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蘊相応 第二十五章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、自らのものに、在らざるもの。
汝らのために、成らざるものを、捨てなさい。
それでは、この非我のものは、如何なるものか。」

「比丘達よ、色とは、自らのものではない。
もし、汝らが、それを捨てることが出来れば、
それは、汝らの、利となり、そして、楽となる。」

「比丘達よ、受とは、自らのものではない。
もし、汝らが、それを捨てることが出来れば、
それは、汝らの、利となり、そして、楽となる。」

「比丘達よ、想とは、自らのものではない。
もし、汝らが、それを捨てることが出来れば、
それは、汝らの、利となり、そして、楽となる。」

「比丘達よ、行とは、自らのものではない。
もし、汝らが、それを捨てることが出来れば、
それは、汝らの、利となり、そして、楽となる。」

「比丘達よ、識とは、自らのものではない。
もし、汝らが、それを捨てることが出来れば、
それは、汝らの、利となり、そして、楽となる。」

「あたかも、彼の物を、彼が壊したとして、
他の人は、何も彼に、文句を言えないように、
五蘊が壊れたからとて、文句は言えないものだ。」

「それゆえ、比丘達よ、自らのものでない、
汝らのためにはならない、全ての蘊を捨てよ。
それは、汝らの、利となり、そして、楽となる。」


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