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本間家家訓

本間家



1.忠君愛国は国民な本分なり。義勇以て公に報じ、一旦緩急あれば、家を顧みずして国家のために尽くせ。

2.神を敬い仏を崇ぶは誠心誠意を喚起するゆえんなり。一日も信仰の念をゆるがせにするべからず。

3.公共事業に全力を尽くし、公益のためには財をおしむなかれ。

4.貧をあわれみ弱をたすけ、盛んに陰徳を施すべし。

5.勤倹の二字は先祖由来の厳訓たり。よろしく服膺してその功徳を発揮せよ。

6.深く子弟の教育に注意し、忠孝の心を涵養すべし。

7.富豪の者と縁組みすべからず。すべからく清素なる家庭の子女と婚を結ぶべし。

8.世態人情を究め、心身を修養するは、一家を治むるにおいて必要なることに属す。宗家の嗣子なる者は必ず全国を漫遊すべし。

9.祖先を尊ぶは我が国風の美なるゆえんなり。一家におけるもまたしかり。故に一家の大事は必ず祖先に報告し、しこうして後決行せよ。

10.家庭の静粛は長幼の序を厳にするにあり。決してみだるることあるべからず。

11.勧懲の制を設け、農事を推奨し、小作人を優遇すべし。

12.額に汗して得たるものにあらざれば真の財産にならず。すべからく投機事業と会社事業を排斥せよ。


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