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私のかっこ悪い彼氏の話

2ch



15 名前:10  sage 投稿日:05/01/23(日) 21:21:45 ID:sghq72gI0
それは、私のかっこ悪い彼氏の話です。

彼と私は、よく電車を利用してました。
私たちの乗る駅は、始発なので比較的空いてたのですが、
都心に近づくと、だんだん混むというのがいつものパターンでした。
私の彼は、目の前に、お年よりや、疲れた人をみると必ず席を譲ってました。
ときには、譲った人に、怒られたりもしました。
ですから、彼は席を譲るときは、黙って席を立ってました。

時には、彼が、席を譲ったおばあちゃんに、
「若いのに優しいね。ありがとう。」っていわれてそのあと、少し話をしました。
おばあちゃんの話は、孫がなかなかきてくれなくって・・・っていう
ほんとうにささやかな話で、私たちはすぐに忘れていました。

17 名前:10  sage 投稿日:05/01/23(日) 21:22:37 ID:sghq72gI0
ある日彼は、足を怪我しました。
ぜんぜんたいした怪我ではなかったけれど、ギブスして、松葉杖をついてました。
彼はなんだか恥ずかしいなぁって、照れてました。
病院の帰りに、いつもの電車にのったのですが、席は空いてませんでした。
すぐに、近くの若者が席をすっと立って譲ってくれました。

そのときです。
「私が席を譲るから、あんな座りなさい。」っと、
それは、いぜん席をゆずった、おばあちゃんでした。
彼は、ぼーっと立ってたんだけど。
「こんな形で、逢えてうれしいよ。さぁ座りなさい。」って
もう、彼はなんだか、勝手に感動しちゃって座りながら泣いてました。
もう、ほんとかっこわるかった。

以上、感動して泣いた話です。


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