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中学2年12月10日の俺へ

作者不詳

2ch



中学2年12月10日の俺へ

お前さ、今、原因不明のけいれん発作に悩んでるだろ、誰にも相談せずにさ。
けいれんの時の顔が「変な顔」とかもっとひどい言葉で罵られていじめられてるだろ。
病気といじめで悩んで、この日もかなりいじめられて帰ってきたんだよな。
それで、包丁持ち出して手首切ろうとしてるだろ。ホント辞めろ、頼むから。
お前度胸ないしさ、軽傷で終わるけど母さん泣かせるんだから。さらに父さんに殴られるから。

病気に効く薬、ちゃんとあるからな。いろんな病院行って2年後にそれ飲んだとき感動するよ。
お前、街中でいきなり大声でよっしゃーとか言ってガッツポーズする。でも恥ずかしいからやめておけ。
それでお前は大学入学の頃、化学を勉強して薬を作るのを一生の仕事にしようと思うわけだ。

お前の病気は完治しないんだけどさ、でもお陰で学んだことたくさんある。
死んじまったらなんにもできねぇんだ。
お前なんかよりきつい立場にいる奴いっぱいいるよ。
でも、お前の手足は薬飲んでりゃまともに動くから!

お前の切ろうとしてるその左手で、俺は新しい薬作ろうとしてんだ。
何か新しい薬作って誰かをよっしゃーって叫ばせてやろうぜ!
街中でガッツポーズとらせてやれ!ついでに恥ずかしい思いさせてやれ!
いいか、包丁は持ち出すんじゃない、それはお前の手首切るための道具じゃない。
その包丁で母さんに明日の朝飯と弁当作ってもらえ、いいな!


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