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大地震発生時の鉄則9ケ条

溝上恵

徹底検証「東京直下大地震」より。小学館文庫 2001年。



第1条 地震だ!火を消せ! グラッときたらまず火の始末を。
 大地震の火災では道路が寸断され、消防車による消火は期待できない。
 地震の犠牲者の多くは焼死によるもので、火の始末が大きな災害を防ぐことになる。

第2条 次に安全確保を。わが身と家族の安全を確保しょう。
 地震は長くても1~2分。火を消したら素早く机やテーブルの下に潜って落下物や倒れてくる家具から身を守る。自分のおかれた状況に応じて、最も安全な場所に移動する。

第3条 慌てて外に飛び出さない! 屋外はけして安全でない。
 地震の時には屋内も安全ではないが、屋外のほうがガラスや看板、自動販売機など倒壊物・落下物の危険が高く、慌てて動きまわると思わぬ大惨事になる可能性が高い。

第4条 出口の確保を! 建物に閉じ込められないように。
 激しい揺れで建物がゆがむとドアが開けられなくなることがある。特に、マンションやアパートでは、通常出入り口は一つしかない。まずは戸を開けて出口の確保をする。

第5条 周囲の危険に注意を払う。 危険なものから身を避けよう。
 屋外ではブロック塀や門柱など、実に危険物が多い。倒壊物・落下物に注意!

第6条 自動車は左に寄せて停車。 規制区域では運転禁止。
 自動車を運転中に大地震が発生したら、まわりの交通に注意して道路の左側に停車する。道路の中央は必ず空けること。

第7条 山崩れ・崖崩れ・津波に注意。
 急傾斜地では地滑り、海岸地帯では津波の危険が待ち受けていることもある。

第8条 避難は徒歩で、持ち物は最小限に。
避難する際も、揺れが収まってから自動車で移動することは極力避ける。都心部では全面的通行が制限されるほか、各地で発生した事故で大渋滞が予想される。

第9条 デマに注意! 正しい情報で動くこと。
 大災害が起こると、心理的動揺からデマや流言が発生しやすいといわれている。


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