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元カノが亡くなる前に俺に宛てた手紙

2ch



195 名前:名無しさん[] 投稿日:2008/11/01(土) 21:24:18
元カノを高校生の頃に病気で亡くした
亡くなって4度目の命日に,元カノの妹に告白された
そのタイミングはないだろ,ということ以前に,そういう対象で見てなかったから驚いた
でも,4年間全く前を見ようとしてなかったのもあって「お姉さんが忘れられない」と断った
その後も何度か告白されたが,やっぱり気持ちは変わらなかった

初めて心が動いたのが,ある雨の日だった
たまたま週末に実家(当時は地元を離れて一人暮らししてた)に帰ってたんだけど,それを彼女には伝えてなかった
彼女も同じ大学(の同じ学科)に入学したので,何度か部屋に来ることがあった
その日も特に何も思わずに部屋に来たんだと思う
でもインターホンを鳴らしても無反応(実家にいるんだから当然だが)
しかもタイミングが悪いことに携帯を部屋に置きっぱなしにしてて,そちらも連絡付かず
連絡手段を絶たれ,どうしたら良いか分からない彼女は,雨の中でずっと俺を待ち続けてた
そんなことは微塵も知らず,週明けに帰ってきた俺が見つけた時,彼女の体はずぶぬれで冷え切っていた
それにも関らず,俺の顔を見るなり「また大切な人を失ったかと思った」と言って笑顔を見せた
その時に初めて彼女のことを抱きしめた

それからしばらくして,元カノが亡くなる前に俺に宛てた手紙を探しだした
亡くなってしばらくしてから彼女(妹)から受け取ったもので,「新しい彼女ができたら開けてって」と言われてた
そんなこと考えられるとは思ってなかったからすっかり存在を忘れてたけど,元カノの手紙を読めば何かが変わると思って封を切った
そこには俺と付き合ってた頃の思い出が書き連ねられていて,最後にお願いごとが書かれてた

あなたの彼女,私の妹,○○のことをよろしくお願いします
私の分も幸せにしてあげてね
あの子は必ず応えてくれるから

その手紙が最後のひと押しになったのかは分からないけど,しばらくしてから彼女と付き合うようになった
あとで聞いた話だが,元カノと付き合って頃は,もともと人見知りなのと,大好きな姉を取られるから,俺のことはどちらかというと嫌いだったらしい
今では立派に妻として,母親として俺や娘のそばにいてくれている


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