My Library Home

因縁相応 第四十六章

1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  32  33  34  35  36  37  38  39  40  41  42  43  44  45  46  47  48  49  50 



あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀に従っている高弟達は、
コーサンビーの、ゴーシタ園に止まっていた。
サヴィッタは、ムシーラに、このように尋ねた。

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
生により死があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
生により死があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
有により生があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
有により生があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
取により有があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
取により有があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
愛により取があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
愛により取があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
受により愛があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
受により愛があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
触により受があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
触により受があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
処により触があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
処により触があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
蘊により処があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
蘊により処があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
識により蘊があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
識により蘊があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
行により識があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
行により識があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
痴により行があると、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
痴により行があると、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
生なくして死なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
生なくして死なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
有なくして生なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
有なくして生なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
取なくして有なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
取なくして有なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
愛なくして取なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
愛なくして取なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
受なくして愛なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
受なくして愛なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
触なくして受なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
触なくして受なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
処なくして触なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
処なくして触なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
蘊なくして処なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
蘊なくして処なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
識なくして蘊なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
識なくして蘊なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
行なくして識なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
行なくして識なしと、このような見解があると。」

「君は、信仰でもなければ、伝聞でもない、
君自身の見解から、このように断言できるか。
痴なくして行なしと、このような見解があるか。」

「友よ、信仰でもなければ、伝聞でもない、
私自身の見解から、このように断言できよう。
痴なくして行なしと、このような見解があると。」

「友、ムシーラよ、君こそ阿羅漢であろう。
君こそ、煩悩を断ち尽した者と言えるだろう。」
「友、サヴィッタよ、それは、言い過ぎである。」

「私は、井戸に水があることを知るだけで、
まだ、井戸の水を汲み上げることが出来ない。
つまり、まだ、私は、阿羅漢には至っていない。」

サヴィッタは、ムシーラを賢者であると称えた。


Page Top | My Library Home