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行生経(サンカールパッティ・スッタ)

仏教

希望による転生



目次

第一章 |  第二章 |  第三章

 

第一章

あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
刹帝利に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、刹帝利に生まれ変わる。」

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
婆羅門に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、婆羅門に生まれ変わる。」

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
四大王天に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、四大王天に生れ変わる。」

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
三十三天に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、三十三天に生れ変わる。」

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
夜摩天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、夜摩天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
兜率天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、兜率天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
楽変化天に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、楽変化天に生れ変わる。」

「比丘達よ、信を抱き、善業を重ねた者が、
他化自在天に生れ変ろうと、念じ続けるなら、
その身が壊れ死んだ後、他化自在天に生れ変る。」

 

第二章

「比丘達よ、慈の心を、無量に広げた者が、
梵衆天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、梵衆天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、慈の心を、無量に広げた者が、
梵輔天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、梵輔天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、慈の心を、無量に広げた者が、
大梵天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、大梵天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、悲の心を、無量に広げた者が、
少光天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、少光天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、悲の心を、無量に広げた者が、
無量光天に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、無量光天に生れ変わる。」

「比丘達よ、悲の心を、無量に広げた者が、
極光浄天に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、極光浄天に生れ変わる。」

「比丘達よ、喜の心を、無量に広げた者が、
少浄天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、少浄天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、喜の心を、無量に広げた者が、
無量浄天に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、無量浄天に生れ変わる。」

「比丘達よ、喜の心を、無量に広げた者が、
遍浄天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、遍浄天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
無雲天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、無雲天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
福生天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、福生天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
広果天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、広果天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
無煩天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、無煩天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
無熱天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、無熱天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
善現天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、善現天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
善現天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、善現天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
善見天に生まれ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、善見天に生まれ変わる。」

「比丘達よ、捨の心を、無量に広げた者が、
色究竟天に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、色究竟天に生れ変わる。」

 

第三章

「比丘達よ、徳を重ね、善悪を越えた者が、
空無辺処に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、空無辺処に生れ変わる。」

「比丘達よ、徳を重ね、善悪を越えた者が、
識無辺処に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、識無辺処に生れ変わる。」

「比丘達よ、徳を重ね、善悪を越えた者が、
無所有処に生れ変ろうと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、無所有処に生れ変わる。」

「比丘達よ、徳を重ね、善悪を越えた者が、
非想非非想処に生れ変ろうと、念じ続ければ、
その身が壊れ死んだ後、非想非非想処に生れる。」

「比丘達よ、空を悟り、智慧を具えた者が、
心と慧の解脱を得ようと、念じ続けるならば、
その身が壊れ死んだ後、二度と生まれ変らない。」

これを聞いた、諸々の比丘は、歓喜し実践した。


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