My Library Home

蘊相応 第九章

目次   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  32  33  34  35  36  37  38  39  40  41  42  43  44  45  46  47  48  49  50  51  52  53  54  55  56  57  58  59  60  61  62  63  64  65  66  67  68  69  70  71  72  73  74  75  76  77  78  79  80 

あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「色は無常であり、無常なものは苦である。
苦は無我であり、無我なものは我が物でない。
比丘達よ、こうして、正しい智慧を以って観よ。」

「受は無常であり、無常なものは苦である。
苦は無我であり、無我なものは我が物でない。
比丘達よ、こうして、正しい智慧を以って観よ。」

「想は無常であり、無常なものは苦である。
苦は無我であり、無我なものは我が物でない。
比丘達よ、こうして、正しい智慧を以って観よ。」

「行は無常であり、無常なものは苦である。
苦は無我であり、無我なものは我が物でない。
比丘達よ、こうして、正しい智慧を以って観よ。」

「識は無常であり、無常なものは苦である。
苦は無我であり、無我なものは我が物でない。
比丘達よ、こうして、正しい智慧を以って観よ。」

「こうして、我が弟子は、五蘊を厭離する。
厭離するなら離貪して、離貪すれば解脱する。
そして、解脱を果した者は、解脱智見に達する。」

『ああ、我が迷いの生涯は、既に終わった。
為すべきことを為して、清浄なる行を修めた。
もはや、私は、迷いの輪廻に嵌まることはない。』


Page Top | My Library Home