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蘊相応 第七十九章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、色を捉えて、色に捕らわれて、
この色は我であり、この色は常のものであり、
死後も変わらないと、人々は考えるようになる。」

「比丘達よ、受を捉えて、受に捕らわれて、
この受は我であり、この受は常のものであり、
死後も変わらないと、人々は考えるようになる。」

「比丘達よ、想を捉えて、想に捕らわれて、
この想は我であり、この想は常のものであり、
死後も変わらないと、人々は考えるようになる。」

「比丘達よ、行を捉えて、行に捕らわれて、
この行は我であり、この行は常のものであり、
死後も変わらないと、人々は考えるようになる。」

「比丘達よ、識を捉えて、識に捕らわれて、
この識は我であり、この識は常のものであり、
死後も変わらないと、人々は考えるようになる。」

「これを見て、比丘達は、五蘊を厭離する。
厭離するなら離貪して、離貪すれば解脱する。
そして、解脱を果した者は、解脱智見に達する。」

『ああ、我が迷いの生涯は、既に終わった。
為すべきことを為して、清浄なる行を修めた。
もはや、私は、迷いの輪廻に嵌まることはない。』


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