十全の守護

天理教教義及史料集成部

1946年(昭和21年)4月18日発刊。信者の栞15頁『親神様の御守護』より。



私達わたしたちの親神様は、天理王命様と申し上げます。もんかたもないところから人間世界をおつくり下された元の神様実の神様です。親神様の御守護の御理おんりに、それ/\゛神名をおつけ下されてあります。

くにとこたちのみこと
天では「月様つきさま」とお現れ下され、人間身の内「眼うるおい」、世界では「水」の守護の理。

をもたりのみこと
天では「日様ひさま」とお現れ下され、人間身の内「ぬくみ」、世界では「火」の守護の理。

くにさづちのみこと
人間身の内「女一おんないちの道具、かわつなぎ」、世界では「金銭。縁談、よろずつなぎ」の守護の理。

つきよみのみこと
人間身の内「男一おとこいちの道具、ほねつっぱり」、世界では「立毛草木りゅうけいくさき、よろずつっぱり、地上よりおのずから立っているもの」の守護の理。

くもよみのみこと
人間身の内「飲み食い出入り」、世界では「水気すいき上げ下げ」の守護の理。

かしこねのみこと
人間身の内「いき吹き分け」、世界では「風一切かぜいっさい」の守護の理。

たいしよくてんのみこと
出産の時、「親と子の胎縁たいえんをお切り下され」、出直しの時「息を引きとる世話」、世界では「種物たねものはらを初めその他切ること一切」の守護の理。

をふとのべのみこと
出産の時「親の胎内たいないより子を引出す世話」、世界では「立毛りゅうけいの引出しをはじめ、その他引出し一切」の守護の理。
そこで、人間生まれる時「たいしよく天のみこと」は親子の胎縁を切る御守護、「をふとのべのみこと」は引出しの御守護、生まれたのちは、「くにさづちのみこと」は元々もともと通りあとじまいの御守護。この御守護の理により子を生まして頂く事が出来るので御座います。

いざなぎのみこと
男雛形おとこひながたたね」の理。

いざなみのみこと
女雛形おんなひながた苗代なわしろ」の理。

このように親神、天理王命様が世界人間を始め、立毛草木、その他よろず一切を御創造おはじめ下され、又日夜にちやおやすみなく御守護下されますので自由自在じゅうようじざいが叶うのでありまして、天理王命様こそ元の神、実の神にてあらせられるこの世人間の親神様で御座います。


Page Top | My Library Home