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施設に住む祖母の元を訪れた

2ch



478 名前:彼氏いない歴774年[sage] 投稿日:2009/03/05(木) 04:48:42 ID:MW2c6iiI
何か唐突な思い出したので、祖母の話を。長くなります。
母方の祖母は旦那(祖父)を早くに亡くして田舎でずっと一人暮らしだったが、
昔ウチの両親が共働きだった時に私と兄が小学校に上がるまで一緒に暮らしてた。
田舎はかなり遠いので、学校に通いだしてからは数年に一度ぐらいしか会えなかったが
かなりのおばあちゃん子だった私に会うと、祖母も笑顔で甘やかしてくれた。
しばらくして母が大病の後遺症で体を悪くし、田舎にもなかなか帰れなくなった。
そのうち祖母も少しずつ痴呆が始まり、一人暮らしが不可能になり施設に移った。
母の体調が落ち着いて来た時に初めて施設に住む祖母の元を訪れた。
痴呆の進んだ祖母は自分の娘である母を見てもピンとこないらしく少し怯えた様子だった。
私は、忘れられてるだろうという覚悟で小さく自分の名前を告げた。
その途端、祖母ははっきりと私の名前を呼び手を取って近くに引き寄せた。
祖母の膝に顔を埋めて号泣する私を「〇ちゃんは泣き虫ねぇ」と優しい笑った。
急に記憶を取り戻したように祖母は母の名前を思い出し、昔の話をしはじめた。
その間もずっと小さな手で私の手を離さなかった。


今年は兄夫婦と一緒に会いに行きます。おばあちゃんにとって曾孫が生まれたんだよ。 
私の花嫁姿はいつになるか全く予定もないけど、それまで長生きしてください。


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