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蘊相応 第二章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「愚者は、色は我である、我は色を有する、
色の中に我があり、我の中に色があると考え、
移り変わる色を見て、心が苛まれることがある。」

「愚者は、受は我である、我は受を有する、
受の中に我があり、我の中に受があると考え、
移り変わる受を見て、心が苛まれることがある。」

「愚者は、想は我である、我は想を有する、
想の中に我があり、我の中に想があると考え、
移り変わる想を見て、心が苛まれることがある。」

「愚者は、行は我である、我は行を有する、
行の中に我があり、我の中に行があると考え、
移り変わる行を見て、心が苛まれることがある。」

「愚者は、識は我である、我は識を有する、
識の中に我があり、我の中に識があると考え、
移り変わる識を見て、心が苛まれることがある。」

「賢者は、色は我でない、我は色を有さず、
色の中に我はなく、我の中に色はないと考え、
移り変わる色を見て、心が苛まれることがない。」

「賢者は、受は我でない、我は受を有さず、
受の中に我はなく、我の中に受はないと考え、
移り変わる受を見て、心が苛まれることがない。」

「賢者は、想は我でない、我は想を有さず、
想の中に我はなく、我の中に想はないと考え、
移り変わる想を見て、心が苛まれることがない。」

「賢者は、行は我でない、我は行を有さず、
行の中に我はなく、我の中に行はないと考え、
移り変わる行を見て、心が苛まれることがない。」

「賢者は、識は我でない、我は識を有さず、
識の中に我はなく、我の中に識はないと考え、
移り変わる識を見て、心が苛まれることがない。」


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