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蘊相応 第三十章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、苦の生起は、如何なるものか。
我が中に色があり、色の中に我があると見て、
色を我が物であると、邪まに考えることである。」

「比丘達よ、苦の生起は、如何なるものか。
我が中に受があり、受の中に我があると見て、
受を我が物であると、邪まに考えることである。」

「比丘達よ、苦の生起は、如何なるものか。
我が中に想があり、想の中に我があると見て、
想を我が物であると、邪まに考えることである。」

「比丘達よ、苦の生起は、如何なるものか。
我が中に行があり、行の中に我があると見て、
行を我が物であると、邪まに考えることである。」

「比丘達よ、苦の生起は、如何なるものか。
我が中に識があり、識の中に我があると見て、
識を我が物であると、邪まに考えることである。」

「比丘達よ、苦の滅尽は、如何なるものか。
我が中に色はなく、色の中に我はないと見て、
色を我が物でないと、正しく考えることである。」

「比丘達よ、苦の滅尽は、如何なるものか。
我が中に受はなく、受の中に我はないと見て、
受を我が物でないと、正しく考えることである。」

「比丘達よ、苦の滅尽は、如何なるものか。
我が中に想はなく、想の中に我はないと見て、
想を我が物でないと、正しく考えることである。」

「比丘達よ、苦の滅尽は、如何なるものか。
我が中に行はなく、行の中に我はないと見て、
行を我が物でないと、正しく考えることである。」

「比丘達よ、苦の滅尽は、如何なるものか。
我が中に識はなく、識の中に我はないと見て、
識を我が物でないと、正しく考えることである。」


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