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鬱病になった俺に言った親父の一言

2ch



13 名前: 1 [sage] 投稿日: 2006/09/01(金) 18:22:26 ID:mSRda9tW
スレ立てついでにちょっと失礼しますよ。
3年位前、結婚して子供も産まれて、俺は家族を幸せにしようと、良い夫良い父親に
なろうと日夜仕事に明け暮れ、たまの休日には育児にいそしみ、決して家族には疲れた
顔を見せないように頑張っていた。
ストレスなど感じる暇も無かった。

だが、ある日突然激しい動悸、めまいに襲われた。会社に行っても仕事にならず
人との会話さえ上手く出来なくなってしまった。
何でも完璧にこなそうと思っていたが、所詮俺には無理だったようだ。

鬱病だった。知らず知らずのうちに全てを抱え込み、溜め込んでいた。
子供がまだ小さく、育児も大変な時期だったので共倒れにならないように
妻子は実家へ避難させた。

俺はしばらく自宅で療養することになった。
14 名前: 1 [sage] 投稿日: 2006/09/01(金) 18:40:42 ID:mSRda9tW
しばらくして、少し良くなってきた頃に突然俺の家族(父・母・姉)が
家に押しかけて来た。
病気になってから顔を合わすのはそれが初めてだった。

俺の家族は、病気の事には一切触れずに他愛の無い話をして
夕飯はみんなで焼肉をして食べた。
そして、何事も無かったように帰って行った。

一旦、家族が帰る車のエンジン音がした後、何故か親父が戻ってきた。
そして俺に言った。
「焦るな。ゆっくり治せ。俺もお前も社会に出て家族を持った。」
「親子でもあり、戦友でもある。俺にはお前の気持ちが分かる。」
今までに見たことも無い優しい目で俺に言った。

自然に振舞って帰って行った家族の気持ち。
親父の一言。

車のエンジンが遠のいて行くにつれ、泣けてきた。
正直、親父がカッコ良く、とてつもなく大きく見えた。

今の俺の目標は親父の様になることだ。
そうすれば家族を幸せにできると思う。
俺が親父の息子で幸せだと、今思えるからだ。

思い出す度、あの時が親父を一人の男として初めて見た瞬間だった気がする。

長文スマソ。


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