My Library Home

蘊相応 第十四章

目次   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  32  33  34  35  36  37  38  39  40  41  42  43  44  45  46  47  48  49  50  51  52  53  54  55  56  57  58  59  60  61  62  63  64  65  66  67  68  69  70  71  72  73  74  75  76  77  78  79  80 

あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、囚われると、背負ってしまう、
重なり、重い荷物に変わる、五つの蘊がある。
それでは、この五つの荷とは、如何なるものか。

第一の荷は、身体の執着の集まり、色蘊である。
第二の荷は、感覚の執着の集まり、受蘊である。
第三の荷は、想念の執着の集まり、想蘊である。
第四の荷は、意志の執着の集まり、行蘊である。
第五の荷は、識別の執着の集まり、識蘊である。」

「それでは、どうして、負ってしまうのか。
比丘達よ、それは、三つの欲によるのである。
それは、つまり、性欲、生存欲、闘争欲である。」

こう説いて、仏陀は、このような詩句を唱えた。

「自らが喜んで、重い荷物を背負っている。
荷物は、負えば重くなり、捨てれば軽くなる。
一度でも、捨てた荷は、二度と、背負うなかれ。」


Page Top | My Library Home