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蘊相応 第四十三章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、バーラーナシーの、
イシパタナ・ミガダーヤに、止まられていた。
そして、五人の比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、色というものは、無我である。
色を我が物と思うならば、我が病と変わるが、
色を我が物と想わなければ、我が病に変らない。」

「比丘達よ、受というものは、無我である。
受を我が物と思うならば、我が病と変わるが、
受を我が物と想わなければ、我が病に変らない。」

「比丘達よ、想というものは、無我である。
想を我が物と思うならば、我が病と変わるが、
想を我が物と想わなければ、我が病に変らない。」

「比丘達よ、行というものは、無我である。
行を我が物と思うならば、我が病と変わるが、
行を我が物と想わなければ、我が病に変らない。」

「比丘達よ、識というものは、無我である。
識を我が物と思うならば、我が病と変わるが、
識を我が物と想わなければ、我が病に変らない。」

「比丘達よ、あらゆる色は、無常と言える。
無常ならば苦であり、苦であれば無我である。
それゆえ、厭離し、離貪して、色から解脱せよ。」

「比丘達よ、あらゆる受は、無常と言える。
無常ならば苦であり、苦であれば無我である。
それゆえ、厭離し、離貪して、受から解脱せよ。」

「比丘達よ、あらゆる想は、無常と言える。
無常ならば苦であり、苦であれば無我である。
それゆえ、厭離し、離貪して、想から解脱せよ。」

「比丘達よ、あらゆる行は、無常と言える。
無常ならば苦であり、苦であれば無我である。
それゆえ、厭離し、離貪して、行から解脱せよ。」

「比丘達よ、あらゆる識は、無常と言える。
無常ならば苦であり、苦であれば無我である。
それゆえ、厭離し、離貪して、識から解脱せよ。」

そして、五人の比丘は、諸々の煩悩を解脱した。


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