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ばあさまの日記

2ch



283 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:02/03/27(水) 03:31 ID:bLs6IMCY [1/2]
以前、父方の田舎に帰ったときのこと。もうじいさまは既に他界してばあさま一人で
住んでる、四国の田舎。色々あって仕事をやめてくたびれ果てて帰省した。
ばあさまが一冊のノートを持ってきた。とても、古いノート。筆で「○○(漏れの名前)」
それは、漏れが生まれる少し前から生まれて幼稚園に通うまでの、ばあさまの日記だった。
漏れが生まれた日は記録的な大雪だったこと。
死んだ母方のじいさまは5メートルの長さの廊下に「孫が寒がるといかんから」と5つも
ストーブを置いて家中あっためようとしたこと。
死んだ父方のじいさまは大好きな酒を減らして赤ちゃん用品を山ほど買ったこと。
共働きの両親は片道2時間の実家に漏れを預けて毎日そこから出勤してたこと。
どうしても漏れの面倒を見きれないときは親戚が交代で面倒を見てくれていたこと。
漏れの将来について一晩中話し合ったこと。(学校の先生にしたかったらしい)

284 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:02/03/27(水) 03:32 ID:bLs6IMCY [2/2]
毎日欠かすことなく、ばあさまの日記は綴られていた。
・・・本日、一層寒く、爺は○○が風邪でもひかぬかと気が気でない様子。父は
爺はちと心配が過ぎる、己が酒量の心配でもしたが良いとたしなめており、それが面白いの
か○○がきゃっきゃと笑い・・・
ああ、俺こんなにも祝福されて生まれてきたんだ。皆の希望だったんだ。
日記を読むまで、気づかなかった。そう思ったら自分が情けなくて、うれしくて、
さびしくて、涙が止まらなかった。家族の大切さが4半世紀生きてきてようやく
わかった。もっとがんばろうって、素直に思った。
長文スマソ


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