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蘊相応 第五十五章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、仏陀の教えを、認めない者は、
色の生滅を知らず、色の苦楽を知らないため、
出口が見とめられず、色を出離することがない。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、認めない者は、
受の生滅を知らず、受の苦楽を知らないため、
出口が見とめられず、受を出離することがない。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、認めない者は、
想の生滅を知らず、想の苦楽を知らないため、
出口が見とめられず、想を出離することがない。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、認めない者は、
行の生滅を知らず、行の苦楽を知らないため、
出口が見とめられず、行を出離することがない。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、認めない者は、
識の生滅を知らず、識の苦楽を知らないため、
出口が見とめられず、識を出離することがない。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、見とめる者は、
色の生滅を見とめ、色の苦楽を見とめるため、
出口を見つけられて、色を出離できるのである。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、見とめる者は、
受の生滅を見とめ、色の苦楽を見とめるため、
出口を見つけられて、受を出離できるのである。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、見とめる者は、
想の生滅を見とめ、想の苦楽を見とめるため、
出口を見つけられて、想を出離できるのである。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、見とめる者は、
行の生滅を見とめ、行の苦楽を見とめるため、
出口を見つけられて、行を出離できるのである。」

「比丘達よ、仏陀の教えを、見とめる者は、
識の生滅を見とめ、識の苦楽を見とめるため、
出口を見つけられて、識を出離できるのである。」


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