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蘊相応 第十六章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、もし、色について良く知らず、
色を離れることなく、色を諦らめないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することは出来ない。」

「比丘達よ、もし、受について良く知らず、
受を離れることなく、受を諦らめないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することは出来ない。」

「比丘達よ、もし、想について良く知らず、
想を離れることなく、想を諦らめないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することは出来ない。」

「比丘達よ、もし、行について良く知らず、
行を離れることなく、行を諦らめないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することは出来ない。」

「比丘達よ、もし、識について良く知らず、
識を離れることなく、識を諦らめないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することは出来ない。」

「比丘達よ、もし、色について良く知って、
色に塗れることなく、色に囚われないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することが出来よう。」

「比丘達よ、もし、受について良く知って、
受に塗れることなく、受に囚われないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することが出来よう。」

「比丘達よ、もし、想について良く知って、
想に塗れることなく、想に囚われないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することが出来よう。」

「比丘達よ、もし、行について良く知って、
行に塗れることなく、行に囚われないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することが出来よう。」

「比丘達よ、もし、識について良く知って、
識に塗れることなく、識に囚われないならば、
誰であろうとも、苦を滅尽することが出来よう。」


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