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バスをタクシー代わりにしようとする女

2ch



459 :おさかなくわえた名無しさん:2011/06/01(水) 10:45:32.05 ID:L+zIO9Cx

ずいぶん前の話だが、帰宅中のバスでたまたま、
運転手のすぐ後ろの席に乗って小説を読んでいたら、
ババァが運転手の横にやってきてた、そして
「私の家は次のバス停から少し言った先を右に曲がって、
10Mくらいだから、そこまでいってちょうだい」
と、に要求していた。
当然却下されたが、しつこく食い下がって、うるさかったし
聞くに堪えなかったので、「うるせーな、嫌ならタクシー使え!」
とつい、言ってしまった。

ババァは俺に向き直って睨みつけ、言い返そうとしたが、
バス停についてしまったので、
「なによケチね、会社に訴えてやるから!」
と捨て台詞を吐いてババァは降りていった。

すげ―奴がいるなぁと思いながら、読みかけの小説に眼をもどすと
運転手さんがボソリつぶやいた。

「あのおばさんね、毎回、家まで送れと言って来て困ってるんですよ
バス停も毎回すこしずつ家に近い方にずらしてるんですよね・・・。
すぐにもとの位置に戻してますけどね・・・ハハハ」

力なく笑う運転手さんの背中に哀愁を感じた出来事だった。


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