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因縁相応 第十三章

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あるとき、わたしは、このように聞いた。

ある日のこと、仏陀は、サーヴァッティの、
ジェータ林にある、アナータピンディカ園で、
集まって来た、比丘衆に、このように説かれた。

「比丘達よ、愚者にしても、賢者にしても、
身体を以って、六識を有して、苦楽を味わう。
それでは、愚者と賢者の違いは、何であろうか。」

「比丘達よ、愚か者は、渇愛で身が生じて、
無明に覆われ、決して渇愛が尽きる事がない。
彼らは、聖なる行を修めず、苦悩を滅尽しない。」

「比丘達よ、賢い者は、渇愛で身が生じて、
智慧が生じて、いずれ渇愛が尽きる事がある。
彼らは、聖なる行を修めて、苦悩から解脱する。」

「比丘達よ、賢い者と、愚か者の違いとは、
聖なる行を修めるか、聖なる行を修めないか。
苦悩を越えるのか、苦悩を越えないか、である。」


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