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蘊相応 第三十五章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、ラージャグリハの、
カランダカニヴァーパに、止まっておられた。
そして、ソーナに向かって、このように説いた。

「ソーナよ、色を見ず、色の生起を認めず、
色の滅尽を認めず、滅尽の道を認めない者は、
たとえ、婆羅門であろうと、婆羅門と言えない。」

「ソーナよ、受を見ず、受の生起を認めず、
受の滅尽を認めず、滅尽の道を認めない者は、
たとえ、婆羅門であろうと、婆羅門と言えない。」

「ソーナよ、想を見ず、想の生起を認めず、
想の滅尽を認めず、滅尽の道を認めない者は、
たとえ、婆羅門であろうと、婆羅門と言えない。」

「ソーナよ、行を見ず、行の生起を認めず、
行の滅尽を認めず、滅尽の道を認めない者は、
たとえ、婆羅門であろうと、婆羅門と言えない。」

「ソーナよ、識を見ず、識の生起を認めず、
識の滅尽を認めず、滅尽の道を認めない者は、
たとえ、婆羅門であろうと、婆羅門と言えない。」

「ソーナよ、色を見て、色の生起を認めて、
色の滅尽を認めて、滅尽の道を見とめる者は、
たとえ、婆羅門でなかろうと、婆羅門と言える。」

「ソーナよ、受を見て、受の生起を認めて、
受の滅尽を認めて、滅尽の道を見とめる者は、
たとえ、婆羅門でなかろうと、婆羅門と言える。」

「ソーナよ、想を見て、想の生起を認めて、
想の滅尽を認めて、滅尽の道を見とめる者は、
たとえ、婆羅門でなかろうと、婆羅門と言える。」

「ソーナよ、行を見て、行の生起を認めて、
行の滅尽を認めて、滅尽の道を見とめる者は、
たとえ、婆羅門でなかろうと、婆羅門と言える。」

「ソーナよ、識を見て、識の生起を認めて、
識の滅尽を認めて、滅尽の道を見とめる者は、
たとえ、婆羅門でなかろうと、婆羅門と言える。」


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