たる一つ理は余儀無く事情。中には内々の中に一つそれ/\中皆の中、何たる事情思たる心あろ。これより一寸諭し置こう。成るいんねんこれまで聞く事情、大難小難事情心に持って治めてくれ。又一つ後々事情、ほのかの事情、見れば一寸現われ掛けたる。まあ第一思やん治められん言うて、一つ理の届かん/\。さあ/\届かす/\で。身上障りから、こういう事聞いた/\、十分治めてくれ。言い/\は楽しみ中に/\堪えられん事情、内々中に一つ、説くに説かれん、話すに話せん、治めるに治められん。だん/\事情後に見て思い出せばどうもなあ。これすうきり切りて了い、これから内々重々の理一寸出掛けたる。内々事情には、どうなろうか知らん事情中に、一寸堪えられん、後々怖わいという。経ち越したる中、どういう日も付けにゃならん。思案してみよ。夜も目も合わんような事ありたやろ。事情何とこれまで堪えられん事情、さあ放って置かん、捨てゝ置かん。十分の理に集めてある程に/\。ようく聞き分けてくれ/\。

明治三十年三月十日
中津部内二豊布教所移転及び担任の願(同郡豊田村字島田二百九十八番地へ、伏見三次郎を担任)
さあ/\尋ぬる事情/\、前々の事情は、一つとんと一つ思うようにならなんだ。今度一つ改めて尋ぬる処、それは十分の理に許し置こう/\。さあ所に一つ事情は、これ破損でありたという理を改め。さあ/\尋ぬる事情は許し置こう/\。何時なりと許し置こう。心だけの理は許し置こう/\。

明治三十年三月十一日
山田伊八郎、八才、二才の小人の願
さあ/\尋ねる事情、小人一条の理を尋ねる。内々どういうものであろ、どういう事であると思う。小人事情これを尋ねる。尋ねば事情余儀無く事情、事情は何が間違うてある。何が違うてあると尋ねる。もう大抵々々重々の理は通り抜けたる。そうすればどうと思う。万事心に掛かりてなろうまい。これは精神の元一時世上になあと、すうきり見て一つの理が治まって事情、大き気を持て取り損わぬよう。成るだけ道を通り、あちらも通りこちらも通り、狭ばい所は建て出して理、心配してはならん。人がどう誰がどう、思う事は更々持たず、内々十分の心を持ってくれ。

明治三十年三月十二日
増井りん六十日程前より歯痛の処少々治まり、本日午前十時頃より腰の障りになりしに付願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも不思議と思う/\。よう事情聞き分け。長い間、今日はどうであろ、明日はどうであろと思う。あちらが身が障る、こちらが障る。身上に一つの事情あれば、どう成ると思う。何にも案じる事は要らん。尋ねて貰うと/\日々に思うたる処、尋ねる処の事情に何にも間違った事はあろまい。めんめんもこれまでよう/\の道、どんな事情も通りて来た理、万事の事情万事の道、万事と言えばどうなる事と思う。世上にも理がある。無理々々の処に、治まり難くい説き難くい処も心の理に治めて居る。雨降りもあれば、天気もある。雨降りの日は、十分の働きは出来難くい。身上の障りの時は悠っくり気を持ちて、楽しみの道も悠っくりと聞き取りて楽しもう。成ろまい日々の事情、働くばかりが道であろうまい。末は一つの事聞かして貰ろたる事も、どうであろと思う。明日日身の処は案じる事は要らん。皆々の事情もあるで/\。

明治三十年三月十七日
増井りん身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時事情尋ねる時諭してある。心理十分のようなもの。どういう事、一年の日諭してある。雨降る、出掛ける、諭しある。これ皆かりもの。前の理出し一年の日、一年何も言う事無くばよい。一寸身の自由ならん。一寸腰を掛けたて休んで居るようなもの、これは、思う事もある。めん/\危ない道も経ち越し、一時思う事はあろまい。身に不足あれば思う。一寸腰掛けて休んで居るようなもの。身の処案じる事は無い/\。

明治三十年三月二十一日
大裏へホイロ場石灰入れとして七間に二間の建築願
さあ/\尋ぬる事情、仮家々々事情、仮家の事や何処でも構わん。事情許し置こう。

同日、東隣り中川嘉平の宅地買い入れ願
さあ/\尋ぬる事情、尋ねて一つさしづ通り、いずれ/\事情、前々よりそれ/\伝え、場所広く一時いずれ/\天然々々集まる心年限事情、一つの理を添うたる。事情何時なりと許し置こう。

明治三十年三月二十二日
永尾楢次郎、桝井伊三郎派出の願
さあ/\尋ぬる事情/\、さあ/\まあ遠い所どういう事、こういう事分かりて分かり難ない。実際言うては治まり難くい。遠い所事情というは、遠い心持って掛からにゃならん。道の上から運ばにゃならん。又一つ同じ一つ理、道は一つの理であって、心一つ理と理窟ある。道の上から話通り世界成程と言う。世界その心で十分運ばにゃならん。出越す事許し置こう/\。
明日より
さあ/\そら何時なりと許し置こう/\。

明治三十年三月二十三日
井筒梅治郎未亡人とよ手首腫れものに付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上どうも一時心得んという事情、尋ねる処/\、さあ/\まあ/\今日の日というは今日の日、一寸どういう事もあろう、こういう事もあろう。よう事情聞き分け。まあ一つこれまで道という道ありゃこそという。よく聞き分け。先々長くば心ありて、身上いかなる事今日より忘れて、皆々若き者に凭れて、いんねんという理治まりて、未だいんねん沸かす心に、一寸見ればどうなろうか知らん。結構はなか/\、十分心これより結構無いと定め。又内々一つ後や先や、これ聞き分け。一寸の理は夜も昼も思え。思えば堪えられん。日々という、何も銘々の理で案じれば切りが無い。世上見れば、なか/\一日限りと諭し置こう。これ治まれば、成程治まる。何も案じる事要らん程に/\。さあ/\先々楽しめ。

明治三十年三月二十六日
柏原源次郎の願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\身上に事情理を尋ねる処、まあ早く事情立ち寄りて事情頼り/\、理を早く/\万事事情、これまで遠く所事情一つ運ぶ。皆それそれ以て治め出てる処、身上不足なりたる処、皆言わず/\一つ理、何故なる/\、些か持たず。万事運ぶ事情に別段不足あろまい。身上不足なる処立ち寄りて、安心事情早く諭して、身上不足なる処、諭す処、銘々事情と早く諭してくれるよう。

明治三十年三月二十九日
永尾楢次郎静岡県下へ出向きし先にて、身上障りありしに付、帰部の上心得のため願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ所々へ立ち越す出で越す事情、尋ね一条にて許し置こうという。理を出した道筋先々所にて身上一時どういう事、辺所の事情にて案じたやろう。よう聞き分け。身の障りから皆心という理を治めにゃならん。一時どうなろうという処に、こうという心を定めたら治まりたと言う。一人の理も何人の理も幾度の理も同じ事。なか/\の理である程に/\。このぢば/\という、いついつの話にも一寸なりと皆理を添えて諭したる。あちらもよい、こちらもよい、今日もよい、明日もよいと言えば、何の心に不足もあろうまい。これまでよりもだんだん諭したる理に、あざない理は諭してない。日々運ぶ事情、めん/\から何でもという、日々思う理は受け取るなれど、又何とも無くば何とも無い。よう聞き分け。一時堪えられんという身の障りでも、こうという精神一つの理さえ治まれば、速やか治まる。どうせにゃならんとは、言わん言えん。たゞ心次第の道という。身上痛めてなりと、どうしてなりと治めようという理を、心に楽しんで定めるなら、さあさあ楽しみ/\の道諭し置こう。

明治三十年三月三十日
高知分教会長松村菊太郎身上願
さあ/\尋ねる事情、所々一つの理、皆それ/\万事の処、一時を以て明らか運ぶなら、何時なりと許し置こう。

押して願
さあ/\身上一つの理、事情心得ん事情尋ねる。善い事も掛くれば、思案の事情も、万事事情皆掛かる。身を案じる事は要らんで。心は、悠っくりの心を持たにゃならん。今年に成らにゃ来年、来年に成らにゃ又年が明けたらという、先長くの事情を以てせにゃならん。案じてはならんで/\。

明治三十年三月三十一日
陽暦四月十四日より本局神殿新築落成奉告祭に付、本部長外随行員五名と分教会長残らず、支教会長代理として三名程出頭する事御許し下さるや願
さあ/\事情以て尋ねる処、事情は一つさしづに及ぼう。まあ遠く所、一つこうというさしづ以て事情、又遠く一つ話するはどうでも皆ある。遠い所は遠い所事情、又内々出る処、随分まあ三名と言うて、前々さしづ事情ある。随分ひっそ軽く、大仰は要らん。それ/\近い所、今日は一日行てこうかという。談示て伝えて、事情遠い所諭せば、又俺も/\と言う。一寸諭し置こう。皆心相い持って行く処は、何時にても許し置く。これだけ諭し置こう。

分教会長御伴なり皆一名づゝ出る願
さあ/\そらどうでもよい、まあ一人でよい/\。

明治三十年三月三十一日
清水与之助身上に付部内事情願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ事情幾つも/\だん/\重なり、まあどうでもこうでも、日々掛かる処ありては忘れらゝせん/\。一つその中へ話して置く。皆銘々言わず語らず発散出来難ない。聞かすに聞かされん。明らかどうでもこうでも治めにゃならん。この道何処から付いた道か。よう聞き分け。聞き分けば明らか。世上幾重事情々々、成る成らん、何かの理持ち出し、この事情治め方/\、日々働き有るか無いか。どんな事言われてだん/\寄る世界見分け。内々どうもならん/\、どうもならん理を見てはならん、有りてはならん。万事心の道を繋げ。世上の道、心一つの道がある程に。よう聞き分け。この話したら、どんな思やん出るであろう。尋ね一条所々国々遠く、善き心持て。心戻る事情多分ありてはならん。三度まあ諭す。五度まで伝えた理は是非ないで。これだけ諭し置こう。

明治三十年四月四日 夜
増野正兵衞身上願
さあ/\尋ね掛ける/\。尋ね掛けたら一つ理諭し置こう。大きものに譬え、成らん理譬え、よく聞き分けにゃならん。これまで万事身上でもさしづ刻限事情でも幾度も諭したる。又一つ成りたる事情もある、成らん事情もある。神は、放って置け捨てゝ置け、とは言わん。そのまゝ/\。もう何でも彼でも年が明けたら、事情これまで目に見るに見られん、聞かすに聞かされん事情なれど、真実真の事情だに治まればこそ、今日の日という。さあ尋ねさしづやない。刻限事情と変わるで。

明治三十年四月四日 夜
刻限
さあこれまで尋ね/\、あちらへ隠れ、こちらへ隠れ凌ぎ、あちらへ走り、こちらへ走り、何も知らん者ばかり通りて、よう/\道。よう聞き分け。どれだけ結構と思えど、今の一時聞き分け。ならん者に無理に来いとは言わん。来る者に来なとは言わん。これ一つ古き話に残したる。これだけ心だけの道、見えた道、年限数えてみれば、向こうにあるやら後ろにあるやら、空にあるやら、今日の日分からいではならん。機嫌に向いたら行くは、機嫌に向かにゃ行かんは、こんな事では今日の日見えるか。今日の道立てにゃならん立たさにゃならん。神が出て、こうと人足まわしするようなもの。まあ、堅い心抱いて取り返やしならしょうまい。神が捨てるやない。何ぼ大切ない者でも、めん/\から捨てゝ掛かればどうもならん。何程繋ぎたいかて、真の心から事情の理切れたらどうもならん。事情に、限りという理ある。この限り一つ理も同じ事。

明治三十年四月十四日
佐賀関に布教所の担任鴻田利吉の処、桝井安松に変更、又二百三十二番地へ移転の願
さあ/\尋ぬる事情/\、さあ/\前々事情を以て一寸一つどうである。又一つ一時以てこうという尋ねる処、心置き無う許し置こう。
又一つ第一に理を諭し置こう。遠く所に、所々に一つ事情一つという。さあ/\皆皆綺麗に/\又先々多分々々の一つの理ある。又一つ先々皆々事情は一つ一つの心を以て、皆一つ共に/\運ぶ事情の心なら、これを綺麗々々なと言う。第一の事情又何処から見ても、ほんに成程という心を以て運ぶなら、尋ねる処は許し置こう。

明治三十年四月十八日
桝井伊三郎、永尾楢次郎両人東京及び仙台地方へ出張の願
さあ/\尋ねる事情/\、前々の事情は、途中まで一度の処立ち戻らんならん。余儀無く事情。どういう事、何かの事、何かの事情、心の事情は精神辺所の所にて身に障れば、煩いの上の煩い。一時以て尋ねる処、一度と言えば一度は出て、成るよ行くよう心だけの治め。辺所たる所にて身の障り、どうでもこうでも、身上から余儀無く事情という。事情は外に何にも無い。どうしてこうという、事情の理は無い。たった一つ一寸の慎み、一つの理、誠の理、これだけ事情身上からよう思やんせにゃならん。安心の心を求め、めん/\の心、一つこれ一つ何でも彼でも、もう忘れたかいなあ、というように治めてくれ。常々の理は十分尋ね、事情のさしづより時を以て、これだけ諭し置こう。めん/\心に慎むという理を治めてくれ。年の取れたる席という。ほんに頼りにして居る。頼りにして居る中に、これはという事情有りてはならん。この理さえ治めてくれば、外々事情は無い。十分という。
さあ/\立ち越す処、尋ねる事情は心置き無う/\。さあ/\許し置こう/\。

明治三十年四月二十日
城法支教会長山本藤四郎家族支教会へ引き移りの願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時以て尋ねる処、事情は皆々それ/\皆それ/\心という理集まる処、一時以てこうという処、さあ/\許し置こう/\。

明治三十年四月二十二日
大裏西側中央に井戸一箇所願
さあ/\やしき中の事なら、それ/\勝手よいよう、どうこうと決まった事は未ださしづは出け難ない。皆仮家の事なら、何時取っても差し支え無いというよう。仮家なら何処がよかろ、此処がよかろこれ委せ置くによって、そこで一寸話して置く。

明治三十年四月二十二日
増野正兵衞身体中芯骨痛み咳出で、又道興目の障り願
さあ/\身上に一寸々々障りという。何も案じる事要らん。なれど、前々より諭す理皆同じ事、事情同じ理ある。万事理集めて掛かりあれば、こうというどうという、どういう事する、こういう事する。役々理治めて居る。成る成らん理、聞き分けにゃならん。よし/\、聞いて了う。聞いたら取り計らうよう。よう聞き分け。取り扱いが扱い人、一つ道/\という。一時道又一つ尋ねば、誰彼尋ねば、それからそれ取り次ぎして、事情一つも放って置かん。事情ある又々事情、だん/\の事情もある。これだけ諭し置こう。万事聞き分け。身上案じる事要らん。案じる事要らんが、掛かり/\話、どういう事話するやら知れん/\。よし/\という理心に治めよう、又々というは、何の事やら分からん。そこで一寸話して置く。

明治三十年四月二十二日
河久保豫章身上三島村にて借宅住居するにより清水与之助、梅谷四郎兵衞の両名世話するに付願
さあ/\だん/\事情以て尋ねる処、この道一つというは、何も分からん事情々々なれど、どんな者でもこんな者でも、皆んな一つ/\心という理以て、どうでもこうでも真実理、強ってどうでもこうでも、それ/\互い/\理結んでやるがよい。よう聞き分け。俺がと言う者がどうもならん。神の方から捨てんなれど、理としてすたる。どんな者でも道というは、皆兄弟と諭したる。そこで真実供えて、こうという処なら、まあ一つ取り計らうがよかろう。

押して、同人には孫大太郎なる付き添い御許し願
さあ/\尋ねる事情/\、人は幾人何人無けりゃならんとは言わん。皆んな心という理治まるやろう。治まれば互い/\の理である。これまで言うたる。深い学問は要らんと言うたる。道というは艱難苦労して、それ/\理積んだる理はたゞ一つの理に治まりたる。そこで、学問有る者も無き者も皆同じ事、皆んなをやが育てゝ居る。門掃く者も、拭き掃除する者も同じ事、又一つ、空働くも一つ、理は一つ。育てるは上、上を崇め敬まうは下、これ分かれば何も無きものである。これだけよう聞いて置け。

明治三十年五月一日
大裏へ米蔵建築御許し願
さあ/\尋ねる事情/\、建家事情仮家々々、仮の心、さあ許し置こう/\。

水車破損に付、新調御許し願
さあ/\尋ねる処、まあ十分々々、万事の処は、皆それ/\委せ置いたる。万事自由にするがよい。許し置こう/\。

明治三十年五月七日
城島分教会担任上村吉三郎出直しに付、後任山田伊八郎を以て願
さあ/\尋ねる事情/\、一代事情どうなり通り、又一つどうもならん。事情心通り理が現われる。心得のためまで知らせ置く。一時定める処、心置き無う定めてやるがよい。さあ受け取る/\。

明治三十年五月七日
梅谷四郎兵衞長女たか先月二十八九日頃より左の耳根の歯痛み休み居り、今に痛み治まりませぬに付喜多治郎吉より伺
さあ/\尋ねる事情/\、身上に心得ん事情を尋ねる。どういう事であろう。日々の身の障り、善き事さしづ、皆それ/\心楽しみ持って又一つ事情、皆どういう事楽しみ事情無くばならん。内々十分一つの理から旬という。兄弟一つそれ追々中の中の一つの理集まる。ぼつ/\の理を運ぶがよい。どんな理も皆分かるであろう。

明治三十年五月七日
柏原源次郎の願
さあ/\尋ねる処、事情もだん/\事情、成る成らんの理、成る理は何にも言う事は無い。一時見て居られん。それ/\の心一つの理の堪えられん。よう聞き分けて、所々元々こうという道の付いたる。十分という中に一つの理、これ一つの事情聞き取って、皆々それ/\まで諭し置く。一時成らんでない。治まる処にて治まる事情を以て、一つ/\運ぶがよい。

明治三十年五月十日
富松清三郎身上願
さあ/\尋ねる事情、さあ/\事情はどうむならん事情を尋ねる。事情は大変なる事情。どうがよかろう、こうがよかろう思う処、一つさしづ十分諭し置くによって、よう聞き分け。何がよかろう、彼がよかろうと思う処、ほのかの処分からん。事情一時以て身上一つ不足有って、たんのう出けやせん。なれど、世上見てたんのう、身上不足なる処、よう聞き分け。一寸心の理に治まるなら、いつ/\暫くという。これまで分からん/\道、身上に不自由不足はあろまい。なれど、不足なりたる処、聞き分け。皆々すっきり思い替え/\。楽々の日がある、と諭し置こう/\。

明治三十年五月十八日
山田作治郎三女たみゑ三才身上願
さあ/\尋ねる処/\、さあこの事情というは、事情は余儀無く事情々々によって、よう聞き取ってくれ。この道というは、どういうこういう、一列一つの理、こういう道である、あゝいう道である。大変間違いの事情、皆世界事も聞くであろ。この一つの理聞き分け。小人こういう事があっては、更々持たず。事情は大難小難。彼にどういう事、一つの理に持たず、大変事情めん/\事情に取れば、あんなでなあ、世上の理定めた心の理違う。成る理成らん理、一つの理聞き分けてくれにゃならん。又一つの理もそれであったかなあ、と見るであろ。

明治三十年五月二十一日
奈良支教会長森川重太郎長男宇次郎三十一才大熱下だり願
さあ/\尋ねる事情/\、事情一つとんと事情もう一時以てどうなろ。それ/\事情、一寸一時計り難ない事情ある。身上一つどういう心という。定める治める事情、一時案じて居てはどうもならん。案じると案じの理が回る。一時以て他に一つなあ、道の中になあ、どうでも心を治めて一寸早い理を諭す。道のため運ぶ。世界から理が一時に寄る。これは取り違いであるで。道の中いろんな道がある。この道何年運んで居る、何年尽して居るのに、こんな事ではなあ。十分聞き分け。こゝ聞き分ける理がある。役員の心を繋いで居る。どうじゃろ、これも一つ理掛かる。どうでも尽そ。世上は何から尽そう。どんな中でもこの事情真実、人に話し理は有って心に真実理が無くてはいかん。心一つ、精神真実定め。めん/\なあたらなあ、又後々道の処難儀しようとてならせん。難儀しようとて出来やせん。運んで了う、尽して了う。身代無くなろ。めん/\一人で無くなして了うは何にもならん。道のためあちらへもこちらへも種を下ろし、道のために尽したなら、何処からでも芽を吹く。又、道のため一つの理あれば、見て居る者は無い。所々種を下ろして、世界からうっとしい理も無くばならん。一時の処はどうなろ。めん/\一つの理に持って、あちらへもこちらへも種を蒔く。あちら不作でも、こちらは十分取れる。こちらから還る、お前は放って置かれんという理は、何処に放って置かれん。一代限りじゃなあと思えば蒔き流し、一時もう理をよう聞き分け。一つの理は為すいんねん諭しの理に籠ってあると諭し、前々蒔いたる理何処へでも生える。これだけ諭したら、真も定まるであろ。よう聞き取ってくれ。

明治三十年五月三十一日
大江支教会長妻中西やを身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の一つ事情を尋ねる。尋ねる事情には、皆んな身上に何とか事情さしづあろうと尋ねる。身に一つ不足なる処、よう聞き分けにゃならんで。身上という、皆んな中に伝えるであろう。所々出て来る中に話する。何と話する。めん/\治めて他に諭す理から、めん/\聞き分け。人間という、どういう理が聞き分けるなら、身上不足なるから尋ねる。尋ねるから日々諭す理籠りあるという。これよく聞き分けば暫くという。これ一つ、よう聞き分け/\/\。

明治三十年六月三日
安堵村飯田岩治郎事情願(事情は神様下がると言うに付将来治め方に付願)
さあ/\尋ねる事情/\、何処にどういう事情、彼処にどういう事情、これまで事情というは皆話、それ/\詰合々々、皆聞いて居る。ほのかの事情にて、人足社と言うて来て居る。何程、どうしてやりたいこうしてやりたい、埋め置いて、皆めんめんやる事情、取り扱い出けん。十分先々諭さにゃならん。これ一つ聞き分け。ならん処尋ねば、さしづを皆してある。さしづ事情、これだけの事なら、それだけの事なら、と日々送り、さしづ事情皆埋れてある。よう聞き分け。まあ内々に一つ事情、時々の話、時々の事情、刻限事情、だん/\これまで幾重話ある。ほんの十のものなら九つまで埋れて、後一つはっちゃ守る事出来ん。聞き入れる事出けん。よう聞き分け。長い話、長い話し掛けたら、一時間や二時間で説き尽す事出来ん。あちら神が下がり、こちら神が下がりて、何処から皆ほんにと分かり難ない。どんな事言うたやら、一時堪えられんような事言うたるそうな。何処から言う、聞き分け/\。人足という、あちらこちら古い事情にて、あちらへちょい/\して置いた。前々の道と、道と/\の理を聞き分け。聞き分けにゃ、分からん。話、あちらこちらちょい/\聞いて居る。聞いて居る中に、一寸何才なる者が、この者いつ/\まで貰い受けたる中に、そのまゝ捨て置いたる。これ分かるか分からんか。所々で一寸々々言葉下ろしてある。すっかり貰い受けたる事情聞き分け。事情皆埋もれたる。年限経つ、見て居るようなもの。今日の事情一時尋ねる。どういう事尋ねるやら分からん。尋ねたらどんな事でも、言葉受けて皆たんのうして帰る。分かる分からん、分からんは道と言う事出けん。道というは、相当道である。取りよう聞きよう難しい。難しい事でも、そこ捌いて行くは取次という。皆遠慮気兼。世上に遠慮は要らん。さしづ理である。事情というは、違う事一つも諭せん。どうもならん。これ諭したら、道十分という。どちらから話し掛け。あちら一寸改めて諭す事情ある。これよう聞き分けにゃならん。これまで危ない処、どうなりこうなり連れて通りゃこそ、通れる。時節で通れるのやない。時節で通れると思うは、心が間違うてあるのやで。よう聞き分けにゃならんで/\。まあこれが仮名な事、軽い事で聞かす。まあ道理から、元々はめん/\が物有りた事人に手渡したようなもの。時々によってこれは結構々々。さあ、これはどう成る。これだけ話したら速やか分かるやろう。

暫くして
渡したようなものや。渡したようなものやと、それはどういうもの。この道三十年二十年後、道理聞き分け。その時我がものというは、生涯我がもの。よう聞き分けて、一時間違う道理よう聞き分け。何処にどういう事授けた、こういう事授けた。それは修理して、作り上げてこそ、我がものである。

明治三十年六月五日 夜
一昨晩本席御身上御障りこれありしに付願
さあ/\尋ねる事情/\、身上々々一つの事情、さあ/\事情明らかならずという事情どうなりの事情から尋ねる。事情尋ねば重々事情、多分々々の事情重なりある。今日はよい明日はよい。一つ/\の心に何も言う事無く、思う事も無く、陽気遊山、国々所々あちらこちら、十分に運び来たる処、日々事情、だん/\事情重なり/\、身上に事情あれば、まあどういう事であろうと思て居る。だん/\重なりある事情、日々同じ一つの理、今日はよい明日は明日というは、言うに言われん堪えるに堪えられん事情理が含んである。真実から思い一つの理開き、これまでどんな事も見て居るやろ、通りて来たやろ。いつ/\まで何も言う事無ければよい。又同じ事ならよい。ちょい/\障り/\という処から、皆んな一つの心を寄せて、安心さゝにゃならん。成ってからどうもならんで/\。よう聞き分け。一寸の事が長うなりてはならんで。後でほっと思い出すような事ありてはならん。これまで説き流し聞き流しは言わんで。神は説き流しは言わん。説き流しなら、聞き流しでよい。よう聞き分け。埋んで置いたて出て来る。埋って置いても出て来る。それ/\こうと思て、一度二度会議々々で日を送り、日を送るばかりでは、どうもならん。一日の日勤まるも、将来勤まるも、同じような心で運んでくれ。取り損いしてはならん。長い年限であろまい。いつ/\なれば十分一つたんのうもさし、一つ苦しみも救わにゃならん。皆真実改め替えて貰いたい。これだけ諭したら十分分かるやろう。鈍な事やと、成りてからどうしたらよかろうと、うろ/\してはならん。これだけ諭したら皆談じ合うて。深いようで浅い。神が力抜いたらどうもならん。これだけ諭したら、これも一つ、あれも一つ、一々分かりて来る。言わず語らず皆心にあるのや/\。なれど、めん/\我が身可愛いと思う処から、十分積み立てる事出けん。この一つ話、大抵皆可愛一つで諭す。これだけ諭したら、十分の心持ってくれにゃなろうまい。

これまでの事情運ぶ処御知らせ下さるか、押して願
さあ/\皆んなこれ一つ分かれば二つ分かる。よう聞き分けて、何でも彼でも安心さゝにゃならん/\。日々運び、日々急いて身上不足あれば、何の事情も運ぶ事出けん。事情延び/\日が遅れる。万事一時早く安楽運んで、心休まさにゃなろまい。

押して、飯降まさゑの処でありますや
さあ/\縁談々々と言うて、まあこれ長い間の事に、どうも成らん事情いつも成らん。それについて、成らんから言わにゃならん。言わにゃ運ばん。無理な事ならんと言うた処が、どうもなろまい。事情変わりたら、変わりたようの事情から運んで、安心さゝにゃならん。これまで安心心の治まる日、どうもあろまい。よう聞き分けて、成るよう行くようというは、心一つどうもならんから、治めて居る。年が明けてもそのまゝ、そのまゝというは、安心は一寸も治めてあろまい。

明治三十年六月五日
諸井国三郎殖産工業の事情を兼ね、台湾台中県へ布教の儀願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情には、これまで遠い話にも聞いて居る。事情一時以て尋ねるは、遠い話には、一寸追々の理ともいう。身上に一つの事情無ければ、何時なりと。さあ速やか許し置こう/\。

先ず以て諸井国三郎二十日頃より行く事願
さあ/\心得に委せ置くによって身上も壮健、皆々勇んで心事情、心一つ嬉しい。真実心理を以て鮮やかなら、何時なりと許し置こう/\。

明治三十年六月七日
奈良支教会長伜森川宇次郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上は前々一つ事情、身の処迫る処、大変心という。どうであろう、こうであろ、言うまで心という理治まらん。又身上変わりて事情変わりて、どうも分からん/\。尋ねる事情にて尋ねるから一寸さしづ及ぶ。よう聞き分け。成ろうと言うて成られん事情聞き分け。又寄り合うて互い/\日々事情尽す処日々受け取る。だん/\事情一名一つになりて事情それ/\事情、十分運んで居る中に、成らんという中、一つ此処は一つ勤める所や/\。心という理以てたんのう集めて、一時通りてくれるなら、今に一つ事情が見える。これだけさしづ及んで置くによって。

明治三十年六月八日
増野正兵衞咳出るに付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\まあ身上には心得ん。どういう事であろうこういう事であろ。幾重思やんすれど、そら分かろうまい。よう聞き分け。多分の中に事情という。又一寸出越すという。又一つ/\印見てこうという。そらめん/\聞き分け。用が多くなる。多くの中に皆談じ合うての中、これから先どんな用が出来るやら分からん。急がしい用出ける。あちらから一寸掛かる、こちらから一寸掛かる。事情が多分掛かる。多分の中に大半一寸役々あるようなもの。なれど、役々、誰と/\という事は定まってあろまい。何と/\何の役/\、これ一時定めにゃならん。出けて来る。話付けたらせにゃならん。万事用が掛かれば急がしい。急がしいければ、皆割り合うてせにゃならん。その場/\事情によってどうもならん。これからどういう処から定めるやら分からん。めん/\いずれ/\と言うて通りたる。何でも彼でも定めにゃならん。真からあちらこちら、もう話しようか、もう刻限で諭そうか思えども、一つ理が赴かず、尽した理は同じ事情、上下の理は無い。真実連れて歩く、連れて通る。誰と/\の理は無い。運んだ理は受け取る。この道限り無き/\なれど、将来人間この通い道は切らにゃならん。これから万事行かにゃいかん。行かんようの道がある。成りゃ成るようの道がある。尽すは尽す、運ぶは運ぶようの道がある。これ聞き分け。善き理は運ぶ。まあよく尽す運ぶ。これ話し合うて、早く理を開いて、善い処以て、どんな理以て捌くは道という。一度の理に話して置こう。

明治三十年六月八日
富松清三郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\身上不足なる事情尋ねる。皆んなこの事情聞き分けにゃならんで。一度さしづというは、将来末代の理と諭したる。尽し運んだ理は末代。尽した理はどうもいう。よう聞き分けば万事鮮やか。身上不足なりて尋ねる。話通りころっと事情、何が違うと言う。どうせにゃならん、こうせにゃならん、いつの事情にも諭し難くい。どうせこうせは言わん。一時早い理で分かる/\。返やしてこれまで諭したる。いかな理も治まれば、ほんに成程と治まる処から、この道と言う。又、聞き分け。何ぼうでもならん/\。どうせいと言うは、よう聞き分け。尽した理は将来末代の理。これ聞き分け。人間生まれ替わり出替わり、聞き分け。幾度か分からん。その場事情、その事真実分かれば皆分かる。よう聞き分けてくれ。

明治三十年六月十一日
寺田半兵衞身上願(四五十日前より熱出でいろ/\と悩みにより)
さあ/\尋ねる処/\、身上に事情ありて尋ねる処、まあ幾重事情、何度事情、尋ねる事情皆集めて諭し置いたる。内々事情又先々事情、誰一つ掛かろまい。皆めんめん掛かるやろ。あちらこちら何たると思う処、よう聞き分け。大き一つ理を以て、広く理を以て、成る成らんやない。この世界事情見よ。いかなる事情聞き分け。もうどう成ろうという理更に要らん。この者あの者これやなけりゃならん/\、すっきり心に開き付けて了え。いつ/\までやない。何程思うた処が、どうもならん。尽した理はいつ/\まで。又内々事情成る成らん処あろう/\。一時以て治める事出来ん。他に眺められ、どうや知らん、どうもならんで。どうしょうや知らんというは更に要らん。道の上思やん/\。頼りと思えど、どうもならんという。これ聞き分け。開きを付けて、これより先長く道なら、どんな大き道あるとも分からん。道は大き長くという。これ一つさしづに及ぶ。

明治三十年六月十三日
泉支教会会長小倉芳治郎辞職御許し下されるや願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時事情尋ねる処、事情にては心に余儀無く事情であろう。余儀無く事情であれば、心に治めて事情どうでも事情々々思う一つ理、まあよく/\一つ思やん定め/\。思やんして事情一時ならん。余儀無く事情であろうが、よう聞き分け。一時計り難ない。とんと事情ほのかの事情が楽しみ。楽しみはこうしたら事情は治まるであろう。一時事情強ってどうとは言えん。よう聞き分けにゃならん。一つ治まるやろうと言う。一時尋ねる事情、よう思やん。こゝまで話し置くによって、篤と思やんしてみよ。

明治三十年六月十五日
春野喜市に梅谷たかを妻に貰い度く、相方家内皆心治まりしに付御許し願
さあ/\尋ねる事情/\、縁談一条の理を尋ねる。皆々それ/\さあ楽しみ、又一つ主と/\心、心置き無う事情、重々の理重々の理、運ぶ一つの理、どちらも楽しみ、理と/\重々の理、何時なりと自由々々。

明治三十年六月二十二日
本席四五日以前歯痛みに付願
さあ/\尋ねにゃなろまい/\。どうも心得ん理であろ。幾何名人を揃え運ぶ処、身上障る処、毎々諭したる道という。いつ/\まで同じ事と思う。心間違うて/\、それ聞き分け。心添えて一つ万事たんのうさゝにゃなろまい。いつ/\までと思うたら違う。これ一つ諭せば運ばにゃならん。万事さしづ間に合う。さしづは間に合わす。間に合わんさしづは、間に合わさんという。それではどうもなろまい。よう聞き分け。安心して楽しみ成る。一日の日千日に向かう。一日の日万日に届く。幾重さしづしたとて、諭したとて、どうもならん。これを聞き分け/\。

明治三十年六月二十二日
撫養部内西香川出張所県庁より取り消し致せしに付、所々後々心得のため願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時以てどう成ろうという事情、後々心という理は要らん。どんな処取り損いやったなあという処、遂に現われる/\。

明治三十年六月二十二日
柏原源次郎の願
さあ/\尋ねる処/\、まあどういう処からも尋ねにゃならん。所、遠い所にて身上に一つ掛かる処尋ねる。遠い所道は一つで、道ありて事情数々あろ。数々ありて、めん/\身上切なみ/\堪えられんという。まあ一つ万事尋ねる処、一度の処二度、万事改めて、それ/\心発散さゝにゃなろまい。

押して
さあ/\一時はどうであろうという理であろ。重々心楽しみ、心委せ、事情十分治まりたら、又暫くという。

名東支教会の処でありますや願
さあ/\ほのかにても、心に掛かれば、理は重々であるで。万事の処理は一つに籠るであろう。

明治三十年六月二十四日(陰暦五月二十五日)夜
西浦弥平妻しを身上願
さあ/\/\尋ねる事情/\、余儀無くの事情を尋ねるやろ/\。事情は余儀無く事情ではあろまい。皆一つ/\の事情、これまでの道筋々々、どんな中も通り来たる。一日の日を始めてどうでもと思う。長い年限であろ。思やんが一つの事情。余儀無くの事情から、これではなあと思うは、山々重々の理であろ。なれど、よく聞き分け/\。取り直せ/\。成らん/\の事情やない。成らん事情は何ぼ思うても成らん。成る事情なら一つの心から改め。返す/\どう成るもこう成るもいんねんという、一つの理一つの諭は、これまでだん/\ほのかの話にも聞いても居るやろ。なれど、一寸には思い開きは出来ようまい。世上世界の事情を見て、一つの踏み止まり無くばなろまい。又この先どう成ろと思う心は更々持たぬよう。又遅れ/\の理は取り返やせんと思う。そうやないで。世上の難を聞いてたんのう見てたんのう、一つの心を定めてくれ/\。一つの踏み止まり/\。この理をしっかり心に治めるなら、一つの楽しみは重々の理にある程に/\。

明治三十年六月二十六日
清水与之助心得まで地所の願
さあ/\尋ねる処/\、さあ/\大抵年限事情という。一時以て尋ねる処、今日一時事情、追々事情無けりゃなろまい。いつ/\事情どういう事、一時以てどうとなろまい。心という、毎々心に掛けてあたゑという、理ある。あたゑは急いて急かず、事情集まりて来ればあたゑという。どうせこうせさしづ出けん。これだけさしづして置こう。

明治三十年六月三十日
山本もん六十七才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情一つ理を尋ねる処、まあ一寸当分であろうか。思う処一寸長らえての処、いかなる事と尋ねる。人に心というは、何もどうしてこうして心あろうまい。皆これまでどういう事とこういう事、時々心の案じ、これ一つよう/\日々送り来たる処、一寸身上大層、事情にては何を話す事情あろまい。たんのうより無い。何も無い。なれど、十分たんのうさすがよい。

明治三十年七月一日
本部北の方へ門一箇所建てる願
さあ/\尋ねる事情/\、普請という、切り無しと言うてある。皆仮家々々、仮家の心以てあちらも囲え。こちらも囲え、囲えの理を皆許し置こう/\。

明治三十年七月三日
安堵村飯田岩治郎の事に付、桝井伊三郎、増野正兵衞の両名運びしも聞き入れ無之に付、如何致して宜しきや願(飯田岩治郎に神様降れりと申し立て、月読命様のお話なりと言い、上田、春木両名が一の取次と申し、信徒へ申し伝え云々に付取り締まり方御願)
さあ/\尋ねる処/\、どうもこれよう思やんしてみよ/\。二十年と言えば二十年、二十年三十年、遠いこの事情思やんしてみよ。どんな者頼り/\、一も取らず二も取らず。よう聞き分け。先々まで一つ迷わせ、今一時大事、一も取らず二も取らず、何をしたんぞいなあ、何をしたぞいなあというようなもの。中途から見えて大いに取り返やしならんで。今が一大事やで。続く/\、先々眺めて、先々見て、年限の理を治めるより効無きものと、一つさしづして置こう。

明治三十年七月七日
永尾よしゑ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情もうこれさしづ、だん/\前々事情知らしてある。よう聞き分け。このやしきという。一つ澄んで一つの理が世界々々、鏡一つの理が四方正面、どれ一つ諭し幾重事情、幾重諭しある。心得ん事情尋ねる。詳しう諭す。長らえて/\、こうして一日々々日を重ねて一つの理、いかな世界だん/\と中に一つどんな理どんな事情、世界言う程、成程の理、誰さしづの理と思うな。一手一つの理を諭す。この難しうてならん。何で難しい。めん/\そも/\の心が難しい。皆心の理が難しい。一戸中一村中濁らば濁る、澄まば澄む。濁り世界事情せっかくににをい掛かり、清水なら頂く、濁り頂く事出来ん。最初成程さしづ通り成り、たすけ一条後々ほのかの理が移り変わり、神が変わらすのやない。めん/\心変わる。万事一つの理諭し置く。これから又一つ/\夫婦中一つの理、今日一日に心定め。清水一つの理を働くか働かんか見よ。どういう事晴天もあれば中に曇る理もある。十分聞き取れ。或はいかん/\でいかん。一寸心あちらへ働く心を受け取る。守護どういう事、その中又事情一度又二度又三度という。たゞ一つの理を諭する。今日一日の日の諭しは末代。一代の理でない、末代までの理。鏡やしき濁りた心は持たん。黒きは黒き、白きは白き、赤きは赤きが映る。こんな事こんな事ぐれ/\やで。中に一つや二つ、めん/\鏡やしきの中の理の無い事した。生涯心を治めるなら受け取る。身の処案じてはなるまい、子供小人に乗って長らえて事情、三十年皆分からんの理でどういう事も同じ事、中連れて通りて先々諭し聞きた理は神が欺すでなき。一日の日より生涯の心を定めてみよ。身上は案じる事は要らんで/\。

明治三十年七月十四日
安堵村飯田岩治郎神様下られる様申されるは道具主でも出られるや如何と心得まで願(前日御願通りだん/\信徒へ及ぼす故心得まで願)
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情には、どうもならん。何度も事情に一つよう聞き分けてみよ。どういう事もこういう事も聞く。理という理を聞き分け。一時の理と、最初の始まりの理と、直ちにどうと言わん。この元という理、元というはほんのちょいと出て話して、年限初め万分の一から、成らん理から始め掛けたる。何処にどういう事がある、彼処にこういう事がある。存命中に言うたる。世界道理の理に一つ成るか成らんか。これから考えば分かる。害になると言えば害になる、邪魔になると言えば邪魔になる。これ聞き分け。ぢば証拠人間始めた一つの事情、かんろうだい一つの証拠雛形を拵え。今一時影だけのもの言うて居るだけでならんから、万分の一を以て、世界ほんの一寸細道を付け掛けた。どちらやらこちらやらという理は言うまでのものや。どうこうというは、大体の理に分かるもの。ほんの何にも知らぬ者寄って言うのや。尽した理は何時失わんならんやら知れん。一も取らず二も取らずという事は、前々に知らしたる。天理教会と言うて、国々所々印を下ろしたる。年限経つばかりでは楽しみ無いから、一時道を始め付けたる。神一条の道からは、万分の一の道を付けたのやで。それから聞き分けば、邪魔になるものは邪魔になる、害になるものは害になる。言わいでも分かった話や。

押して、信徒取り締まり上に付願
さあ/\名称々々の処、事情話す処、変わりたるやなあ。話す処どうも一時すっきりとして了えば、言うまでの事情や。案じて居れば切りが無い。よう皆々思やんしてみよ。一所崩れたら、何処まで崩れるとも分からん。一とこ崩れたら何処まで崩すやら分からん。しっかり治め/\。言うて治まらにゃどうもならんやろう、と言うても、要らんと言うやどうもならん。ほのかの理から治まりたる処、どちらやらこちらやら、今一時の道という。思うか思わんか、よう思やんしてみよ。

押して、部下出張所布教所へ出張して整理すべきや、又は担任を本部へ招きて取り締まり致すべきや
さあ/\だん/\尋ねる処、前々から事情に諭したる処は、一つも違わんなれど、又一つ他に事情所々理のある処は、まあほのかのようなもの、実際治まりない。治まりないから、ふわ/\したようなもの。道理諭す中に、何かあるやら分からん。一寸蓋を取れば分かる。中に何やらというようなもの。この区域その一つの事情、それ/\の理を集め、一時に運んで又事情、もう些か濁りた処、世界出そうと言うたて世界へ出せるものやない。世界事情怖わいようなもの。年限の理から見ればうたていようなもの、早く取り締まらにゃならん。取り締まり遅れたらどうもならん。所々理を諭し、順序治まれば、理も治まる。どうであろうこうであろう、口と心との理を以てすれば、どうも仕様がない。先々の話聞いてみて諭して治めば、又治まる/\。

明治三十年七月十四日
増野いと身上願
さあ/\だん/\尋ねる事情/\、身上という事情、長らえての間の事情である。どうも長らえて心得ん事情、どうであろうと思う処、日々の理である。一時尋ねる処、前々の事情に諭したる。身上案じた分にはどうもならん。善き一つ事情案じてはならん。よう聞き分けにゃならんで。どうで多くの中治めるには、大きい心という理を以て治めにゃならん、通らねばならん。どんな事情もある。あちらもこちらも諭して治めてくれにゃならん。又何処やろと思うやろ。身上事情尋ねたら、こういうさしづありたと、皆一つ/\の思やんをせにゃならん。何で身上が日々の処にこうなるやろと思てはならん。通り難くい道は通り難くい、通りよい道は通りよい。この一つの理さえ心に鮮やか持ってすればよい。いかんものはいかん、善きものは善い、悪きものをえらいと言う。これ又こう、縺れ合いの理重役すれば、皆んな集まりて来る。善き事すれば当り前。ならんことすれば、いかんと言う。身上の処どうなる、一時なるものやない。どうやといつまで持ってはならん。多くの中に一つ見る聞く。皆治まり来たる処から聞き分け。いつまでも楽しんでこそ楽しみ。身上どうこう何の楽しみ無いと、更々心に持たず、どうなりこうなり、日々の事情勤まればやれ/\。身上不足ありてどうもたんのうは出け難くい/\。為すいんねん多いか少ないか、皆めん/\内々にある。今日もよい/\と言えば、たんのう出ける。悪い中にたんのう治められん。道理と言う。成らん中たんのう、治められん処から治めるは、真実誠と言う。前生いんねんのさんげとも言う。これ一つよく聞き取ってくれるよう。

明治三十年七月十六日 朝
諸井国三郎渡台に付、部下重立ちたる者分教会に集まり御神前に御勤をなし直会頂戴の最中三才の小人身上一時迫りしに付願(十三日夜の事)
さあ/\尋ねる事情/\、前々事情速やか許したる。だん/\よう/\の道を整え運んで、さあという一時の際、小人身上心得んという。心得んから尋ねる。尋ねるから諭そう。よく聞き取れ/\。国を立つ一時多くの中楽しみもあれば、又中にほっと思う者もある。よう聞き取れ。道のため教一つの理を聞いて定めた精神一つの理は末代という。この理をしっかり心に治め、辺所立ち越す処、勇んで/\どういう事もこういう事も、一度定めた理は末代の理という。さあ/\皆々それ/\治めてくれ。

永井藤平同行の願
さあ/\精神さえこうと言えば、明らかなもの。こうという精神あるなら、勇んで勇んで。さあ/\皆んな心に委せ置こう。

明治三十年七月十九日
平野トラ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情には身に事情いかなる事と思う処尋ねる。尋ねるから一つの理を諭そう。まあ/\長い間の事情、どうなりこうなりと、思い思いの日を送り来たる処、今一時身上不足なる。よう聞き取れ。これまでの処どうなると思うた。心の理という事情は、よう/\の事情に一つ分かり掛けた。さあ/\分かり掛けたら分かる、治まり掛けたら治まる。これより一つ夫婦一つの理、これまで長らえての事情、思い出したら分かる。これまでの事情とは変わりてある。夫婦の中たんのう一つの理、互い/\とも言う。さあこれより一つしっかり治めるなら、いかなる事も皆んなこれ思うように事情成って来るという。この一つの理は将来の心、さあこれよりと言えば、何にも案じる事は無いで。夫婦の中の事情、世上という、世界という理が映ればどうもならん。これだけのさしづは無いで。よう聞き取れ。

明治三十年八月二日
平安支教会長飯田岩治郎事情に付願(神様御下りありと申し立て曰く『この屋敷は二つ無き水屋敷、元なる者は何んと思うぞ、この度は平安より往還の道つける皆心勇み出よ』と、その他種々申し立て尚飯田に月読の神御下り其御指図故本席より誠の神と言って分かり来るとの事に付、平安より役員春木、松尾、田中、森中、西本、重役五名罷出で、本部長へ上申の上本部員立ち会いの上願)
さあ/\尋ねるやろう。尋ねにゃ分かろうまい/\。尋ねたら事情分けてやろ/\。これまでこれめん/\道のため、教祖からと言うて諭したる。毎々諭したる。教祖に心映して年限の道。いつ通りたか分かるやろう。よう聞き分け。一軒一戸親兄弟一つの理から諭そう。よう聞き分け。一列は神の子である。憎い可愛の隔て無い。日々に可愛皆諭すやろう。話した処が数々覚えて居られん。どれだけの放蕩したとて、どうもなろうまい。どちらの理もあろう。何処の理を諭してやるのやあろまい。始め掛けたる理を伝うたる。取り損いありてはならん。無理にどうせいとは言わん。人間というめん/\の理で思い違いすればどうもならん。前々尋ねた理に諭したる。一も取らず二も取らず。めん/\心出したら、皆根を忘れて了うも同じ事。珍しい事と思えば、一時は通れるやろう。なれど、教祖の理を聞き分け。年限長らく日でありて、可愛々々で一寸道を付け掛けたばかりや。未だ/\日が遅れる。踏み被りしてはならん。これ聞き分けば分かる。どんな事でも言うて行けば行かる。思い違い無いよう。これが間違うてあると思えば、一つ答せい。

押して七月三十日(陰暦七月一日)に飯田へ神下り、筆先と申し、二つ無い水屋敷其外いろ/\御指図ありましたは実ですや、心の迷いですや願
さあ/\尋ねる。それが、答であろう/\。水屋敷と言うた事は無い。人に授けたる。又、変わらん理を伝えて、代々変わらねば、屋敷の理ともならんでもない。三代四代経っても、代々変わらねば又水屋敷も同じ事。よう聞き分けば分かる。

暫くして
さあ/\一時今始めた処で、どうという理はあろまい。よう聞き分け。これまであちらにもこちらにも、どういう事もありた。なれど、皆長らく遂げる事出けん。日日皆言う人にかりもの心でどうと思えばどうとも思わる。成程尋ねたる。成程という理を聞き分け。あちらにも信徒、こちらにも信徒と言う。教会や出張所と言う。名称下りたる理、何処から出たるか。これ、聞き分けたら分かる。数々こうしたらどうという処、早く通り直せ/\。

又、暫くして
さあ/\もう一つ話する。此処までこうと思た。神という、世界心と思うから出たであろう。よう聞き分けば、そうやない。聞き分けば真実分かる。こうしたら真実の所へ立ち帰る事出けんなら、又理を変えてという、一つの思わくも出るであろう。よう聞き分け。これ聞き分けば、成程真に理が治まるで。

又、暫くして
もう一段話する。平安という理が一つある。これまで互いという理が一時忘れられようまい。この場で成程と思えども、あちらへ戻ればどうと思やんは要らん。教祖一つの話、存命同様の理である程に。

又、暫くして
又一つ話、明日から心治まれば同し事、互い/\心はどうしたぞいなあというようなもの。これも又皆精神にあろう、とさしづして置こう。

明治三十年八月二日
東部内常陽支教会用地今回茨城県中学校設置に付、その用地の内へ譲り受け度き旨、その筋より懇談あるに付願(併せて献納の儀伺)
さあ/\だん/\事情尋ねる処、まあ一つ始めた処、まあどうにも事情難しという中に、一寸始め掛けた処、一時以て事情は、ころっと変わりた事情、一時この地所という、どういう事にしたらよかろ。皆んなそれ/\思う処、所変わるは、何時何処へどうしても構わん。始めた地所より、ならんとは言わん。変わる一つの理は、何処にもあるから構わん。皆んなそれ/\尽す処の理に委せ置こう。献納して了えとも言わん。皆んな運ぶ理に委せ置こう。それより運べば鮮やかなものであろう。

明治三十年八月五日
増野正兵衞小人おとも身上願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情にも一つ、身上事情無くば尋ねやせん。身上事情が痛み悩み心得ん事情、又尋ねる。長い話せにゃならん。よく聞き分け。内々事情、小人事情、これだけ諭しよう。よく事情聞き分け。めん/\事情これどうであろ、又小人どうであろ。身上は、言葉の事情一つ聞いて、成程と言えば鮮やかというは、毎々事情々々、内々から他の事情映してある。そら一時仕兼ねるであろ。どうも及ばんであろ。事情によって見遁す事情もあれば、繋ぐ事情もある。一時諭そうと思えども諭せん。尋ねたら第一めん/\心に掛かれば又他にも心に掛かる。何度伝えても集める事出来ん。身上この一つ事情にて、あちらか又こちらか思う。伝える理に持ってくれにゃならん。理というは、立てにゃならん理と倒かさにゃならん理もある。その立て倒かしの理聞き分け。この理どの理立て倒かしたらよかろ。長い/\長らくの年限、この事情から第一理浮かぶ。一度で倒して了わんならん理もあれば、何ぼうでも此処へ此処へと繋がんならん木もある。あちらこちら綱を掛ける木も、倒かすに倒かせん木もある。加減にせんならん木もある。立てると倒かさんならん理、これ聞き分け。皆んなそれ/\他に身の障りと言うて、用い方無くば事情放って置かんならん。さしづした処がどうもならん。さしづ出けんようになる。又したさしづ一名苦しめる事も同じ事。同じやしきいんねん、この一つ理うっかり思て、付いたんでなく、皆成程と思て、どんな茨畔崖路も踏み越して、ほのかのさしづ、又刻限纏まらにゃならん。これ聞き分け。心に理が治まれば、何も案じる事要らん。

押して、飯降政甚のことでありますや
さあ/\尋ね掛けたら、又諭さにゃならん。今一時の処は、何処に頼り無し、話どんな事でも、言葉一つで万事分からんからどうもならん。知らにゃならん。行く行くばかり、帰りて立ち並んで、又一つ取る処又分かる処、事情成程、何処へどうしたとも分からんのやなし、分かり難ないというは、又事情頼り一つ、今まではこう、これから先はこうと、心に台を踏み止め、風吹いたらどうなるや知らん。東風というは、何処へ巻き込まれるやら、西風というは、何処へ巻き込まれるやら、波のような如く治まるか治まらんか、聞き分けば、万事一つの理に分かるやろう。

押して、政甚又は前川菊太郎の事と願
さあ/\事情は皆んな重なれど送れる。又一つ一時事情言わば西風や東風や、あちらへ事情こちらへ事情、どんと治まり所あらせん。治まり難くい言うたて、人の心に言うたとて、真の理に、ほんにこれなら治まる。こうしてこうと踏み止まり、台拵えて、闇の晩何時頭打つやら分からん。打つやら踏み被ぶるやら分からん。これで治まるか治まらんか、聞き分け。

小人身上押して願
さあ/\身上も一つ、どうも事に心に案じる。皆んな万事一つ、身上こうなれば、飛び入りてこうと心あれば、身上はそのまゝ。

明治三十年八月五日
茨木基敬四十三才身上血が上下三度身上願
さあ/\尋ねる事情/\、いつ/\事情尋ねる。一つ理は同じ事、身上一つ事情大変。もう一時何たるという思う事情あろ。又他にどうと思う。よう聞き分け。いついつさしづ理は一つ前々諭したる。よう聞き分けにゃ分からん。善い事しても一つの理が掛かる、悪い事しても一つの理が掛かる。皆んなそれ/\尽した働き理の一つこれだけこうして居れば十分という。聞いてもこれはどうして示そうにも、思い思い日送るばかり、一つ後々談示場所という理を聞き分け。気儘出て/\気儘出るというは、よう聞き分け。老舗から一つ理が出る。諭しから一つ理が出る。難しい事情話した処、善い処だけ取る。一つ譬えて話しよう。一つ種を蒔いたら、一日経ったらだん/\味が付く。これ決まりたる。旨い味だけ取る。それは元々一つ理からそう成る。喰べる事だけ味だけ取る。元種蒔いたら実がのる。実がのるまで修理難しい/\。一つ諭して行くなら修理であらかで、あちらへひょろ/\こちらへひょろ/\、心の心配ばかり求めにゃならん。一つ言うたら、年限という年限無くば実がのるまい。皆修理ある。この事情聞き分け。一時尋ねる事情、事情は迫りと大変、これ聞き分けば又暫くと言う。これ早く諭してくれ。事情は余程急ぐで。

押して
さあ/\尋ねにゃ諭しという。分からにゃ尋ねとて、前々一つ心のそれ/\皆んなあちらこちらどうも取り損い。元へ掛かり楽しみ/\掛かれば楽しみどころやない。又候々々身上どうや知らんと言う。障りと言う。これよう聞き分けにゃならん。

明治三十年八月十四日
永尾よしゑ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上にどうも心得ん事情という。心得ん事情尋ねば事情はもうこれなか/\。これ何ぼうとも積むに積めん、事情つかえたる事情諭す。あちらこちらどんとどうもならん。今日は尋ねにゃならん日に成ったる。事情積むに積めん事情に成ったる。身上障り身上障りもだん/\ある。だん/\事情中にどうもならん事情ある。明日は今日はと思いながら、日々夜々堪えられん事情、この事情聞き取って悠っくり書き取って、さあ多く事情あちらでこちらで、これはどうも何とも言えん。言えんと言うて、諭せんと言うは分からん。これまで道すがら、善い道ばかりやない。艱難苦労いつ/\通り、よう/\日及んだる。よう聞き分け。深い話する/\。心という理をそれ/\互い/\理以て運ばにゃ、善い理というは埋みよい。理は埋みよいというはどうであろ。これ皆勝手という。勝手という理は、このやしきには一つも無い。長い年限杖柱という理は、深い理か浅い理か、これ聞き分けば何のさゝわりも無い。皆俺も/\勝手通りたる。この日が出てからどんならん。あちら又通りこちら又通り、怖わい/\と言う。今度通ろうと思て居て、その道変わりてありたら、いか程通ろと思て通れん。よう聞き分け。長い年限何処にどうという事あったんやない。杖柱という、天より入り込み始め掛けたる理聞いて居る。これまで長い年限今日から始め掛けようかと言う。杖柱という理聞き分け。聞き分けにゃならん。聞き分けして皆それ/\治まれば一時も治まる。これはこうやけれどこれでこうと、運んでからどうもならん。どんな道付けても取れて了たら通れん。三十年以来親子諸共という、これ杖柱という理、聞き分け。聞き分けば、これ重い理か軽い理か聞き分け。金銭で買われば相当の金を持って行けばよいもの。この一つ理聞き分け。今日の障りは、ほこり強いのやろうと言う。言う者は有ろまいなれど、心の理から今一時聞き分け。西とか分からん、東とか分からん。大難という中でも舵の取りようで行く。これ聞き分けにゃ分からん。今日の日明日の日分からん。続いて行けば、何処までも行けるなれど、変わりた事やと言う。世界有りてはならん。これ聞き分けて治まれば身は何でもない。出る者は勝手に出てると言う。入る道は、どうでも我が一名以て日々送り来たる。大難からおき中にさあ危ないという。どんな中でも舵一つの取りようで治まるという。

押して、政甚の事
さあ/\話し掛けたら理を分かる。何でもないよう思て居たら、ころりと違う。末代伏せ込んだ理は、親子貰い受けて伏せ込んだ。傭人とは違う。傭人なら何ぼかやればそれで十分。親子の理それ/\ある。これ話し掛けたら、ほんに成程の理分かるやろ。もう一段話。席という、席の心さしづは、席の心のさしづと必ず思うな。今日の席と言うたる。万事一時に尋ねば一時にさしづ。さしづは何処からさしづ。皆理持ったるさしづ。席と言うたて、心映りて話すれば、話する。人間心ある。人間心持っては、舵という理は何処にあるか。聞き分けてくれにゃならんで。

明治三十年八月二十日
本席十日程前より左耳の御障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は尋ねる事情まで。暫くの間という皆んな取り扱い事情によって暫く休んだ。休む間は心置き無う休ましてある。程無う事情始まる。とんとどうも身上鮮やかならん。心に思えど理によって身上は壮健の事情であって、何を言うても受け答え出来ぬようになれば、どうも計り難ない事情である。どんな事ありても、たゞ言葉一つの理で治まりてある。入り込んで話一つの理、角目々々さしづの理で、大きい事情も滞り無くそれ/\治まりて来た。皆それ/\集め諭し置こう。身は壮健であれど、言葉通じねば、どうもならん。入り込んで心を使う。身に答無くば話する事出けん。身上の障りにもだん/\ある。日々のあたゑ食事が通らんというようになれば、どんな事頼んだとて答あるものやない。荒い道理の理を諭す。左善、右は悪。善き事はすっきり一つも聞かしてない。善き事聞かんものなら要らんものや。この道理を聞き分け。広く所を建てゝ、守りを付けて置きゃ十分と思うやろう。なれど、日々心の働く処を聞き分け。広い所で長らえて臥せって居るも同じ事。心に楽しみあってこそ、日々の養いであろ。一時一つの事情、何でも彼でも、一つがあれば皆々の理もある。一つが無けねば皆々の理も無い。一日も早く善き事を聞かせば、善き事聞かす。通じの理、早く事情よう聞き分けば、長らえての休み日、まあ一日は勤まった。長らえての事情、何でも彼でも勤めさゝにゃならん。堪えられん者に頼んだとて、何も勤まらんという。事情皆んなそれそれの事情、皆々の心に無くばなろまい。

明治三十年八月二十日
高安分教会新築に付、松村吉太郎心得のため願
さあ/\尋ねる事情/\、事情はなか/\これまでの事情、楽しみ/\と言うて掛かりた事情。楽しみの中に又事情そうじゃないとも言う。多くの中なら一寸に思案は付こうまい。尋ねるから諭す。よう聞き分け。皆んな心の理の集まりたる処が、世界まあこれまでは、あの人/\、この者/\、皆寄り合うて出来立ちた。これまでの事情、一人や二人でどうしようこうしようと言うて成るものやない。皆んな心の寄った理より運ばにゃならん。銘々こうと言うたて行くものやなし、よう聞き分け。行く事情も相談の台、行かん事情も又相談の台とも言う。一寸には怖わいようなものや。なれど、何にも案じる事は更に無いで。大き川越そと思えば、大きい心持たにゃ越せん。小さい川なら、ぽいと越せる。あちらも眺めこちらも眺め、思うた一つの理なれど、怖わい事は無いで、恐ろしい事は無いで。これだけ諭したら十分の理である。

明治三十年八月三十日
山田作治郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\どうも一時身上に心得ん/\。心得ん事情尋ねたら、どういう事、どういうさしづあろと思う処尋ねる。一日一つ事情、これ聞き分け。どういう事で身上迫る事になる。尋ねる事情よく/\一つ万事事情に諭し置く。身は案じる事要らん、案じる事要らん。身上心得んから尋ねる。尋ねるから事情さしづ及ぶ。どういうさしづ。よう聞き分け/\。めん/\それ/\心事情、皆事情一つから治まる処から、めん/\たんのう。身上どうであろう/\思う処、よう/\年限楽しむ処見て、又一時心得ん事情、いかな事であろ、思い/\日経ぁたる。尋ねたら、鮮やかさしづあろか。尋ねるさしづ。さあ十分頼り/\、頼りならず頼り/\、頼りと思う処頼りならん処、皆世上見る聞く処止どまる。万事思い直し、長い道頼り/\、頼りならんと思う処、人間心皆それ/\伝えたる処、十分治まりたる。治まる処、案じる事案じる事身に出る。よう聞き分け。長い日ならさあ雨が降る、風吹く。一寸休めにゃならん日もある。十分心治め。急えたていかん。これまでいつ/\楽しみ/\、よう聞き分けてくれ。

明治三十年八月三十一日
南紀支教会長下村賢三郎母しま七十四才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情には、余儀無く事情であろ/\、さあ/\どうも身上長らえて心得んという。どういう事思い、何よう思い運べど理が無いと尋ねる。尋ねば諭そ。内々事情他に事情、事情これまで事情、もう一時事情さらになる。身上事情どうであろと出る。この事情聞き分け。人間という、事情という、世上一つ理、諭す事情、聞き分けにゃ分からん。身上速やかならん/\。そら日々事情、よう聞き分けるなら分かる。内々それ/\身上障り見て、たんのう諭さにゃならん。たんのうは出けん。たんのう出けんやろ。よう聞き分け。たんのう理諭そ。よう聞き分け。人間かりもの持って日々という。この事情聞き分け。成程分からせん/\。皆いんねん事情諭すやろ。まあこれだけ安心十分見て大丈夫という安心聞かしてくれ、安心してくれ。十分諭しである程に。よう聞き分け。

明治三十年八月三十一日
清水与之助胸動悸強く息切なくに付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情、まあどうと一時分かろまい/\。身上事情ありて日々の処にてどうも心得んなあ、心尋ねにゃなろまい/\。尋ねば心得まで諭そ。身上一つ理どういう事であろ。思う処身上障り、これまで諭したる身上、尋ねる事情は二度三度でない。尋ねる諭し事情あろ。この事情そのまゝどうも事情見て居られん事情諭し置こう/\。よう聞き分け。どうでも見て居られんが互い理、互い理なら、互い運んでやらにゃならん。事情追々迫る理という事情諭し置こう。どうなるこうなるとは諭せん。早い/\諭しどう思う。道々思い/\、日経って来たる長い道/\、艱難苦労道よう/\治まりたる。よう/\これからという。未だ案じ出る。この案じまあ暫くという。この事情皆聞き分け。委せて委せるは皆んなの理になる。皆んなの理になれば心の休まる、心休まればじっとと言う。これ諭し置こう。一時以てどうしようこうしよう、皆に委せて事情どうやこうや思う処理は十分、あちらこちら運んで、まあ一日なりと/\いう理以て運んでくれるがよい。

明治三十年九月八日
増野正兵衞及びいと身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身に心得ん事情から尋ねる。いつ/\一つ理一つ事情、心という理は一つの理で尋ねる。内々にもそれ/\心得んから尋ねる。いつ/\諭したる。よう聞き分け。誰の道/\、誰の道でない。神の道道理一つの道、数々諭しは、これまで諭したる。よく聞き分け/\。

明治三十年九月八日
桝井伊三郎妻おさめ四十一才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時事情は身の障り、身の障りから一つ尋ねる事情、尋ねばさしづという。どういう事さしづ、よう聞き分け。代々の信心であろう。一時の道であろうまい。長い事情積み重ねて、よう道だん/\事情聞き分け。身に障りありて楽しみ無い。道に事情ありて楽しみ無い。尋ね尋ねん、行くに行けん。皆んな精神一つの事情困る。あちらこちら事情ならん道の事情。身上は案じる事要らん。道の事情、この事情案じる道は二筋の道は無い。尋ねるから諭し。道は二つ無い。一つの道。よう聞き分け。どうか何でもという心なら、一条の道という。

明治三十年九月十日
山本藤四郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情一時の処、長らえての身上、どうも一時、どういう事でと/\日々思う処、余儀無く事情尋ねる。皆前々諭し置いたる理、何も思う事あろまい。なれど、もう暫くという心、そら言うまで。一時どうとはあろまい。なれど、身上迫りてなあ、日々思う処どうでも内々たんのう。人に一つたんのうよう聞き分けて、どうでも諭してくれ。身上長らえて思う処、よう聞き分け。皆んなこれまで/\為すいんねん/\聞き分け。まあ/\年はこれだけ十分の理であると/\、内々治めて内々満足楽しみ与えてくれ。これまで道のため、心休まるようと思う処に、身上不足なるとは必ず持たず、思わずように。一つ分かるよう、よう聞き分けにゃならん/\。内々たんのう一つ聞き分けて事情という。

明治三十年九月十二日
山名分教会台湾台中城内諸井国三郎拝借地に、山名分教会台中教会設置願(担任一条源治郎)
さあ/\事情は願通り許し置こう/\。

押して、未だ信徒は無之又親神様と申す事も存ぜず又土人へ布教致す事故御社を別に立てさして頂き度く願
さあ/\尋ぬる事情/\、事情はそれ/\所々の事情によって、何よの事も委せ置こう、さあ/\委せ置こう/\。

明治三十年九月十三日
松村吉太郎喉息詰まり身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうもこれ身上にて日々に堪えられん。事無くして時々に身に一つ堪えられん。事情尋ねる。皆心という理、どんと定めてくれ。大き心定めて、皆それ/\他に事情治まりたら、又身上一時どうしてこうして/\、どうこう運び、どう運び、心の思案日々堪えられん事情、事情堪えられんと言う。身が堪えられねば治められん。身上に掛かれば、そこ退けにせにゃならん。心にとんと定め。よう聞き分け。身に掛かりたら放って置かにゃならん。どんと又一つ入る出る、入る出る。この迫るというこの事情、大き持ってどうやこうや、この事情大きいと言う。どんな事でも、応そう/\という、大きい心持たにゃならん。小さい心、必ず思わず、世界という心、道という心に成れ。これ一つ諭し置こう。身は案じる事要らんで。

明治三十年九月十七日
田中松二郎次男福太郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上に心得ん、事情尋ねる。まあ身上心得ん事情尋ねる内にも、これ容易ならん道通りて、一つ事情容易ならん道、又一時一つ事情にては身上という。いかな事思う。日々である/\。よう聞き取りて内々しっかり定め。よう聞き分け。日々暮らす中、めん/\中、不自由は無い。不自由は無い理はあれど、身上不自由。よう聞き分け。これだけ尽す中、身上不足と思わぬよう、言わぬよう。皆いんねん事情諭す事情、他に諭す事情に、為す事情、内々に一つ定めにゃならん。身上一時堪えられんと思うなれど、事情によって、成程に事情なあ、あるは一つ事情、何ぼ多分あれど、身上不足あれば何の楽しみも無い。よう聞き取れ。人間一代、一代限りならどうならん。内々それ/\何代も取りてある。これ聞き取りて、心に一つ鮮やか楽しんでくれるがよい。

明治三十年九月二十四日
富松たみ身上願
さあ/\尋ねる処、どうも日々どういう事こういう事、これまではいかなる、何か、よう/\一寸楽しみかいな。道と思う処、身上堪えられん、日々忘れられんようも前々諭してある。ほんに運んで心の理を見えたかいなあ。内々の理もある。身上堪えられん。よう聞き取って、前々長々こうという精神から又こうという、前々の理を聞き分け。一寸どうという理は無い。一つの心十分事情、成る一つ成らん一つ、一代と思えば精の無いようなもの。よう事情聞き取って、末代何ぼうの理とも、よう目に見て、よう聞き取れば、分からんではない。よう聞き取ってくれ。

明治三十年九月二十五日
清水与之助身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上心得ん事情尋ねる。尋ねば、身上に諭しする/\。よく聞き取らにゃ分からんで/\。前々事情一つ諭しから万事心の休まるよう、身上も日々楽々の事情、心休まらにゃどうもならん。今日も明日も、どうであろうというようでは、楽しみ無い。ずっと心を休め。これまでなか/\の道、通り難くい道、どうなりこうなり通り来た。長い年限である。これまでの道を通り、そこい/\治まりある。身上心得ん。一つさしづ。どっと心を休め/\。休めるには事情無くばなろまい。どういう心休めたらよかろうと思う。日々楽しみ無いようでは、何思うてもどうもならん。これまで一つ皆一つ、事情それ/\、どうしてこうしてなりと、通りよいよう通るよう。心という事情委せ。今日も明日も結構楽しみ事情ある。善い事の事情思わず、あら/\の話、あら/\の理、未だ/\楽しみ、長くこれ一つ話して置く。伝える理も皆話し合い、身は案じる事は要らんで、案じてはならんで。

押して願
さあ/\扶け合い/\と言うてある。扶け合いにもだん/\ある。話して事情も扶け合い、よう聞かしてくれた。この扶け合いどうでもこうでも、成らん事情の扶け合い、何程救けようと思うても、理が無くば救ける事出けん。又一つ何程あっても、救けるという心が無くば、救けられはせん。どんな中からでも理が無くては、救けられはせん。互い/\は言うまでの理。どちらにも日々不自由無くば、心という理いつになりても変わらんが扶け合い。どうでも日々という、尽す運ぶ事出けん。この中諭したとて、心無くば救かる事出来ん。何程今日はこれだけ、あれ一つの理にはなか/\の理に受け取る。よう聞き分けてくれにゃ分からんで。分からん理は尋ね。

押して、分教会の事情願
さあ/\だん/\返やし/\心得ん事情尋ね返やす。身上という理、楽しみという理、日々事情、身上に切なみ有りてはどうもならん。まあようこれ理を聞き分け。何箇年の間尽して事情、運んだ事情は皆日々に受け取りてある。この道という理の固まり出来てる。身上案じる事は要らん。一時身上分からんから返して尋ね、めんめんこう思う中にはこれも一つ事情あろ。治めて一つの事情、治まって一つの事情、事情と身上と理とよう試してみよ。運ぶ中事情今一時ならんという、どうせいという、こうせいにゃならんという、尋ねた理に持ってめん/\理を定め。これまで年限数え。運びが悪うて成るものか。俺がしようとて成るものでない。めん/\どうしようと言うて成るものやない。これを聞き分け。他に事情から運んでくれる事情も聞き分け。どうせにゃならんと言わんで/\。よう聞き分け/\。

明治三十年九月二十六日 夜
園原村上田たき身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上から事情尋ねる。身上一ついかなる事情いかなる事、尋ねる事情、もうこれ何でも彼でも一寸の事情に、一つ何でも彼でも話々の理の通り、一人事情々々存命中言葉一つの理諭したる。日々遅れ、月々遅れ、年々遅れたる。何でも彼でも急いで早くと思えど、どうもならん事情から遅れ/\てある。後後長らえて続く事情ばかり、もう過ぎたるものは何と思うてもなろまい。急いではならん。皆んな/\心一つの理、間違い/\どうもならん/\の事情、存命の間一つの楽しみ見せにゃならん。もうであろうか/\、思い/\長い間待ち兼ねたやろう。他所事やないで。遠くの事やないで。皆んな頼むで/\。

押して、上田ナライトの事情でありますや願
さあ/\尋ねるまでやない。急いでならんから諭す。送れるから皆先々までも遅れる。他人事のように思って居たら違う。存命中一つ理は皆知らんやない。続き話し/\、皆んな心繋いで早くと言えば早く、内々やしき早く迎え、早く呼べ。満足早くの事情という。

明治三十年九月二十八日
平野楢蔵出張先にて身上に付願
さあ/\尋ねる事情、どうも事情にてどうでもならんという心持って一つ出るや、一つ事情思う処、事情前々身上事情大変ならんという理以て尋ねる事情、一つ理よう/\という、どうなりなあ、こうなりなあ思う処、成程ならん処/\、満足一つ事情、心の働き一つで満足与えるという事情、悠うくりという理諭したる。これ皆皆談じ合うて休めさゝにゃならん。十分の理諭したる。それ早く/\事情によってどうもならん。日々によって運びさゝにゃならん。運んで悠うくりさゝにゃならん。

押して、談示という処伺
さあ/\満足与える心、事情皆諭しようで与えるという。何ぼ思うたて身上事情あれば成らせん。心で満足与えてやれ。前々に事情諭したる。前々こうという処諭したる。これどうもならん。取りよ聞きよで間違う。さしづ直ぐに聞いて直ぐに事情身上速やかなくば、悠うくりいう理聞き分けにゃならん。事情通らゝせん。身上さあして聞き掛け。そんなら行たら悪いか、そうやないで。これ聞き分け。

明治三十年九月二十九日
増野正兵衞小人おとも身上熱横腹出物の願
さあ/\尋ねる事情/\、小人事情掛かる理、どういう事こういう事である。事情案じる事要らん。万事の処皆一つの理、さしづようこの事情、どういう事の事情、こう/\聞いてそのまゝ追い延ばし、事情尋ねるさしづという、こうという、早いか遅いか治まる。万事の処たゞ一つ、言葉の理成る成らんの理、取りよう治めよう、大変難しい。万事事情掛かる。尋ねるも事情、万事諭して諭を守るなら、皆治まる。双方の理尋ねる。小人案じる事は要らんで。

明治三十年十月一日
大県支教会東側の井戸に付お言葉
なか/\これは結構な水や。水と言うても、水臭い水もあれば、喉へ詰まるような水もある。なれど、この水は甘味も強い。新がある。これでこそ結構な理、用水の水。これでこそ結構やなあ、結構やなあ。これでこそ神様のおあたゑ、末代結構やなあ/\。

明治三十年十月三日
島ケ原支教会長万田万吉妻まつ出直しに付心得まで願
さあ/\尋ねる事情/\、事情はもうこれ第一事情である。一時心というは、どうなろうと思案ばかり、心持って事情、事情によって成ると成らんとこの事情聞いて置かにゃ分かり難ない。一時どう言うた処が治まり難ない。そこで一時の処、扶け合いの心持って運んで/\くれ。扶け合いの心持って運んでくれ。

明治三十年十月五日
富松たみ身上願
さあ/\だん/\事情尋ねる。前々の事情から、どうも良うなきという身上の理を尋ねる。尋ねるから一つの理を諭そう。変わりた事情の理ではない。今の処にては半ばとも言うやろ。こゝまでと思うたのになあ、どうもこうもと思うたのになあ、どういうものやろ、何の間違いやろ、と思う心は日々の理であろう。事情は早く早く皆んなそれ/\たんのうの理を治めにゃなろまい。又治めてやらにゃなろまい。一時以て事情早くという。

押して
さあ/\尋ねる事情、たんのう一つの理を聞き分け。早く/\一つ万事事情という。

明治三十年十月八日
南紀支教会長下村賢三郎母しま七十四才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上一つ尋ねる事情、さあ/\何ぼうでもならん。ならんから尋ねるのやろ。尋ねるから前々諭したる。事情どうにもこうにもならん道から道運ぶ最中、年々だん/\年々送りたる中から分かりある。事情身上どうであると日々思う内々中に、これではなあと思う。よう聞き分けて、たんのうしてくれ。たんのう中、ならん中たんのうするは誠、誠は受け取る。ならんたんのうは出けやせん。なれど一つ、ならん一つの理は、多くの中見分けてたんのう。ならん中たんのうするは、前生さんげ/\と言う。ようこれ聞き分け。これだけ諭したら、自由の理は分かるやろ。

明治三十年十月十二日 夜
島ケ原支教会長万田万吉妻出直し後、後々心得のため願
さあ/\事情を以て事情尋ねる。前々事情諭したる。どうも事情の理/\、余儀無く一つ事情、いかなる事、どういう理と思うは、実々の理であろう。あろうなれど、よう聞き分けてくれ/\。これまで長らえての道/\、あちらでもこちらでも、どうも一時なあ、何たる事、思い/\の道を通り来た。中に一時の事情、何たる事と思うやろう。思うは余儀無くの事情。よう聞き分けてくれ/\。この道を弘めるも、紋型無き処より、だん/\年々の道という。この理は皆々の心にも治まりあるやろ。この理を聞き分けてくれるなら、何かの事も鮮やかという。なれど、内々判然は出来ようまい/\。よう聞き分け。所に一つの事情を始め掛け。堅くの理を話す中に、どういうものと思う。又たすけ一条や/\と言う。何がたすけ一条と思うやろ。一代の中に一つの不思議、いかなる理と思うやろ。思うはなか/\の理である。難儀不自由してこそ理の種と言う。この理は何たる理と思うやろ。一時の道はどうなろうと思う。年が明けたらよう/\の道になるやろ、と思う。中に何たる事どういうものと、めん/\も皆々も思うやろ。よう聞き分けてくれ/\。この道始め掛けたるというは、よう聞き分け。年は何年何月にどういう事情があった。若き強きが先に立ち/\、ようこの理を治めてくれ/\。一代限りというは、今まで聞いた世界の理であろう。この道の理というは、将来末代の理。この理は諭しても居るやろ。なれど、忘れるに忘れられんというは、返す/\重々の理である。なれど、よう聞き分けてくれ。我が子も先に立て、楽しみも先に立ち、後々世界ひながたという。この理をよう聞き分けてくれ。どんな不自由艱難も出来んやあろうまい。さあ/\いかなる道も、これより一つの理という。

明治三十年十月二十五日
清水与之助身上十六日前より夜寝られず咳強きに付願
さあ/\尋ねる事情/\、身上事情ならん/\という。明日になりたら/\、思い思いどうも一時鮮やかならんという。尋ねる事情、これまでにもだん/\諭したる。そんならという理も治まり、皆々安心もさし、ほんに成程という。未だ一時身上という、ならんという、それ/\心だけの理は互い/\運びやい、こうしたさかいにどうという心は更々持たぬよう。明らか一つの理、世界も成程明らか一つの道、はた/\の処にても明らか一つそれから心をどんと据えて、大丈夫ともいう。それより未だ/\。

明治三十年十月二十八日
日本橋分教会開筵式に付教長御出張、随行板倉槌三郎、辻忠作、桝井伊三郎三名に願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は出越す処の事情、さあ/\許そう/\。さあ/\自由という理は皆分からん。前々何彼についても、自由という理が分かれば案じは要らん。こうと言うたらこうと言う。これが一つ自由というの理という。どんな事でも中に思やんせんならんようでは、自由とは言えん。前以てひながた出したる。尋ねる事情は、心置き無う出るがよい/\。

明治三十年十月三十日
増井幾太郎妻みつえ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の事情、ならん/\事情を尋ねるからは一つ諭そう。身上の事情は余程大層である。なれど、まあ、よう聞き分け。どういう事でなる、何か違う、思い/\日を送り、一時成らん事情を尋ねる。大事踏むも一時、事情事情尋ねる事から理を諭す。よう聞き分けてくれにゃ分からんで。何である。こういう事ではなあ、世上へなあ、世界へなあ、と思う心は一時取り直し、よう聞き分け。皆んな事情は幾年の事情があってなるか。万事揃い、成らん事情も揃い、十分揃う中に、それ身上何たる事思うやろう。しっかりと心の理を治め。めん/\それ/\諭する理に、皆んな籠りある。よう、思案してみよ。為す事いんねん、成るも一つ、成らんも一つという。最初元々一つ定めた心は末代、途中でこれではと言うようでは、定めたとは言えようまい。一時どうとはない。なれど、よう心を治めてくれ治めてくれ。長い間の年限の中、ならん/\の道を通り、よう/\の日という。さあ第一元という、この一つの理を忘れんよう、しっかり定め。又一つ皆んな応法と言えば、世界も明いという事情を以て、一時一つという。

明治三十年十一月九日
諸井松太郎身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情いかなる事であろうと言う。一つどうも身上心得ん尋ねる。さあ/\尋ねる事情には又一つ事情諭し置くが、よく聞き分けにゃ分かり難ない。もう道の処大半心得ある/\。大半治まりてたゞ身上事情無くば何も思う事あろまい。なれど、身上事情あれば、どうも忘れられん/\。よく聞き分け。十分聞き分けた中に、又一つ聞き分けにゃならん。皆それ/\道のため、人のため運ぶ。又内々何事情無く、たゞ身上から思う処、事情日々運ぶ中に諭す理ある。この諭す理聞き分け。心に案じれば切りが無い/\。よう聞き分け。道のため運び尽す。あちらこちら何となあと言う事さらに要らん。更に思うやない。これより長い道、これでと思うた日、嬉しい頼もしい道によって、これではなあ、中にどうしょうや知らん。この事情ではどうしょうや知らん日ありたであろう。たゞ真の心に治まらん。心得ん心改め、為す事情いんねん事情、成ろと言うて成らせん。成ろまいと言うても成りて来る。この諭す事情内々になあ/\。事情世界聞き分け。成程というは、前生いんねんのさんげと言う。さあ/\案じる事要らん/\。

明治三十年十一月十日
寺田半兵衞息はずみ咳出で脇腹痛むに付願
さあ/\尋ねる事情/\、幾度の事情尋ねば一つ諭しよう。なれど、事情聞き分けにゃ分かり難ない。内々いつ/\までと言う。尋ねる一つ事情幾重事情、心安心一時不足なりて尋ねばだん/\変わる。事情無き中に事情、中に内々事情これ一つ事情聞き分け/\。内々の処にとんと未だ治まろまい。事情思い出して一つ思い/\日々事情であろう。よう心鎮めて聞き分け。心鎮めて聞き分けて、言うて聞かせ。内々どういう事いつまでゝあろ。内々兄弟それ/\どういう事、いつまでゝあろ。内々兄弟それ/\どういう事、親々心毎日であろう。なれど、よう聞き分けにゃ分からん。道のため人のため運んで居る、尽して居る。何年経てど頼りと思うて居る者どうもなあ、日々であろう。今一時の処では、とんと思うように行かん。皆んなそれ/\事情よう聞き分け。早いも生涯遅いも生涯、こら分かろまい。なれど、よく聞き分けば成程分かる。一時以てどういう事、世上何と思う。これ心にあろう。世上成るもいんねん、成らんもいんねん。これ皆んな治め/\ば、夜明けるようなもの。よう聞き分け/\。

押して、(小近の事願うとする処へお諭あり)
さあ/\皆籠りたる。これ聞き分けてほんに成程と思う。夜明けるようなもの。よう聞き分け/\。

押して、コウ親類への縁談の事情願
さあ/\尋ねる事情/\、まあ内々事情思い変わり、だん/\変わりだん/\変わりたる。こうと思う処、先々心親々心、人々心一つに委せ置こう/\。

明治三十年十一月十三日
橋本清辞職書差し出せしに付、協議の上事情願
さあ/\皆んなそれ/\中にいろ/\の話いろ/\の事情、長い間/\、もうこれどうでもこうでもさしづの理/\、どうでもさしづの理でなければどうもなろまい。この道を知りてる者が無いから、どんならん。この道知りてるなら、あゝいう事あらせん。道が分からんから分からん事になる。どうなるこうなる、心の理分からんから分からん。皆んなこれ教という理がある。教に従うて通らんから、綺麗な道がむさくろしいなる。皆行き難くい道を尋ねて捜すからどんならん。一人二人三人の心で世界通れるか。さあさしづに及ぶ。さしづしても守らねば、さしづまでのもの。よう聞き分け/\。何遍々々、これまでの道知りて居ながら、便りも無く声も無く、理も無く、道の道通らんから、どうなろう知らんという日になって来たのや。どうでもこうでも、心迷いありてはならん。暖いと思えば寒い、寒いと思えば暖い、曇ると思えば晴天、晴天と思えば曇る。自由の理分からんからどんならん。我がさえよくばよいという心があるから、こういう理になりて来る。どうでもこうでも人間の心では行かんで/\、行くならこの道とは言わん。精神一つの理が世界鮮やか明らかのもの。この理より無い。これをよう聞き分けて、改めてくれ/\。めん/\でする事ならどうもならん。いかなる大切にせんならんものでも、心に間違えば、大切が大切にならん理が、今日の日であろ。さあ/\分からんから分からん。
一寸一つ話して置く。軽い話、女子供でも分かる話。貸したる金でも、取って了たら仕舞やで。残して置けば理は殖える。取って了たら何にもならん。これだけ一寸話して置こう。

押して願わんとする時
さあ/\押すまでやで/\。押す処何処にあるぞ。繋ごうと思ても離れる者はどうもならん。付けようと思えど付かん者は是非は無い。切りの無い事言うて居るから、こういう事になるわい。

明治三十年十一月十三日
飯田岩治郎だん/\相つのりしに付、処分方に付願
さあ/\尋ねる事情/\、ものというは、放って置いて大事無いものと、害になるものとある。放って置いて為になるものなら、放って置いてもよい。皆んな、よう聞き分け。前々さしづ、一も取らず、二も取らず、この理よりだん/\運び来たる心という理、深きの無きうちに直せば直る。日々だん/\日が経つ程、皆んな寄り合う心に理が寄りて来る。寄る程真の理を失うて了う。こうしたならいけんやないかと、何にもならん事して、今まで積んだもの掘り起して了うようなもの。二所も三所も出来るものなら、元のやしきは要らんもの。元分からんから、そういう事するのや。数々世上に理を下ろしたるは、同じ一つの理。外にいろ/\あちらで一寸やってみ、こちらで一寸やってみても、成り立ったものはあろうまい。尽して十分運んで十分、年限経ってこそいつ/\までの事情、何やら彼やらほんの一つの答も無く、放って置くから一寸には行かん。行かんからこれまで放ってある。最初は一寸した容物に入れてあるようなもの。なれど、だん/\日が経つ、理が殖えて来れば仕舞には容物には入らんように成る。成ってからどんならん、出けてからどんならん。いかんものは誰聞いてもいかん、善きものは、誰が聞いても善きもの。あちら分かれ、こちら分かれ、とんとどうもならん。この事情聞き分けて、これから先何か万事心得てくれ。それで今日の日は、僅かの日を待って、これでと言えば、それよりすっきりするがよい。うか/\したら、どんな事になるやら分からん。
悪というものは、立ち掛けたら一時は立つものや。放って置いてはどうもならん。世界には未だ/\分かりた者は僅かしか無い。早くに取りて了えば、今日の日は無きもの。それからそれと心に欲が付くから、一人出け二人出け、それが頼りになりてだん/\事情と言う。あちらこちら何も分からん者、いつまでやっても行かせん。今日の日は一寸片付けて、すっきりして了うがよいで/\。

明治三十年十一月十八日
檪本町吉川宗七妻たけ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情には余儀無く事情/\であろう。身に一つ事情は一時堪えられん事情から、日々事情々々踏み止めたるは一時事情心得ん。一時始めて一時運んで鮮やか事情、どうも日々暇が要る。よう聞き分け。これまで結構は日々思い一つ理が心なれど、身上から事情心から一つ理が分かるなら、万事明らか。よう聞き分け。一時大事である程に/\。一時たすけ貰えば結構なれど、一時何ともなあ。日々日が延びる。日々運び方どうも分かろうまい。話事情から聞き分け。一つ理から万事理である程に。よう聞き分け。どういう理聞き分けるなら、まあ世上理ある/\。どういう理幾人寄る。人数分からん、人寄り集まる、えらい人なれど、旬聞き分け/\。人間は言葉でしたとて出けやせん。遠く所海山越え、長い間/\の道、万事事情理この聞き分けは、どうも一時事情運ぶは日々思て居る。又思わにゃなろまい。よう聞き分け。長い年限、どれだけどうしたとて長い年限、どれだけどうしたとて、天よりあたゑ無ければ無きもの。どうなりこうなり又この事情聞き分け。あちらへ走りこちらへ走り、昼と夜次いで話、理付いてもあたゑという理、まあ今年よかった/\。この理聞き分け。神の道は長い/\穏やか。国々の道遠い道遙々伝うて来る。理聞き分けば分かる。よう聞き分け。この事情聞き分けるなら、一時どう/\でない。身上々々、身上ばかり思て居たらどうもならん。どうでもこうでも、ほんに世界あの通りなら、日々理あるならこう、ほんにめんめんも一寸この事情聞き分けて、内々事情に聞き分け。良い事続けばよい/\。続かねば一つ心に事情無けにゃならん。踏み止めたる間に、内々聞き分け。日々事情によって働きせにゃならん。あちら駈け付いてこちら駈け付いて、日々渡世、日々働きせにゃならんなれど、その内々一時立て替え一年二年何をしてる。あの者ならほんになあというように、日々心に積んでくれるよう。日々の心年々運ぶなら、昼に昼、夜に夜次いで歩かいでも、日々人々あたゑある。これ聞き分けるなら、何程何程どうしたとて行かん事、人は知らん。それより順序第一。日々取りやり良き事ばかりならよい。よう聞き分けならん/\。この理聞き分けるなら、細い/\薄い薄い、これより掛かりてくれるなら不自由無い。これ内々聞き分け。あの人変わりた商い/\、変わりた世界、第一日々世界積む台である。一つよう尋ねに出よ。身上からほんにこういう理聞いた/\、定めてくれるよう。又一つ諭しよう。多分ある/\。結構言うたて、身に事情あれば、日々楽しみあらせん。楽しみ分からん。身上に一つ事情無いというは日々楽しみ。よう聞き分けてくれ、これより内々聞き分けて、善き事ばかり身上の処一寸に行かん。一寸に行かんかなれど、心という積み重ねば台と言う。取りよう変わりてはならん。よう聞き分けてくれるよう。さしづして置こう。

明治三十年十一月二十日
九つ鳴物の内、三味線を今回薩摩琵琶をかたどりて拵えたに付御許し願
さあ/\何か尋ねる事情、事情は心置き無う許し置く。これまで前々事情の時談じ、あれもどうこれもどう尋ね出で、一列子供の事情によって許してある。何かの処十分じゃなあ思う。どういうもの時々尋ね出ばさしづする。さしづの上、談示という。どんなさしづしても、こんなさしづはなあと思わぬよう。互いに理を結び合わにゃならん。事情によって結ぶ理もあれば、事情によってほどく理もある。心も病む身も病むようではいかん。後々の事情は詳しいさしづするから、鳴物一条は許そ/\。皆寄り合うて、喜ぶ心を以てすれば、神は十分守護するとさしづして置く。鳴物は許そ/\。

胡弓の事願
さあ/\どうなりこうなり、鳴物揃うたら始め掛けるがよい。成るも道成らぬも道、付け掛けた道は付ける程に/\。ならんと言えばはいと言え。年々の道を見て、あぐさむ心は持たぬよう。あぐさんで了たら、仕舞じゃで/\。

明治三十年十一月二十日(陰暦十月二十六日)
鳴物琴胡弓三味の替わり入るつとめ人衆に付御話
あちら引きこちら引き、まるで、ひいきの引き倒し引き倒れ、引き倒れの行たる事知らんか。これからというは、何か一つの心に成ってくれ。心さえ一つに成ればどんな中でも連れて通るというは、前々毎夜々々の理に知らしたる。皆んな談じ合いそれはよいなれど、談示の中に理が触れるからどうもならん。これもう一つほこり立ったら暗闇やで。

引き続きとめぎくの事情願
元々皆掛かり分からん。分からん処から話を聞いて道に付いた、事情の理も分からん。二十五年寿命縮めて今日の道という。道理世界理を以て今の道ともいう。談じ合うてこれまでの理/\、人間からあれこれの隔て分かるものやない。要らんと言うて出るものはどうもならん。これまでの処幾名何人あった。古い事情消してはなろうまい。心で消す事はどんならん。どうなりこうなりの道待って居る者は、その場/\の得心。喜ばして一時に出らるものやない。それ/\談示合うてこれ一つの理、皆寄せて、この月は誰それ、又の月は誰それというように運ぶがよい。楽しました理を蹴って了えば、消すのも同じ事。

明治三十年十一月二十二日
各分支教会及び出張所に於て三つ鳴物を奏する御許し願
さあ/\尋ぬる事情/\、さあ/\品は変われど理は一つ/\、尋ねる理は皆々許し置こう/\。

明治三十年十一月二十五日
平安支教会を奈良県生駒郡龍田町大字龍田字馬場百八番屋敷へ移転願(板倉槌三郎を担任教師と定め、松村吉太郎を移転式祭主、平野楢蔵を付き添いとして移転式の願)
さあ/\尋ねる事情/\、願通り速やか許す/\。さあ/\これへ遷りて下されと願えば、神は直ぐに遷る程に/\。向こうが何ぼ騒いでも、こちらから必ず手出しするでない程に/\。さあ/\事情は願通り許し置こう/\。

明治三十年十一月二十五日
清水はる腰痛の願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\身上によりて、あちら事情こちら事情、どう思うたてなろまい、見たてなろまい。尋ねる事情前々事情は将来に諭したる。夫婦一つの中、これまで道の中運び尽し、あちら身上、こちら身上、こら思う/\。よう聞き分けて、夫婦事情どちらでこちらで、この一つの事情遙かに知らし置く。ほんにというは早く事情々々、早く離せ/\。

押して願
さあ/\もう、これだん/\古い処、だん/\何処から寄せるやら知れん。この事情、一寸話して置こう。

又、押して願
さあ/\よう事情聞き分けにゃならんで。夫婦一つ、事情遠くでは又々という、又又という。もうどうでもこうでも、いつからどうせいこうせい、こら言わん。心に理持って十日二十日三十日と、日を忘れ月を忘れて、年を越えて年々と言う。この事情さしづして置こう。

明治三十年十一月二十七日
飯田岩治郎の件に付、北分教会所の事情、会長初め役員五六名立会の上先々心得のため願
さあ/\尋ねる事情/\、いかな事情も尋ねにゃ分かろまい/\。分からんから事情尋ねる。尋ねるならば一つ事情諭し置こう。これまで事情年限数えてみよ/\。年限いろ/\の道ありて、もうどうなろうか知らん/\。その道連れて通りた道よう聞き分け。難儀不自由苦労艱難の道連れて通りて、種と言う。種無くして実はのろうまい。この理から万事聞き分け。これまで苦労艱難の種、種から積んで来て、それよりどういうものも生えるなれど、中に心の理によって生えん種もあろ。道という、道に我という理どうもならん。我は要らん。たゞ仮名な道に諭し置こう。分かりよい道に諭し置こう。子供でも直ぐに分かる。皆道に元がある。この道分かるなら皆一つ/\この事情聞き分け。一時尋ねる事情、人に事情結んだ。事情元々どういう理になる。元や。二つも三つも結んだ道やない。元かいしんからこの道籠りある。なれど、どうもならん。仮名な理に諭したる。来ん者に無理に来いとは言わん。来る者に無理に来なと言う道やない。又無理にどうせいこうせいとは言わん。来る者にどうせいとは言わん。無理に言わいでも仕舞には成りて来る。これまで皆諭したる。又、日々諭したる中にある。又諭して居るやろ。この理聞き分け。どちらやろう、こちらやろう、年限理数えてみよ。どちらやろうこちらやろう、こちらやあちらやと心の理が変じるから、心繋ぎが第一。すっきり繋いでくれるなら、万事これより道という。よく聞き取ってくれるよう。

北分教会事務所の東北の方に於て二間に五間半の建物願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ集まる一つ理心得一つ理、事情建家一つの事情の尋ね。建家一つ重々皆許し置くが、一つ諭し置くによって、よく聞き分け。元々何処に有るか無いか、外に有るか無いか。この理聞き分けて一つ/\理を諭し、あちらやこちらや、そも/\一つの理治まり難ない。これ改めて道分かるなら、今一時に道治まる。万事一つ諭そ/\。よく聞き取って、一つ改めて重々一つの道と言う。

明治三十年十一月二十九日
平安支教会長を板倉槌三郎に変更の上、龍田村元すみやへ仮りに移転願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも事情によって、長々どうも事情によって、どうもさあ/\、ようこの一つ事情からのさしづをする。皆んなそれ/\善いと悪いとの理を分からにゃなろまい。分かりてあれば事情は無い。分かりてなけねば道とは言わん。万事一つの理も、案ぜる理も無い。これ一つ話掛かり、これ一寸したらどんな事でも治まる。分からんから治まらん事出来る。善いと悪いと分かれば、何も言う事無いもの。教には一つの理、一条の理、最初身上から一つの理もある。何か無しの理もある。これよう聞き分け。今一時尋ねる処、いかなる事と思わにゃならん。道というものは、誰も知らん者はあろまい。又、無い理は知ろまい。ほんの事情、皆んなそれ/\どうでも行こうまい。どうでもなろうまい。年々送りたる理は、これも諭さにゃならん。又一時尋ねる処、後々つい/\尋ねば、早く諭さにゃならん。今一時尋ねる事情、どうでもこうでも、見るに見られん、聞くに聞かれん道ばかりである。十分道計りて心得まで、十分道運んで、それより明らかな日。早く/\運んで見せにゃなろまい/\。

担任板倉槌三郎御許し願
それは何時にても、一つの理無けにゃなろまい/\。尋ね事情に許し置こう/\。

龍田へ移転する事情願
さあ/\まあ暫くの処、所変えにゃなろまい。どうも世界から何とも譬えられん事情である/\。この事情はどういう処から出る。皆心から出るのや。皆思事外れたる。続いて刻限知らしたい。刻限には書き取りの事情、どうもあれこれ/\、尋ね尋ねの事情に刻限諭さにゃならん。重々の理、あら/\後々事情、尋ね理に諭するによって、聞き分けてくれにゃならん/\。

同神霊を其儘遷すものや、又は幣を持って行て御遷り下さるものや願
さあ/\尋ねる処、それはどちらでもよい/\。所一つ事情さえ暫く改めたら、道理という理立って来る/\。急がにゃならん/\。

明後日出越す願
さあ/\どうで掛け合いの時は、どうかこうか事情あろ。道が違うからどうもならん/\。どんな事出したて、荒い事は要らん/\。

平野楢蔵、松村吉太郎、板倉槌三郎三名出張願
さあ道理から今日の日、道に二つは無い。道の理は二つ無い。心は大きい持たにゃならん。あちらもそれ/\、こちらもそれ/\、どんな事あっても大きい声出すのやない/\。見証しが居る/\。案じる事要らん。道理に適わんからこうなる/\。道理曲げる事いかん。そこで、心に持って運ぶなら、直ぐと/\。

明治三十年十二月三日
中河分教会整理の事に付、増野正兵衞、桝井伊三郎、喜多治郎吉の三名運ぶ事願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\前々に事情治め方/\、一つ事情尋ねる。事情には一つめん/\に事情切りて、一つさしづ及んだる。年限切らず鮮やかさしづしてある。一時尋ねる事情、三名に事情諭し置こう。よく聞き分け。事情は余儀無く事情であろ。そも/\の理はどうもならん。早い者あれば遅い者ある。早い者でも遅い者でも、理に一つ治めにゃならん/\。治まらん理聞き分けにゃならんで。道という道は何でも治め方、治め方で何でもない。日々事情一寸と言う/\なれど、善き理が増すという。又一つ、むさくろしい理にはむさくろしい理が回る。これ一つ治め方に諭す。よう聞き分け。何程聞いたて、心働かさにゃ同じ事。よう聞き分け。尋ねてさしづしても、伝えんさしづは要らんもの。諭すまで働かん理は、尋ねても、諭すまで分からん事なら、諭すまで諭したら、日々働く理にある。所治め方替わり/\理を以て救ける心なら、道は早く分かる。

明治三十年十二月三日
中河分教会の運び方に付、増野正兵衞身上より願
さあ/\身上から尋ねる事情、一人の事情から尋ねる、一人の事情以て尋ねる。尋ねる事情に諭し置く。皆んな聞き取って伝え。身上尋ねたらこういう理諭し置かれた。毎夜々々話あり、これまで諭しある。どうも内々このぢばに事情、大変分からん。一時に分かる理に前々さしづ聞いて、そのまゝ重ね、だん/\見苦しい理もある。これよう聞き分けにゃならん/\。なれど、一つよう/\の理を、どうなりこうなり、何程辛抱したとて、ならん理は越すに越さりょまい。この理皆んな談じ合うて、身上尋ねたさしづ、こういうさしづありた、いかがであろと一日の日どういう事、あちらこちら事情、内々も内々事情から外の事情、内々事情ありて外の事情、内々にはどうもなあと言う。皆んな談示して運ばにゃならん。

明治三十年十二月八日
河原町部内水口支教会長藤橋光治良四十才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上に心得ん/\。だん/\事情尋ねる事情いかな事と一つ思う処、さあ/\楽しんで/\十分心楽しんで出越したる処、身上これはなあ皆んな心に思う。尋ねた事情諭しよ。よく事情聞き分け。一人一名と思う。一名と思えば心違う。万事の理に諭しよう。端の端までの心に諭し置こう。よう聞き分け。どういう事こういう事皆諭して心治まる。諭して心治まれば、十分の心一つ/\尋ねる。どれだけ思たて思わず/\こらどうもならん。事情は一名一人の理であろうか。それ/\先々の理であろうか思う。心得ん事情から尋ねたら、こういうさしづありたと皆先々諭して、道は同じ一つ理、同じ一つ道、千日一日より始めて、それより将来事情だん/\運び来るなら末代、と諭したる。これ皆んな聞き分け互い運び合うて伝わって来たる。道中に尽した者は、互い運んでやらにゃならん。埋んで置いてはならん。どうせえでもこうせえでも、不自由中難しい中尽した中に、埋もれは多分ある。互い運んでやれ。運んで十分これと満足すれば、十分受け取る十分受け取る。よう聞き分け。道というは、いつまで一つの道、何程尽したとて、外所事言うてはならん。誰はどうという事は、これは要らん。これだけ伝えて置く。身上は案じる事要らん。案じたら案じの理が回る。互い扶け合いは、第一尽して運んで、皆んな心で運んだらと言えば、勇む日ある。十分互い/\運んでやるが十分。これだけ諭したら十分分かるやろ。

明治三十年十二月十一日
本部風呂新築願
さあ/\尋ねる処は、さあ/\それは何時なりと許し置こう/\。

明治三十年十二月十一日
平安支教会事情飯田、春木、上田等上京せしに付、本部より運び方如何して宜しきや願
さあ/\尋ねる事情/\、事情には変わった事やなあ、変な事やなあ、と思う処、よう思うてみよ/\。毎夜々々の事情は、幾度の事情に、どういう事もさしづに及んだる。刻限にも諭してある。だん/\今日の日尋ねる。どういう事やろ。出来る事出来たが、末はどうやろうと思う。思やんせにゃならん。数々の思やんするから、どうもならん。分からんようになる。第一の思やん。あちらが曇り、こちらが曇り、水が浸く、そら大風と言う。一時以て尋ねる処、事情には末々の処、掛かり/\の事情、どうなろうと思う。先を以て尋ねる。垣をせにゃならんと思う。よう思やんしてみよ。一寸の事でもどうやろうと思う。何にも思やんは要らん。思やん要らんと言えば、放って置いてよいと思う。放って置いてよいと思う理を、たった一つの道から出来て来たる。判然ならん事情、後々どうなろうと思うやろう。上も下も中も聞き分けてみよ。何にも案じる事は要らん。世界からはどういう事情あるとは分かろうまい。この道一つこれまでの事情、今一時の事情世界の事情、道理は大きなものであろ。大きい理というものは、大きい治まりてない。治まってないから、こういう事になる。心配して何も心に掛ける事要らん。夜々働いた処が、損するようなもの。道理を外すから出けん。出けん道理に理を付けて運ぶからどうもならん。人間一つの心で運んだ処がいかん。いかんから治まらん。人間心取って了わにゃならん。心配の上の心配、一つの道にあちらこちらから、曇りが出来て心配する。我が子で我が子の示し出けんのは、親の力の無いのや。これは道理から取ってみよ。違うか違わんか。

橋本清辞職は聞き届けしが、前川菊太郎より辞職願出されしに付、如何取り計らいまして宜しきや願
さあ/\尋ねる事情/\、何程繋ぎたいと思えど、繋がれんが道理や。越すに越されようまい。出て来なと言うやない。出て来て働きゃ、どうも言えんが道理や。皆一つの心に成りて、よう思やんせよ。これまで艱難の道、今の道互いの道。辛い者もあれば、陽気な者もある。神が連れて通る陽気と、めん/\勝手の陽気とある。勝手の陽気は通るに通れん。陽気というは、皆んな勇ましてこそ、真の陽気という。めん/\楽しんで、後々の者苦しますようでは、ほんとの陽気とは言えん。めんめん勝手の陽気は、生涯通れると思たら違うで。

東京及び夫々運び方願
さあ/\心さえ十人なら、十人一人の心と、同じ心に変わらんなら、何処へどうする事は要らんもの。さしづを聞いて居るだけ。ほんにこうと思う、先々の処、一時はどういう理になるかも分かろうまい。ほんに分かろうまい。あちらへ移す処切ったら、善いと悪いと分かってあるやろう。皆んなの心がそも/\であるから、分からんのや。旬を以て一時道を運んだる。移したる。何ぼ運んだ処が何にもならん。心という理一つを以て通れば、通れん処でも通れる。

前川菊太郎の辞職は、このまゝにして置いたものでありますや願
さあ/\休む時は、休ますがよいで/\。

明治三十年十二月十一日
本席御身上願
さあ/\尋ねる事情/\、まあこれまでというは、些か気分が悪いという。これまで時々諭してある。刻限にも諭してある。これまで違う事情は諭してない。長い短いめん/\それ/\、心から取り替えるなら、変わらんさしづする。席の身上気分悪いと言う。気分悪いと言うても、それ/\の心休まして居る。ようこれ皆んな一時に耳に入り、心に治まるなら案じは無い。これまで計り難ないと言えば、淋ぶしいもの。ほんに取り違えて居たと思うなら、鮮やかしっかりしたものや。

明治三十年十二月十三日
桝井伊三郎老母の障りに付、弟政治郎を引き戻し安太郎出る事に付願
さあ/\尋ね事情/\、事情だん/\それ/\あちらこちら事情尋ね出る。遠く所便り/\どうでも一つ内に心得ん事情、尋ねる事情諭し置く。まあ、内々遠く所出越す所見合わせ、一つ事情諭せにゃならん者もある。一名一人より諭する理、多分多分事情ある。事情出来難ない事情、あちらこちらの身の障り。だん/\事情立て合い、立て合う/\。あちらこちら尽し掛けても。未だ/\年々よう/\一つ切る。我が身切る。分かる。それ/\談じ合う。聞き分け。大事件々々々、事情年限大事件、どうこうの事思う心が違う。神がしたのやないで。万事さしづ通り刻限事情、何にも困る事情は無い。皆拵えて苦労せにゃならん。一つの理二つの理がある。繋ぐ道切る道もある。話重々の理に伝え。来る者に来るなと言わん、来ん者に来いとは言わん。いつ/\の台に諭しある。神とたゞ一つも拵える事は要らんで。一つ一つ片付け。明らかという一つ心、楽しみという心を治め。内々事情は万事案じる。出越す処安心見せて一つ事情、一つの事情諭し置くがよい。さあそうやその日来て、若いが若いに立たん。年が締まって締まったに立たん。心一つ神一条の理を以て出れば、何にも案じる事は要らん。これ一つさしづして置く。

明治三十年十二月十五日
北部内豊岡支教会部内整理上に付、高井猶吉と山中彦七の両名出張の願
さあ/\尋ねる事情、それ/\所々、さあ/\見るに見られぬ処、万事さしづという。皆その通りにせぬ。一時立ち越す。一寸事情には日柄遅れ切って/\ならぬから、万事の処に曇りが掛かってこうなる。出越す処は善い理である。どうで一つ運び難くい。これから一つしっかりという理が治めたら、追々又随いて来る。今一時鮮やかという理は、一寸には治まらん。これ皆えいわ/\と言うて遅れたる。錆てある。日が遅れ切り、どうもならん。しっかり聞き取らねばならん。皆々それ/\よく聞き分け。

明治三十年十二月十八日
教長、桜井支教会開筵式に付御出張下さる事願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は許す。許すが、皆それ/\心というは、一時理があろう。そこで重なる者は、何処へも出るのやないで/\。皆代理を以て/\。

明治三十年十二月二十日
撫養部内西香川出張所前地方庁より取り消しに相成りし処、今般担任天満益右衞門にて出願の願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも前々の事情というは、どういう事であろ。それぞれ心あろ。よう聞き取って思やん。一つ所にてはどういう事であろ。どうも思わく違たと言う。一時改めて事情、どうでもこうでも何でもという精神一つの理に、許し置こう/\。

押して、これまでと同番地にて出願致し度く願
さあ/\尋ねる事情は、みなそれ/\皆んな集まる所、理によって許そ/\。

明治三十年十二月二十三日 夜
松村吉太郎、飯田岩治郎の件に付上京せし処、その夜より右の足に出来物出来、追々大きく相成るに付願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に心得ん、どうも身上心得ん、事情尋ねる。尋ねるから、一寸諭し置こう。もうこれどうなる、こうなると言う。日々心に掛かる/\。又一つ事情まあ一寸心に掛かる。掛かるから出越して事情、中に身上心得んと言う。よう聞き分け。この道は、どういう理から出たる。始まりの理さえ心に持てば、どんな事有っても案じる事は無いで。真実さえ心に治まれば、案ぜは一つも要らん。中に一つ話す事がある。切って話し置く。めん/\は若き事情、道の理一つの心ならいつ/\頼もし、これまでの処何ぼ働いたて、暮れた教祖の理を思え。存命の間楽しみの理も無く、理を見ず暮れた教祖の理を見よ。働けば働くだけ、めん/\心に誠さえあれば踏み損いは無い。これ諭したら分かるやろう。働いたら働いたゞけ、これから見えるのや。よう聞いて置かにゃならん。

明治三十年十二月二十四日
山沢為造小人ミキノ及びサワの二人身上に付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\小人事情又一時事情/\、又一つというはどういう事であろ。何が間違うであろ思う処、小人何も事情無きもの。親々一つ事情、皆立て合うてある、立て合うてある。心というもの、これから扶け合いは第一、扶け合いは第一。ならん/\事情これから心という理、繋ぎ合うたる理談じ合い、互い/\扶け合い、そこでならん処理あれば、育てゝやらにゃならん。よう聞き分けて治めば、小人たる処は鮮やか。これ聞き分けて、そうやなあという処治めてくれ。

明治三十年十二月二十四日
山沢由松二十六才身上伺(十一月十八日より大熱病に罹り)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時身上がどうも、身上心得ん。いかな事であろうと思う処尋ねる。尋ねば一つ諭し置こう。身上の処、大層である。大層は大層の心を持って早く伝えて、どうでもこうでもというは、一寸事情早く差し掛かる。どうなったと思う処、これまで年々の処、道のため、運び掛けたる処、心の理は受け取るなれど、一時身上大層なれど、よく聞き分けて、一時事情これから先長く持って事情、あちらへこちらへこれから向こなあと思う処、日々であろう。そこで成べく持って救けるという。事情運んで早く事情/\。

明治三十年十二月二十五日
城島部内水間出張所一同協議の上、田原支教会へ所属替えの願
さあ/\尋ぬる事情/\、さあ/\前々には事情一つ一時事情又こうという。皆同じの心、又こちらも同じ心、心と/\十分なら、そら許し置こ/\/\。

明治三十年十二月二十五日
清水与之助咳に付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ、身上どうも一つ心得ん/\思う処、さあ/\尋ねる事情/\、幾重一つ尋ねに変わりたさしづ無く、身上どうでも鮮やかならん。何が間違う。こうであろう、どういう事であろう。心の理は思うまで。一つ理、道の道理は一つ/\、万事の理は一つ、思う理は一つ。事情万事掛かるやろ。銘々こうと心運ばにゃならん。万事一つの理ある。この一つの理の中の理であって、この一つの事情諭し置こう。この一つの理、何でも彼でも用いらにゃならん/\。なれど、どうと心を持つな/\。事情はさしづ通り凭れ付け/\。万事諭し置こう。よう聞き分けて、三才童児という心を以て道治め。たゞ一つしかあらせんで。身上どうという心要らんで。よく聞き取れ/\。

明治三十年十二月二十九日
梶本宅治め方事情願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ前々事情、一つ/\諭しある。だん/\事情、皆それ/\事情にほして送りある中という。良い日ばかりはない。時々思やん。心追々二つと言えば代々事情譲り置く、譲り置くと同し事。続けば続かす。譲るのやない、皆同じ理が続いてある。所変われば事情の理考えてみよ。理は皆続いてある。譲ると言えば一寸切れて了うようなもの。譲る理めん/\日々よ集まる。日々に治まる。日々あちらこちら運んでやるがよい。後々案じる事要らん。続く理分からん。譲ると心思うものやない。皆理が続いて居るのや。

明治三十年十二月二十九日
吉川宗七妻たけ身上願
さあ/\尋ねる処/\、前々にこれまで万事の処事情一つの処諭しある。よう/\の処そうであると心治まる。又身上一寸には行かんと諭したる。だん/\これでよかろうと思う。又一つ心得ん。この一つ事情分かるまい。よう事情聞いて、内々の事情どうしょうこうしょう言うまで。内々にはこれでなあ、日々淋むしい心を持たず、身上長く事情どうなりとしてと思う。一時鮮やかならん。日々の処一時事情、内々余程定め。今まで大きに行くは、大きく成る思やんなれど、元も無く末も無しでは、何もならん。天よりあたゑは決まりある。一つ実という/\は弱い心。よう聞き分けにゃならん。どちらこちらから続く理は、弱い心が続く、弱い心が続く。軽荷は何処までも持って行ける。毎日軽い荷は持って通れる。重い荷は遠く行けん。向こうへも行けねば、後へも行けん。これから一つ悟れ。親一つ内々一つ事情よう思やんせにゃならん。細々細いもの弱いもの、弱いものが堅い。太いものは持てん。こんなさしづは無い程に。物に理が続いてのさしづやで。身上不足余程大層、事情しいかり定めてくれるよう。

明治三十年十二月三十日
松村吉太郎足の障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情どうも心得んと言う。いかな事情、尋ねるには一つ心という理を以て尋ねる。心に持って尋ねる理なら、一つの理も諭そう。さしづはおろかには思われん。同じ一つの理を皆諭すのや。よう聞き分けねば鮮やか分からん。さしづの理が鮮やか分からねば、心の理も鮮やかならん。それ身上という、鮮やかとは言えようまい。いろ/\事情心にどうなるこうなる、思う理は無きもの。たった一つの理が道という、世界という。教一つの理には変わった理は無い。変わった事情は皆心という。心は幾重の理にも計れるもの。身上心得ん。銘々思う理が心得ん。重なる処芯なる処、善い事も悪い事も皆一つの所へ集まり来る。心という理から満足与えにゃならん。何でも彼でも、これだけという理は要らんもの。満足一つの理より道を作る。心の尽し心の運び、万事の処夜も寝られようまい。なれど一つよう聞き分け。夜々苦しまんならん道ではあろまい。一人の理やない。皆んな同じ一つの理を、一人に諭する理、銘々これより、だん/\どんな事情あるとも、成らん事情重なって来るとも分からん。心も騒がしであろう。騒がし中に身上に事情あれば、そこ退け、放って置かにゃなろまい。よう聞き分け。それ/\些かなるもたんのう、多分の理もたんのう、些かのなるものは、尚もたんのう。もうこれまで集まれば、中に皆んなそれ/\心を合わせて運ぶ処、よう諭して銘々も成るべくだけは、たんのうして掛からにゃならん。自分たんのうすれば、先はたんのう。銘々不足思えば、先の不足は何ぼとも知れん。身上不足から尋ねたら、こういうさしづあったと、心寄ったる皆々の理に諭してくれるがよい。

押して、たんのうの理に付伺
さあ/\分教会一条、有る無いは一つの理、些かなるもたんのう、多分もたんのう。銘々不足思えば、先の不足は何ぼとも知れん不足になるで。

明治三十年十二月三十日
増田ならえ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上一時事情尋ねる処/\、これまで事情何度の事情、尋ねる事情には幾重のたんのう。成らん/\中の理も一つの理に集めて、受け取る理もある。身上という、一時事情どうとは言おうまい。なれど、余程の事情に及んだる。尋ねるから一つ諭そう。これまでという、なか/\の道よう/\の日、どんな日もあったなれど、今日の日たんのうさして、優しき心を以て撫ぜ擦りの理、たんのうの理を治めてくれるがよい。

押して願
さあ/\事情これだん/\事情があるから、人一人の心に、道に居たならこそ、たんのうさすのやで。人に一つのたんのうさゝにゃならん。

 


<補遺>

明治三十年一月十二日
山瀬身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも心得ん尋ねる処、身上長い間どうも力が要る/\。身上の処、案じる事要らん。又事情どんとこれまでどうこう彼是一時取り直す事出来ん。大望の処/\兄弟とも不足無く、いかな事情教会中一人でない、二人でない。この事聞き分けて、これこそ力が要った。一寸の間、どうなるものであろう。一つ一つ洗い替い、一日二日どう、思え掛け無きさん/\事情、これだけこうであろ、どうも一つ事情何であろ。力が要った。万事治まる。内々も治まる。不自由難儀も治まる諭し。よう尋ねに出た。

明治三十年一月十二日
中津熊蔵六十三才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、大いなる事情尋ねる。それ尋ねば事情諭し置く。どういう事を諭す。一人事情二人事情一軒の内、重ね/\じゃなあ、これではなぁ思う。一つ事情聞き取ってくれるよう。どういう尋ねる長々の道筋長い神の道じゃ。その事情を見れば、これはと思う。よく聞き取って治めてくれ。いんねんの理諭し聞かすであろう。めん/\一戸に取ってくれ。このいんねん尋ねである。いんねん悪い事立て合う。身に不足あってたんのうは出来やせん。いんねん為すいんねん、遠く所はよく見澄まして、この心さんげする。受け取る。尽す理は皆受け取る。これからほんに、蒔いたる種はほかしゃせんで。失やせんで。よう聞き分けてくれ。
明治三十年三月三十一日
松島ため二十七才痛風障り伺(兵神)
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情ある。これはどういう事である。何か知らせであろうか。身上事情の理は一人の理にある。これは十分諭せ。心というは、幾重にも通るもの。まあ今の処ほんの腰掛けたようなもの。それではならん。よう聞き分け。真実あれば、その日から治まる。年限見て、又月日見て、どうと思う心ではならん。これよく伝えなゝらん。

明治三十年四月四日
東保太郎妻いさ三十九才目の願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に事情いかなる処であろう、と思う一つ事情、堪えられん思う事情尋ねる。いかなるも聞き分け。どういう事聞き分けるなら、めん/\の理で十分の理は聞いて居る。一寸事情あれば、これは些かの理に持たず、案じる事は要らん、案じてはならん。所々どういう理もある。一つの理は思わんよう。事情は心に一つの理を聞き分け。何処にどうするか。今日身上すっきり。めんめん事情にても、案じる事は要らんで。

明治三十年四月七日
中台庄之助伜十六才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、一時身上いかな事情であろう思う処、まあ一つ余程順序難しい思う処、又思うは余儀無く事情々々なれど、身上という、いかな事であろうという事は、日々に無けにゃならん。万事の処十分の処に運ぶ処、身上不足なればこんな事と思う処、よう聞き分け。どんな事こんな事皆思う。身上不足なれば、こんな事と直きに思う。それではならん。これまで難しい中からだん/\道であろ。どうなりこうなり日々心これからという理があろ。その心将来と一つ治めにゃならん。よう聞き分け。身上の処一時はぁと思うなれど、万事これから先後々聞き分け。身上不足どうやなあ、こうやなあ、案じてはならん。どんな事情もこんな事情も、成るも順序。為すいんねん理聞き分け。こんな事と思う事では、道長く順序理に曇り掛ける。何をしたんやらというようになりてはならん。よう聞き分け。どういう理もこういう理も、何でも彼でも、心案じんならんでは、日々どうしてもこうしても分からん。よう聞き分け。道のため余程の者もある/\。中にはあの人はこうしてくればよかろと言う。どうむならん理に取りては添わん/\。その日行く日もあれば行かん日もある、何がしたんと道の道理あろ。どうなろとこうなろと定まりた理なら、いつ何時でも思わんと定め、よう聞き分けすれば、身上はあ/\と言う日来るものや。これだけ諭し置こう。よう聞き分けてくれ。

明治三十年四月十日
木戸上庄右衞門身上願
さあ/\尋ねる/\。尋ねる身上尋ねる事情、身上事情心得んという処尋ねる。どうしてもならん、こうしてもならん、尋ねる。一つ尋ねば一つ事情諭し置こう。どうも誰から中見れば、どういう事こういう事という事情なれど、身上これ一寸大層なれど、もう一時なあと言うは、言うまで。又それ/\運ぶ処事情、真実運ぶ処印無い。一つ尋ねる。いかな事も諭してくれ。一代と思てはならん。一代やない。これだけの事情運ぶ事情は、生涯末代の理に治めて事情、身上事情あれば、他にそれそれ心だけ尽すだけ治めてくれ。まあ一時どうとは無い。なれど大層。まあ事情は、心得事情に諭し置こう。よく聞き分けて。

明治三十年四月十三日
北村茂兵衞娘もよ身上腫れての願
さあ/\尋ねる/\。さあ尋ねる処/\、事情は余儀無く事情、身上事情あれば日日一つ心に堪えられん。なれど、よく事情聞き分け。内々それ/\互い何たる事、更々更々に思わぬよう/\。一人又一人又候なあと、些かも思うなよ/\。長い日柄どういう日もある/\。又子供後々心得んなあと思わず、思案して取り替え/\、又心確かに持って/\、道ありてこそ、道がありゃこそと、たんのう一時尋ねる事情は、余程大層余程事情。心鎮めて、何故やろと更に持たず、道あれゃこそうという理を、治めてくれ。

押して願
さあ/\尋ねる事情/\、それ二つ一つ理という。どうも堪いられん堪いられん理であろう。余儀無く事情尋ねる。尋ね返やす。鮮やか諭するによりて、よう聞き分け。幾人何人中、これまで一つ事情日々の処、又候々々日々堪いられん一つの理という。いかな事/\思い/\、これはどうした理である。皆んな一寸の理から狂う。この道というは、たゞ言葉一つの理で分かる。心の理で救かる。又心の理で捨てる。成るいんねん成らんいんねん、事情諭す。銘々成程治まり難ない。なれど、世上見て治め。道ありゃこそ頼り/\、心一つ理が頼り。治まる。これ一つ安心の理治めよ。

明治三十年四月二十四日
木村留吉身上願(城島分教会員函館出張所詰)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上大変、遠く一寸互いそれ/\事情合い難くい処身上事情あれば沙汰がある。身上一寸暫く。万事心得一つの理を諭する。どういう処遠くの心がある、道一つ頼り、道一つのそれ/\心の理の運び方、身上に障り早く誰一つの理、一寸事情諭す事が出来難ない。一寸事情早く、又一つ身上不足なるとは更々思うな。これだけの事なら運ぶ、遠くなる所いかなる心も治めて。急ぐ。早く/\。

明治三十年五月十五日 夜
山内治三郎目の障り願(東肥支教会長)
さあ/\尋ねる事情/\なあ、身上になあ、どうもなあ、長らえての事情どうも心得んと言う。一つには年限相当運ぶ尽す中に、どうも一つの事情と言う。事情はよう聞き分け。一時以て鮮やか速やかというは、どうも一時という。身上に重ね/\の理どうもなあという一つの理は、一時ではあろうまい。よう聞き取れ。不自由不自由の身上にて、道という。だん/\尽す運ぶ一つの理は、十分に受け取る。身上に自由ならん中から、正眼の者といえども、とてもという一つの尽す事情、さあさあよう聞き分けてくれ。この道というは、長い事情楽しみというは目に見ての事情更々心に思わず持たず、理の楽しみは生涯末代の理と諭し置こう。この理を治めるなら、又々自由と言う。この一つの理をよく聞き分けてくれるよう。

明治三十年五月二十二日
松尾兵五郎五十九才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、事情いかなる事情尋ねる処、身上一寸心得ん事情あろまい。事情である。一寸諭す処の理は、諭し、よう聞き分けてくれ。これまで事情年限一つ心掛け事情、事情は楽しみ一つ、身上不足となる。よう尽した理は十分に受け取る。この理諭してくれ。頼り無いとは必ず思うな。何でな、更々思うな。互い互い心を添えて楽しみ、安心の理を聞かして運んでくれるよう。

明治三十年六月三日
柿谷達太郎長女おわか四才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、余儀無く事情尋ねるであろ。さあ小人たる処、身上どういう事であろ。一時大変事情である。身上に一つ事情あれば、一つ理を以て尋ねる。尋ねば、一つ諭しよう。よく事情聞き分けて、伝えてくれ。伝えて心に持って堪えて、事情一時身上一時、又替わりて事情、よう聞き分け。毎夜々々皆諭す。事情一つで世界という。事情という。成らん事情これ諭す事情、為すいんねん事情、知らん間はそのまゝ。皆言葉一つで治まる。世界言葉一つで治まる。事情一時大変事情、どういう事こういう事情、道のため定めた限りは、ものに案じては、治まろまい。定めた事情は違わん違わんと定め。何でなる/\更々持たず、こうして諭したら、どんな理も皆この中に籠もりある。

明治三十年六月九日
山田元平身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上一条理を尋ねる。さあ/\長らえて/\身上、日々の処に堪えられん。堪えられんの中長い間であろ。身上一時なか/\大層なる処である。身上大層と言えば又案じる。一時以てどうとあろまい。なれど大層。又内々それ/\心得事情にも諭そ。どういう事になりた、どうも頼り無きなあ、皆んな中思わず。これまで成らん中難しい中通り、思えどたんのう。身の不自由思う処聞き分け。まあ内々にも十分の理治まりてあろ/\。なれど、身上不自由思う。為すいんねん、この理聞き分け。早く諭して、中々の中互い/\聞かして、十分の理聞かしてくれるよう。よう聞き分けて、残らずの理聞かして、楽しましてくれるよう。

明治三十年六月十一日
永尾徳松妻志賀四十一才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上どうも心得んという処尋ねる。心得ん事情尋ねば、一つ事情よく/\事情、いろんな事情聞き分けにゃならんで。前々事情一ついかな事一つ、一時以て事情長らえて、楽しみ無くして事情堪いられん事情である。成らんから尋ねる。尋ねるは事情諭し置こう。一寸には行こうまい/\。皆それそれから万事の処聞き分けにゃならんで。道のため運ぶ処受け取る。又成らん処はどうも目に分かろうまい。聞くに聞かりょまい。尋ねるからさしづ。さしづというは取りよでころりと間違う。間違うやない。よう聞き分け。さしづ三人あれば三人ながら違わん。違うという理は、皆合わせてある。合わせてある事情から幾重混る。混るからとんとどうむならん。身上不足なるやない。よう聞き分け/\。これまで長い間でありた。成程これまでどうでありた。長い事情いつ/\変わらんという事情、諭し難くい。又持って行くには諭し難くい、聞き取りた理に諭し難くい。これ一つ聞き分けにゃならんで。

明治三十年六月十三日
山中かめ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\身上に一寸心得んというは、長らえて事情であろ。もうよかろうかもうよかろうか言い/\日を送り、長らえて又一時尋ねるは、余儀無く事情尋ねる。余儀無く事情尋ねば、事情に一つさしづして置こう。さしづも変わりたさしづと思うな。身上尋ねる。めん/\皆んな心という事情がありて、日々急がしい。急がしい心というは、これより理は無き理でありて、受け取る。そんだら身上不足どうと思う。不足あると思うな。身上一寸事情は、申し難くい言い難くい、この事情計り難ない。いつ/\まで/\楽しみ思い/\、日であって身上不足どうと思う処、話一つ理に諭し置こう。案じんよう、諭してくれ。こうどう実実諭さず、こうという。悠うくり長い事情と、一つ諭してやれ、諭してやれ。

明治三十年六月十五日
小島七五郎四十六才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも長らえて事情々々にては、それ/\中の困りあり一人は言うまで。堪えられん。中々の中まで、心という理がどういう事、日々思えども、だん/\身上が心得んなあ、尋ねる。尋ねるは一寸さしづにも及ぶ。身上不足なる処、よく聞き分けにゃ分かり難ない。大抵日々それ/\運んで居る処、又運ぶ処受け取る。又運ぶ中に、どういう事であろうと更々思わず、組み替えて身上不足なる処、どういう事と、更々の理に持たず、よう聞き分け。それはどういう処から出ると思い、又一つ日々運ぶ処なら、速やか成らにゃなろまい。なれど、中に不足なる処、聞き分け。日々諭す中に皆ある/\。諭す中にあると言えば、又どうと思う。人間身の内かりもの皆んな治まりてある。治まりてある処、聞き分け。何でなるぞいなあ、これだけ運ぶ中になあ、又内々なら、又世上にもなあ、これ聞き分けにゃならん。難儀さそう不自由さそう、親の理に無い中に、これまでだん/\理であろ。身上不足ありて、たんのうは出けやせん。理を見て思い出してみよ。世上の中に、どういう事もこういう事も現われば、又、世上にある事なら聞き分け。いんねんという、いんねん聞き分けば、前生さんげという。これ聞き分けば、又一寸楽しみという。これ諭し置こう。

明治三十年六月二十二日
徳地辰次郎三十才身上伺
さあ/\尋ねる事情/\、身上の一つ、さあ事情、さあならん事情どうであろ。幾重事情諭すれど、一時何の印無き、何の事という。一時尋ねる事情には、一つ諭しよ。よく事情聞き分け。道のためそれ/\事情長らえ、一つ日々運ぶ処日々受け取る。又一時尋ねる身の障り、いかな事。長らえ道運び道尽し、どういう事とそれそれ心に理があろ。よう聞き分けにゃ分かり難ない。身上不足何も心という。これまで道が運び、身上不足なればどういう事とばかりであろう。よう聞き分け。身上は余程大層なれど、一時の処ではあろうまい。よう聞き分け。これまで運んだ道は、何もならんと思うやない。尽したいつ/\までの理である。人間一代と思えば頼り無い。事情日々運ぶ理尽す理諭す理に、皆籠もりある。為すいんねん聞き分け。又聞き分けて諭して居る。これ聞き分け。事情は早くたんのうして心に休ますがよい。

明治三十年六月二十三日
重田好松妻あい三十四才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一時事情尋ねる。どうもならん事情であろ、ならん事情であろ。幾重事情どういう話どういう事諭すれど、一時速やかならん、というような事ではならん。尋ねば一寸さしづ及ぶ。身上どうも長らえてなあ、いろいろ心あろ/\。どういう事も聞き分け。めん/\身上が不足なるから、いろ/\事情。長らえて道通り、どういう事と言う。何でもという心じいと持たにゃならん。これだけ尽したのに内々なあ、又他に何と思われよう、この事情じいと治めにゃならん/\。身上は大層なれど、心の事情取り替えて、どうなるも事情、為すいんねん事情、諭す事情にある。これまで尽した理は、どうなるこうなる、何であろうという処、発散さゝにゃならん。事情為す事為す事情いんねん。この事情他に諭す事情、内々にもなあという。この事情聞き分けて、取り替えてくれ。

明治三十年七月四日
永井藤平小人と共に身上願
さあ/\尋ねる事情/\、事情どうも心得ん事情尋ねる。いかな事であろう思う心日々である。ならん/\。幾重心運び尽す処、受け取る。尽す中に不足、どういう事であろ。いかな事も、よう聞き分け。どうせこうせ出来難ない。真実皆一つ、有る無い、言うまで。小人一ついかな事日々思う処、事情よう聞き分け。中に不足たんのう出来難ない。よう聞き分けるなら、分かろ。日々世上一つの理諭する中に、一つ為すいんねん。しょうとて成るものでない。いんねんこれよく聞き取れ。内々一つの理を聞き分け。不足なってたんのう出来やせん。世上一つから見れば、いかな理も鮮やか。世上にいかな理も一つ。誠一つの理、その一つの理を受け取らにゃならん。難儀さそう不自由さそうという親は無い。たんのう一つ、たんのうは誠一つなるを受け取る。成らん一つの理たんのうは、前生までのさんげも一つと諭し置こう。

明治三十年七月六日
小笠原たま二十一才身上願(豊丘布教所小笠原喜兵衞娘)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情には、どうも身上に、もう何でもと思う思う。事情、とんとこれ分かり難ない事情、身上に事情、事情にもだん/\事情ある。身上に障り悩みという。この事情聞き分け。所にも一つ事情々々、どれだけこうと思えども、めん/\一時どうも出けようまい。身上障りから得た。又事情であろ。この事情というは、心と言う。余程長らくで事情でなければ、事情と言わん。内々心という、こうして居りゃそのまゝ/\。それ通れん事は無いなれど、心という理、そこへ治めてやらにゃならん。十分諭してそうして又事情、心というは、いつまで一つの心、これ第一。勤め心のこうのう、又実が無くば、そら受け取る事出けようまい。これだけ諭せば、それ/\皆映り来るやろ。

明治三十年八月十六日
岩本卯平身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の事情一つ堪えられん理、いかな事情どれだけ事情、どれだけ理諭すれど、緩まんと言う。身上一つどういう事も成程。中に身上どうも堪えられん。よう聞き分け。どういう事ならん。一時以てあろうまい。そんなら、どういうものと言う。一時以てなるとは、更に持たず、いかなる事情も諭する。内内一つ籠もる。為す事情この事情一時以て堪えられん。こうという事情を改め。事情とも、どういう事も治められん理出る。為すいんねん、いんねんならば思う。思うやない。運ぶ理を聞き分け。為すいんねん、内々一つの事情堪えられん事情、たんのう/\は為すいんねん。世上一つの理を見てたんのうは、いんねんのさんげ。辺所一つの理、影形も無く、事情遠く所にもあれば近くにもある。この理聞き分け。いんねんのさんげ。事早く治めてやってくれ/\。

明治三十年八月二十二日
大藪安太郎母ツネ六十二才身上願
さあ/\尋ねる事情、身上一つどういう事であろ。身上尋ねば、一つ諭そ。一寸事情諭し置く。よく聞き分け。身上事情は、大層。尋ねる事情諭し、これまで長らく事情、よう事情治まり、よう聞き分け。これまで通りたる理、互い/\尽し合い、心を聞き分け。一時身上不足なって、たんのう思われん。それ/\たんのうどういう処からたんのう。よう/\治まって中に、身上不足なると些かにも持たず、尽した事情は一代と思わず、末代という理を聞き分け。成ろと思うても成られるものやない。為す一ついんねん、世界へ諭するであろ。内々それ/\成程いう理、前生一つのさんげと言う。早く楽しませ/\。

明治三十年八月二十六日
深谷徳次郎小人徳郎並びに次女且つ本人なりそれ/\身上事情願
さあ/\尋ねる事情/\、小人の事情身上の心、又それ/\だん/\一時事情尋ねる処、どういう事と、日々であろ。いかな事情よく聞き取らにゃ分かり難ない。よう思やん。多分世界、世界という。集まる処、事情という。万事事情、この事情よく聞き分け。事情どうという事は無い。だん/\事情あれば、どういう事と思う。思うがなれど、思い開き、よう聞き分け。これまでどうも通れん道あり、だん/\よう/\の道、未だ一時判然と更に持たず、内々案じれば、切りが無い。成るも事情。さあ子供々々難儀、この理聞き分け。又役員聞き分けて運び、この事情いつ尋ねたら、こういうさしづありたという事情、皆に伝え。扶け合い/\、こら話する。その扶け合い、聞いてる者もあれば聞かん者もある。さあ小人の理、この理集まる理に皆籠もりある。よく聞き分けてくれ。

明治三十年九月四日
北村ゑい二十五才身上願(河原町分教会部内)
さあ/\尋ねる事情、さあ/\事情は先々所々それ/\事情諭す事情、一つ事情はどうでもこうでも皆々事情は諭さにゃならん。諭し難くいと言うて、捨てゝ置いては、どうもならん。そこで、じいと諭さにゃならん。どういう理こういう理皆々聞いて、これまで長い間、よう尽す運ぶなと言うて、諭さずに居ては、どうむならん。身上は何でも彼でも救からんにゃならん、救けにゃならん。事情は皆々これまで諭す中に、第一為す事いんねん。いんねんならばと言うて了えば、そのまゝなれど、よう聞き分け。たんのう事情は、前生いんねんのさんげいという。身上不足なる中に、たんのうは治められやせん。なれど、万事事情、道一つの理よう聞き分け。大層事情は大層運び、話は心に持って話さにゃならん。事情治めるなら、身上又治まるという。所又所々の理にもなる。よく/\諭してくれるよう。

明治三十年九月八日
臼杵治郎兵衞小人龍蔵三才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、小人事情身上大変事情一つ、さあ/\尋ねる事情、まあ尋ねる事情は、どうも一時ならん。ならんから尋ねる。尋ねるから、一つ諭し置こう。いかな事情も、よく聞き取らにゃ分かり難ない。この道というは、誰にどうせえ誰にこうせえ、とは言わん。道は皆心だけ/\。皆道世界というは、いろんな事情、又内々に身上に迫る。どうなると思う心の中に、何よの安心、何よのたんのう出けやせんなれど、たんのう聞き取りて、皆初めより聞き取り、皆かりもの一条、人に諭す理というは、よく聞いて諭す。一時事情ありて、何程安心出けんから尋ねる。尋ねるから、さしづ諭す。よく聞き取りてくれ。日々暮らす中、不自由無く不自由無くと言えば、身に掛かれば何たる理であろう。この理よく聞き分けにゃ分からん。内々いんねん為す事というは、それ/\諭すいんねんに、だん/\いんねんある。すっきりどうもどちらからも、ならんいんねんある。暮らす中いろ/\暮らす。不自由いんねんもある。いんねんはだん/\ある。よう聞き取れ。一時どうでな。事情は余程大層事情。万事事情、成りても成らいでも、こうという一つ定めて、早く定め。又内々改めて、ほんに成程と治まれば、又事情よう聞き取りてくれねばならん。

明治三十年九月十五日
寺田松太郎五十四才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも一時事情は分かろうまい。遠く事情なら、更の理に分かろうまい。元々事情ありて遠く事情でこそ、元々事情以て運んでる。一時以て尋ねる事情、一時事情、一時はなか/\事情であろう。どうも頼り無きというは、日々事情一つ。互い/\事情運ぶなら、一時万事治まる事情を言う。万事聞き取って、早く事情。

明治三十年九月十七日
大西松蔵父嘉蔵六十九才身上願
さあ/\尋ねる身上/\、一時さあならん/\の事情尋ねる。尋ねるは一つ事情の諭、どういう事諭すなら、よう聞き分け。身上不足なる。何故なると思うやろう。よう聞き取れ。内々事情に、なか/\事情というは大層々々な事情である。大層な事情であるが、一つ諭そ。一時事情とはあろまいなれど、大層事情は、十分たんのう治めてやらにゃならん。道という、道は一代限りと更に持つな/\。末代という理聞き分け。代々続く。末代に残る。よう聞き分け。速やか事情となる事か、事情は大層。まあ一つ心にたんのう治めてやらにゃならん。尽しただけは、日々皆受け取る。なれど身上というは、心に治めてくれ。これ諭して、まあ、たんのう治めてやらにゃならん。

明治三十年九月二十四日
久保音松伜竹松身上願
さあ/\尋ねる事情、まあ/\よう聞き分け。道に十分尽すという。日々中に運んで居る。一寸事情なら、世界にもなあ、日々である。よう事情聞き分け。日々皆暮らす中に不自由あろまい。身に不自由は日々苦しみ。身上不足何にも楽しみは無い。これ聞き分けば、ほんになあ。一寸暫く事情、これをよう諭してくれ。

明治三十年九月二十五日
平野身上願
さあ/\尋ねる事情/\、前々より身上一ついかなる事と思う。万事々々の事情、話という、さしづという、ほんのほのかの話。身上に事情あるから尋ねる。尋ねるからさしづという。古いさしづにも及んだる。身上一時堪えられんという話。話の理を聞き分け。成程の心定めたは一つの理。これより先という事情を一寸諭し置こう。どういう諭なら、多くの中に同じ事情同じ処も多分、所々の理という。分かれ分かれの事情、先々の事情理もある。どうで長い道筋、よう聞き分け。万事成程の事情によって治めにゃならん。まあ/\という事情もあれば、仕切って運ばんならん理もある。長い心を持って先々の処も、まあ/\長い心を持って長う楽しまにゃならん。山坂に譬えて諭しする。高い峠を越すには一時には越せん。中にどうしょ知らんという、身に迫る時もある。峠を越せば越すだけの心、悠っくりの心で越せば楽に越せる。谷を越し海を越して居る所、しんどい/\思い/\越す。峠を登る話というは、よう聞き分け。一時これではという心より、先々運ぶ所、中には進む所もあれば、又どんな所もある。十人寄れば、人々の心、所々の心もある。これ集めて諭し置こう。楽々でよい年もあればどんな年もある。先々難渋一つの事情も、見分けてやらにゃならん。急いても、成る事と成らん事とある。成らん事情から見れば、大変心の散乱するもの。この道という、天然で出来た道という。天然の道なら、どちらから眺めても、成程と言う。今までは、今まで通り来たる中、難し処通るにも神の守護という。今一時身上に掛かる処、よう思やんするよう。此処と言うたら先と言う。何処から見ても、ほんに穏やかに成ったなあ、という心を持たにゃならん。未だ/\使わんならん道具である。身上の処案じてはならん。めん/\も何も案じんよう。天然の理は、今年で行かにゃ又来年という。ようこの理を聞き分け。先々の心に未だ今年ではなあと言うようでは、天然とは言えん。楽々の道とは言えん。この理をよく聞き分け。身上は案じる事は要らん。これだけ知らし置こう。

明治三十年九月二十七日
寺田松太郎妻鶴事情願
さあ/\尋ねる事情/\、どうも前々事情と言い、又々余儀無く事情尋ねる。どうも後々一つ事情、前々のさしづ事情又一時事情、又候と思うやろう。さあ/\一時急いで/\一つ事情、前々遠い所の理を以て、歩び通いの理を見て、一時運びと言う。遠いと思えど何も遠いやない。身に迫るから一時どうなろうと思うやろう。心に曇り晴れんやろう。さあ/\一時尋ねる処、早く/\一つ事情々々。

明治三十年十月二日
山崎菊馬長男相太郎十四才身上願(高知分教会部内)
さあ/\尋ねる事情/\、どうも、身上に長らえて心得ん事情、どういう事もこういう事も、日々運ぶ事情である。身上一時ならんから尋ねる。尋ねば事情諭するが、よっく聞き分け。第一一つの事情、身上の不足なる。心という、内々事情である。日々に皆んな身上世界へ諭する処の理、日々為す事情諭する理、心得んから一つ事情。どうも日々長らえて、これまで一つ思う処、よっく聞き取れ。事情は大層。一時一つ聞かしてくれ。これまで長らえてなあ、という事情聞き取れ。これ一つの事情難し。これだけ諭したら、事情の台を諭するのや。日々結構と思う中、どういうもの。これよう聞き分け。この事情を諭し置こう。

明治三十年十月二日
日野利三郎五十二才身上願(奈良支教会役員)
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に一時どうもならん事情尋ねる。日々どういう事もこういう事も、思い/\の日を経つ処、身上聞き取れ。もう頼り無いものやなあ/\と思う。余儀無く事情であろ。さあ楽しみ一つの事情持たさにゃならんで。これまで運ぶ尽す事情の理は、皆受け取りてある。そんだらどういうものと思うやろ。よう聞き分け。一代やと思うから頼り無い。寄り合うた理は、末代の一つの理を治まるなら、楽しみの事情である。この一つの事情、第一に伝えてくれるがよい。

明治三十年十月五日
山本近治内々事情願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は余儀無く事情やろ。事情は理に迫り尋ねる。よう聞き分け。世界のため道のため、日々運ぶ尽す理は、重々の理に受け取る。事情によって内々困難の事情。尋ねるからは、一つの理思うやろう。思うから尋ねる。尋ねるからは一つの理を諭し置こう。皆んなこうという一つの精神を以て、今までという中に、事情重ね/\ともいう。世界どうやろうと思うやろ。よう聞き分け。皆んな諭する中に籠もりある理から聞き分けてみよ。為すいんねんという。生まれ更わり出更わりの理、いんねんという。成ろうと思ても成らん。しょまいと思うても成りて来る。これ一ついんねんの理を聞き分け。なれど、いんねんと言うて了えば、それまで。いかなるいんねんも尽し運ぶ理によって果たす、切る、という理から思やんもせねばならん。一代ではない程に。末代という理なら、大きい理である程にある程に。一人の心で治まると治まらんの理がある。よう聞き分けてくれ/\。

明治三十年十月八日
畠山佐十郎二十八才身上願
さあ/\尋ねる事情、さあ/\身上一条一時尋ねる処、一寸事情にては余程事情にて大層事情、大層の事情と言う。なれど、万事の処事情、心の理治まる話伝えてくれ。どういう話諭してくれ。話は聞きよでころりと違う。数々は諭さん。これまで皆聞いて居る。聞いて居て治まらねば同じ事。道のため、世界のため運んで居る。この事情中に身上と言う。こらどうであろ、めん/\思う事であろ。不足無ければ思う事無い。めん/\身上これだけと思う。身上不足なれば、尽した理も運んだ理も思わらせん。又内々理の中に運ぶ中に、世界になあ、又他にもなあ、これ分からん。どうも一代と思えば頼り無い。よう聞き分け。一代二代三代やない。生涯の道。生涯の道の元と言う。これよう聞き分け。この理諭して、しいかり治まれば、又一寸の事情。この事情よく諭してくれ。

明治三十年十月十二日
宮本重五郎五十五才身上障りに付願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上々々、一時事情尋ねる。一時の事情ではあろまい。なか/\事情なれど、どうであろう/\思い/\の日々、急えたて、事情々々は日々の処にては、迫る処、何が間違うてあろ、何が違うてあろう、これは更々あろまい。更々無いなれど、尋ねるから諭し置こう。一時事情どうであろまい。なれど、大層事情。なれど、よう聞き分けて、道という、尽しただけの理、運んだだけの理は、どうでもこうでも/\何年経てど、何年経てど理がある程に。何をしたんぞいなあ、と思わず、事情は皆世界にある。この理見て、又内々一つ道の理というは、経って来にゃ分からん。なか/\の理、頼り無い/\、とは思わず、どちら向いても皆兄弟々々。この理治まりたら、何をしたんと思われようまい。どちらからでもこちらからでも、そうと言うたら、更々この理聞き分けて、たんのう。身上に不足ありて、たんのうは出けやせん。なれど、たんのうは誠。誠は受け取る。この理諭して置こう。よう聞き分け。頼り無い/\更の理に持たず、更の理に持たず、よう聞き分けてくれ。

明治三十年十一月三日
神田亀吉身上願(川之江支教会長)
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情尋ねる。事情一度二度事情尋ねる事情、身上にどうも一時心得んという事情、尋ねるからは一つの理を諭そう。どういうものやろこういうものやろ、日々の事情であろう/\。なれど、一つよう聞き取れ。身上にこうなりてはなあ、いつ/\事情でなあ、と、めん/\も内々傍々も思うやろ。又一つ道のためだん/\運ぶ中に、どうもなあと思うやろ。成ると成らんの一つの理、この理を聞き分けるなら、鮮やかと言うなれど、一つ事情を見ては大変困るやろ。又世界見る処、何と思うやろ。日々の事情に心に掛かるやろ。この心の理はすっきり取り直せ/\。為すいんねん事情の理は、めん/\諭す話の理の中に、皆んな籠もりある。成らん中にたんのうの心は、そら治まろうまい。なれど、生まれ更わり出更わりの理から、よっく思やんして、世界見る処の理思う処の理は、すっきり心に持たぬよう。これだけ諭し置こう。

明治三十年十一月五日
上田秀吉身上願(高津出張所部内長土出張所長)
さあ/\尋ねる事情/\身上に不足なる事情、一つどうでもならん/\事情尋ねる。尋ねるからは、諭そう。よく聞き取れ。身上不足なる、いかなる事と思う。日々の処、道のため尽して居て、それ/\運ぶ中に身上不足なる。どういうものと思う処、日々に思う中、たすけ一条の中、身上不足なる。これでは世界もなあ/\。身上不足中に、たんのうは出来やしょうまい/\。なれど、成程分かれば皆分かる。為す事情いんねん内々為すいんねん事情、いんねん世上の理を見て聞き分け。一ついんねんは、一つのさんげとも言う、悪い中にたんのうは出来やしょうまい。これ一つの理にあると、しっかり聞き分けてくれ。

明治三十年十一月八日
松岡国松三十一才前事情申し上げ身上願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情には、余儀無く事情であろ。余儀無く事情やが一つ/\聞き分けたら、いかなる事も鮮やか。これまでの処長い間道すがら、日日心運び、皆んな日々中に日々一つの事と言うは、どういう事であろ。日々の事であろ。後又候という、なか/\事情大変事情であろ。内々これではなあ、という処、堪えるに堪えられん余儀無く事情。聞こと言う処、よう聞き分けたら、鮮やか。内内心に事情ありて、鮮やかという事あろまい。なれど、よう聞き分けば、鮮やか分かる。何程の事情どれだけの事情、捨てゝ了えばどうもならん。一時事情、世界何処の事情、これという処諭しよう。長いのも短いのも一代々々。理は末代という。末代理は短い長いはあろまい。内々不自由するという。道の事情為す事情、いんねん事情、世界諭す事情、内々一つ事情あるか。将来長く短くある。よう聞き分けてこれ心に治めるなら、身は鮮やか。後々事情、これより始まりという心なら鮮やかという理を一つ、諭し置こう。

明治三十年十一月十九日
飯尾清蔵身上願(高知部内東新出張所担任)
さあ/\尋ねる事情/\、身上に一つの事情尋ねる。尋ねるは余儀無くの事情であろう。願い尋ねるからは、一つさしづに及ぼう。よう聞き取らにゃ分からんで。今一時の事情ではなく、前々よりの事情という。よう/\の道よう/\の理、ほんにと言うは、治まった一日の日。なれど、身上に事情あれば、あゝと思うやろ。思うは理である。なれど、ようさしづ一つの理を聞き分け。道のため運ぶ尽す中に、身上という。身上に事情あるから、尋ねる。尋ねたら、どういうさしづありたやろうと、待ち兼ねる。よう聞き取れ。身上不足事情尋ねたら、ほんに成程と、真の心に真実理が治まれば、又々事情という。身上は余程大層なれど、よう理を聞き分けてくれ。めん/\は十分に聞いて居るやろ。なれど、聞いた上の理を聞き分け。たんのうという、この一つの理より受け取る理は無いで。身上に事情ありて、たんのうは出来ようまい。なれど、よう聞き分け。たんのうは真の誠、真実の理と言う。真実の理なら、受け取らにゃならん。働き損やという心は、更々持たぬよう。思わぬよう。尽した理は、生涯末代。理が楽しみ、理がこうのうとも言う。又一つ、たんのうは前生いんねんのさんげとも言う。一代切りと思えば、たんのうとは言えん。早く、この理を伝えやってくれ/\。

明治三十年十二月三日
岸田只八妻よね三十七才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一ついかなる理を尋ねる。尋ねば一つ事情諭し置こう。さあ分かりた事情は諭すまで。たゞ一つ分かるさしづ。さしづは取りよでころりと違う。取り違い聞き違い無いよう、よう聞き分け。こんな事と思わず、真の心あるなら、未だ/\長い。よう聞き分け。運んで/\、十分運ぶ。これまで尽す。これだけ運んで、内に身上、どうも心得んなあ。これは日々であろ/\。そこでよう聞き直せ。難しい話、皆伝えるやろ。皆いんねん事情諭す。諭す事情、内に皆籠もりある、と聞き分け。これ身上不足ありたら、どんな者でも、どうもならん。皆世界話す理も内にある、と定め。よう聞き分けて、たんのう。たんのうは、いんねんのさんげえと言う。たんのうは出けやせん。なれど、たんのうは真の誠やで。よく聞き取れ。

明治三十年十二月十七日
宮垣藤太郎四十七才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の事情の理を尋ねる。いかな事であろ、と尋ねる。身上事情あり、変わり又変わり、だん/\変わり、どういう事であろうと、日々であろ。よう事情諭すによって、伝えてくれ。身上は余程迫り、大層という。こらどういう事であろ。これまで尽して、これ内々どうという事は、言うまでなれど、よく聞き分けて、諭してくれ。どういう事でなる、こういう事でなる。よう聞き分け。道のため運ぶ尽す理は、将来末代。理という、よう聞き分け。些かなる理及ばん。これまで運んでなあ、と更々思わず言わず。身上余程事情なれど、早く事情諭して、事情はたんのう。早く聞かしてくれるがよい。

明治三十年十二月二十二日
木戸上庄右衞門妻きく身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上の一条、さあ事情尋ねる。いかなる事であろ思う理を尋ねる。尋ねば、事情一つ理は諭しよう。よう聞き分け。身上一時堪えられん。一つ内々事情これはどういうものであろ、こういうものであろ。身上こうなればどういうものと尋ねる。余儀無く事情諭そ。仕切りて事情万事楽しみ。楽しみは身上不足ありて何の楽しみあろ。暮らす中、不自由無く暮らす中、不自由無い。身上不足なる。一つ理は、一時一寸理は大層の事情。大層なら大層。心の理を楽しみとして思やん。事情一時どうでない。なれど一時大層。楽しみ理というは、暮らす中不自由無きなれど、身上不足ありて何の楽しみも無い。そんならと言う。よう聞き分け。身上不足ありてたんのう出けようまい。なれど真の実はたんのう。又中々深い中、どんな日も通りたであろ。又こうと思た日もあろ。皆んな差し入って/\、一つ改めて事情。楽しみ無くたんのう出けやせん。暮らす中不自由無く、身に不自由暮らす中、聞き分けてくれ。これだけこうしてどうしてと言う。身上不自由、これ見てみよ。皆よう聞き分けて、一時伝えてくれ。

明治三十年十二月二十四日
東保太郎娘きよ二十二才身上目の障り願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\一時以て尋ねる。身の障り、身の障りと言う。どういう事であろ。一寸障りあれば、心に案じあろ。いつ/\も尋ねる。身上尋ねる。いつ/\の事情やない。前々さしづあろ。どうなろうか知らんという理から、身上鮮やか理。身の障り案じる。案じる理は無い。案じてはならん。これまでなかなか心運ぶ尽す理は、皆受け取る、そんなら身上どうと思う。よう聞き分け。身上障り無ければ、何も思う事無い。十分中という、中に身上どうであろ。皆世上見てめん/\心病む。よう聞き分け。運ぶ中尽す中、身上不足なあと思う。よう聞き分けて、どんな事も思うまで。皆遠く話聞いて居る。又どんな話聞かしてある。話理は、皆為す理。話聞いて居る。身上不足なりて、たんのう出けん。又楽しみ無い。なれど、世上見て楽しむなら、さんげえと言う。そんなら、何程さんげえあると思うやろ。なれどよう聞き分け。これ聞き分けば、皆んな内々さんげと言う。

明治三十年十二月二十七日
藤原吉次郎次女シヅヱ一才身上目の願
さあ/\尋ねる事情/\、小人に事情どうも心得んという理を尋ねる。小人事情、心得んという理を尋ねる。そらどうも尋ねにゃ分かろまい。尋ねば諭す。諭す理は親々一つ理にある。どうも小人に第一案じる処であろ。案じるというは、よう事情聞き分けにゃ分かり難ない。内々日々という、だん/\入り込む中という、その中、事情により小人理はどういう事であろ。これではなあ、入り込む中にもなあ、思う処であろ。小人事情よう聞き分け。皆それ/\中に、どういう理も持って来れば、持って来る理によって、どういう理。これ万事心得て、この道心得と言うは、日々の処寄り来る処には、心持って寄り来る理がある。日々扱え諭す/\。遠くならん事情、遠く所は、遠く心持って運んでやれ。又、世上にはどういう話もある。必ず必ず万事理ある。見ては成程聞いては成程。身上尋ねたら、こういうさしづであった。中にこういう事と言う。又、道に案じる。何でこういう事に成ぁたやろ。話には恥かしいという理は、更々持たず。皆為すいんねん、これ聞き分け。こういう道に入っていんねんならと言う。いんねんは分からせん/\。よう聞き分け。小人こういう事になりて、世界になあという理は要らん。いんねんというは、よう聞き分け。人はこれだけ与えて貰た。これは小人いんねんやない。めん/\いんねんと言うは、前生さんげえと言う。さんげえというは誠。誠というは、真のいんねんのさんげえである。案じる事要らん、案じてはいかんで。

押して
さあ/\心という理を、親々理を。一つ名称容易で下りた理でない。何も知らず中に寄り来る理は、中になあと更々持つな。いんねん分からん。ほんになあと仮名な話聞かし、よう聞き分けば、前生さんげえや。こういう道に、小人こういう事と思うは、いんねんという理分からん。これ一つ聞き分け。


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